バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【#MTG】『1Tixモダン』プレイレポートその2【虚無フォーマット】

やあ、バーチャルVtuberの豆猫さんだよ。

電子版マジックを遊べるゲームMO(マジック・オンライン)では既にモダンホライゾン2の新カードがぞくぞく登場している。

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我々「1Tixモダンの会」は「あと2週間くらいして価格が落ち着いたら、また1ドルモダンで遊ぼうか」などと言っていた掌を変身させて、早くも1Tixモダンの会を開いた。

 

今回はそんな「モダンホライゾン2発売初期環境」での新たな1Tixモダン環境のデッキを見て言ってほしい。

 

既存デッキの強化

 

まずは大きな強化パーツを手に入れた既存のデッキを見ていこう。

モダンホライゾン2で大きく強化されたデッキとして私が真っ先に挙げたいのは【青赤アーティファクトデッキだ。

 

このデッキは青にたまに存在する「アーティファクトをクリーチャー化する呪文」によって「破壊不能アーティファクト土地」を起こし破壊不能のクリーチャーとして戦闘を行わせつつ、赤に存在するアーティファクトと噛み合うカードを組み合わせてライフを詰めるデッキだった。

 

モダンホライゾン2前までは主に《ダークスティールの城塞》を生物化させて戦ってきたデッキだが、いくつかの欠点を抱えていた。

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その欠点とは「コンボパーツの足りなさ・貧弱さ」「面での圧力不足」「色基盤の不安定さ」の3つだ。これらの欠点を克服するために生まれてきたような2枚のカードを紹介しよう。

 

《銀色険の橋》と《いざ動け》だ。

 

《銀色険の橋》の登場により今までデッキに4枚しか存在しなかった破壊不能アーティファクト土地の枚数は2倍になった。

 

また《いざ動け》は3マナの《命の吹き込み》より軽い2マナのコンボパーツだ。

この2枚は欠点その1を見事に解決した。

 

ではふたつ目の欠点である面制圧力はどうだろう?

1枚のカードで複数のアーティファクトをクリーチャー化させる新規カードはあるだろうか?

《いざ動け》の後半のテキストにご注目。

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マナの溜まった終盤にはこのカードはアーティファクトたちを一斉蜂起させる切札となる。

 

最後の欠点は色の安定性だったね。

《銀色険の橋》からは青赤の2色のマナが出るとも。

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このデッキは新カードプール追加時に一時解禁された《ウルザの塔》と《精霊龍、ウギン》を使ったトロンデッキに対して非常に相性が良いのも強みだろう。

赤い土地破壊カードを使い互いの土地を破壊しながら図々しくも破壊不能で自分だけ耐える動きはウルザトロンに対して非常に効果的だ。

 

クリーチャー化したアーティファクト土地は無色の破壊不能であるため《精霊龍、ウギン》の着地を許しても除去されることはない。

 

【青赤アーティファクトはモダンホライゾン2環境でより強くなったアーキタイプだと断言できる。

 

他に強化されたデッキにはどんなものがあるだろうか?

 

興味深いアーキタイプ【黒緑プレインズウォーカー】だろう。

 

このアーキタイプは「カード価格の旬」を逃したプレインズウォーカーに注目する。

マナコストが重ためになる5〜6マナのプレインズウォーカーはモダンでは活躍の場を作りづらく、スタンダード落ちすると価格が一気に落ちる。

そうした安価なプレインズウォーカー・カードを大量に積んで戦うのが【黒緑プレインズウォーカー】だった。

 

このデッキがモダンホライゾン2で得た新戦力が《獅子のカルス》だ。

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この伝説のクリーチャーはプレインズウォーカーを続々と供給する能力を与えられている。

コストも4マナとデッキ内のプレインズウォーカーに比べてやや軽い部類に入る。

プレインズウォーカーの先駆けとして戦場において相手のプレインズウォーカーへの攻撃を止める盾であり、戦線維持のための補給基盤となる強力なカードだ。

 

気になるのは値段だが、その価格驚きの0.007 Tix !

デッキコストを圧迫することなく複数枚投入ができる《獅子のカルス》は【黒緑プレインズウォーカー】を「安くなった強そうなカードの束」から「シナジーを持ったデッキ」に押し上げるまさに革命的な一枚だったと言えるだろう。

 

ここまで紹介したデッキは基本の形を変えずにモダンホライゾン2での恩恵を受けたものだった。

 

生まれ変わったデッキ

 

次はモダンホライゾン2を境に大きく形を変えたデッキを見てみよう。

 

【白黒ゾンビラリー】→【シャンブラー・ボンバードメント】

 

元々は《むら気な召使い》を筆頭とする白黒の多色ゾンビ・デッキだった。

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デッキのメインギミックは《先祖の結集》によるゾンビの大量復活。

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復活時に《むら気な召使い》でダメージを与えつつ、次のアップキープを迎えて追放される前に《屍肉喰らい》に食わせてサイズに変換する…というモダンホライゾン1のゾンビデッキだった。

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(《屍肉喰らい》はモダン範囲外の旧枠カードであったがモダンホライゾンでモダン入りしたのだ。)

 

このデッキのビルダーがモダンホライゾン2の発売後にチューニングして生まれたのが【シャンブラー・ボンバードメント】だ。

 

シャンブラーというデッキ名が示すのはモダンホライゾン2の《巣のシャンブラー》というゾンビだ。

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パワー修正をシャンブラーに与えて《屍肉喰らい》でシャンブラーを生贄に捧げる。

これにより複数のトークンを生み出し、それらも《屍肉喰らい》の生贄とする。

 

さらに赤を加えたことにより生贄ギミックに《屍肉喰らい》だけでなく《ゴブリンの砲撃》を採用しているのが大きな変化である。

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《ゴブリンの砲撃》は《屍肉喰らい》同様にモダン範囲外の旧枠カードであったがモダンホライゾン2で新たな戦力としてモダンに加わった。

 

相手のライフを押し込む今までのコンボデッキとしての攻め方だけでなく、時に盤面のクリーチャーを焼き殺して相手の動きに干渉できる手段を手に入れたことでコントロールよりの動きも可能となった。

 

名前こそ「ゴブリン」だが、これとシャンブラーの2枚は既存のソンビデッキへ変革をもたらす強力なゾンビアーキタイプ向けのカードであった。

《ゴブリンの砲撃》の英語名「ゴブリン・ボンバードメント」から取ってこのデッキを【シャンブラー・ボンバードメント】と名付けよう。

 

新たな部族アーキタイプ

 

さて、ガラリとデッキの中身が変わったとはいえゾンビデッキもいわば既存のデッキ。

モダンホライゾン2の影響力はその程度だろうか?

 

いいや、そんなことはない!

 

モダンホライゾン2はこれまで存在していなかった新しいアーキタイプを連れてきた。

今回はその中から部族デッキを2つ紹介しよう。

 

 

【紙束リス】

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新たなる部族デッキの登場に祝福を!

私はリスの熱心なファンでありモダンホライゾン2で大量にリス・カードが登場したことを嬉しく思っている。

新環境で最初に組み上げたのはこのリスのデッキだった。

 

いや「デッキ」を名乗るのもおこがましいだろう。何せモダンホライゾンシリーズで収録されたリス関連カードなどを雑多に詰め込んだ「電子の紙束」なのだから。

 

これはカジュアルなデッキとして楽しむだけのもの。1ドルモダンの「環境デッキ」はもう少し真面目なデッキで目指そう。

 

そう考えて投入した「紙束」だったが…案外強かったんだな。これが

 

モダンホライゾン2では「リス」はテーマのひとつとして扱われ「リミテッド用」のリスをたくさん手に入れた。

これらを複数枚積んだ【紙束リス】は「めちゃくちゃ強いリミテッド用のデッキ」のようなものであり低価格帯のカードを用いる1Tixモダンでは十分にゲームを行えるデッキパワーを秘めていた。

 

先述のゾンビ部族デッキを考案したビルダーいわく「リスの部族カードは半端なゾンビ部族カードより絶対強い」とのこと。

リスはまだ枚数こそゾンビに遠く及ばないが、質がいい少数精鋭の部族だと言えるそうだ。

今後のデッキ強化にも期待したいところだね。

 

もう1つ部族デッキを紹介しよう。

エスパー・カラーのスリヴァー部族だ。

 

おいおい、スリヴァー部族のビートダウンデッキならモダンホライゾン1の時に既に【ナヤ・スリヴァー】がいただろうと思う人もいるかもしれない。

 

ガラッとデッキの色を変えたとしてもそれは【シャンブラー・ボンバードメント】のように既存デッキの派生とみなすべきなんじゃないか?

そう思うかもしれない。しかしこのデッキはスリヴァー・デッキの派生ではなく独立した系統樹から生まれたデッキなのだ。

【優雅コントロール】改め【スリヴァー・コン】となったデッキの来歴を紹介しよう。

 

まずデッキの核となるのは《永久の優雅》というモダンホライゾン2の新顔だ。

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毎ターン墓地から1マナのクリーチャーを釣り上げるエンチャントと自身を生贄に何か何か凄い事をする1マナのクリーチャーとを組み合わせてアドバンテージを取るデッキを構想したビルダーがいた。

 

彼は様々な「強力な1マナクリーチャー」をデッキに入れようとして1ドルという価格の壁に阻まれた。

 

そんな中で値段の割に強力だったのが《心鞭スリヴァー》だったという。

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このスリヴァーに勝るとも劣らないカードを探したが低価格帯で使えそうな手頃なカードは見つからなかった。

そんな折、デッキビルダーはこれがスリヴァーであることに目をつけた。

こいつはスリヴァーなので他のスリヴァーにも能力を共有できる。

いや、それだけではない。他のスリヴァーから能力を得ることもできる。

 

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《壊死スリヴァー》の「生贄にして万能破壊を行える能力」をコピーした1マナのスリヴァーを毎ターン《永久の優雅》で供給したり《休眠スリヴァー》でドローしてアドバンテージを得たりとやりたい放題できるではないか!

 

こうして「1マナのクリーチャーを使い倒すデッキ」というコンセプトは「1マナのスリヴァーを使い倒す、ビートダウンではなく除去と手札破壊を行う部族系コントロールデッキ」として仕上がったのだ。

 

来たるデッキ、去るデッキ

 

新しいデッキの誕生と共に、消え去りゆくデッキもある。

今回は消えていった哀れなデッキを追悼して記事を締めくくろう。

 

【多相カウンタースペル】

 

《対抗呪文》という強力な呪文がモダンの外には存在する。

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あまりの強さからこれまでモダンへと渡されることはなく、「条件を満たすと対抗呪文になる」という類似品のみがモダンにはやってきていた。

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これらの類似品すべての条件を満たすために「多相」クリーチャーを採用したのが多相カウンタースペルである。

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しかし、時代は変わった。

モダンホライゾン2でついに《対抗呪文》はモダンへとやってきた。

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もう類似品を無理に使う必要はなくなったのだ。

【多相カウンタースペル】今までご苦労様。

 

それではまた次回、虚無フォーマットの深淵で会おう!

 

 

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【#MTG】統率者を最悪ゲームから徹底的に永遠に除去する。【銀枠EDH】

やあ、マイナーフォーマット好きのみんな。久しぶり、元気にしていたかな?

私は今週もマイナーフォーマットを楽しんだよ。今週発売のパック『モダンホライゾン2』はデッキ総額1ドルモダンを大きく変える多種多様なカードが存在する。

MOの価格変動が落ち着けば興味深い新環境が訪れそうだ。

私たち1Tixモダンの民は《精霊龍、ウギン》の一時的な禁止解除も視野に入れている。

 

そんなことはまあ、どうでもいい。

今回、私が話題にしたいマイナーフォーマットはそれではない。

銀枠EDHについての話がしたいのだ。

 

今日の今日まで我々のプレイグループではある一枚の除去のルール上の処理を誤っていた。

それに気づいた《おしゃれな泥棒、アコーネリア》使いのプレイヤーがコミュニティに話題を持ち込んだので彼の許可をもらい記事を書くことにする。

 

似たような間違いをしていたプレイヤーが正しい処理を知って「ギャグカード」が非常にパワフルな除去であることを学んでほしい。

 

我々が処理を間違えていたのは《AWOL》というカードだ。

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カード名の意味は無断欠勤。

牛乳パックの描かれたイラストが目を引くね。

    • アメリカでは行方不明者を探すために、牛乳パックに写真つきで捜索願が印刷されている。そのパロディ。

参考:AWOL - MTG Wiki

 

さて、今まで我々がこのカードをどうプレイしていたか「誤ったルール」を説明しよう。

 

統率者である《ドラゴンの校正者、イキ》が攻撃してきた。

殴られた《騎士フクロウ、ケイディアン卿》のプレイヤーはブロック・クリーチャー指定ステップに《AWOL》を唱えた。もちろん対象はドラゴンだ。

 

さて、ここで《AWOL》のルール文章を確認しよう。

攻撃しているクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。その後、それをゲームから取り除く。その後、最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域に置く。

参考:AWOL - MTG Wiki

 

このカードはまず追放し、その後で最悪ゲームから徹底的に永遠に除去する呪文だ。

このカードを処理するときに我々のグループではまず追放し、そしてそれを統率者領域においていた。

 

統率者戦(銀枠ではない方)のプレイヤーには馴染み深いであろう「統率者が追放される場合、それを統率領域への移動に変更できる」というルールの処理によるものだ。

 

これにより、統率者は徹底的に永遠に追放されることはなかった。

 

 

しかし、今日になって我々のプレイグループではこのルールが誤りであった…厳密には「ある時から、誤りになっていた」ということに気づいた。

 

そう、以前の銀枠EDHではこの挙動は誤ったものではなかったはずなのだ。

 

ことの変更は『基本セット2021』に伴う総合ルール更新である。

704.6d

 うーん、この新しい部屋。ペンキの匂いまでしてきます。ここであまりくつろぐつもりはありませんが、次に行く前に統率者戦の新しい状況起因処理があります。あなたの統率者が墓地や追放領域に行くなら、それを統率領域に動かす機会が1回あります。過去の置換効果は死亡や追放されることには適用されなくなり、あなたの統率者は死亡するようになりました。統率者戦の章にある903.9 も、この変更に合わせて更新されています。

参考:『基本セット2021』更新速報|マジック日本公式

 

この時のルール変更によって「統率者を追放領域に置くのは状況起因処理」だということになった。

 

ふむ、そうすると何が問題になるだろう。

改めて考えてみよう。

 

《AWOL》によって追放された統率者は追放領域に置かれる。

これを置換して統率領域へと逃す。

それはもう追放領域にないので最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域という長い名前の領域に置かれることはなかった。

 

ところが基本セット2021以降の銀枠EDHでは異なる。

 

追放された統率者を統率領域へと逃すのは「状況起因処理」ということに再定義されたからだ。

 

状況起因処理?

それが何の問題があるのだろう。

 

状況起因処理は基本的に「いつでもチェックされる」かのようにおもわれている。

しかし実際には少し違う。

状況起因処理は呪文や能力を処理した直後、次の処理に入る前にチェックされる。

言い換えれば「呪文の解決中」は状況起因処理が手を出せない聖域なのである。

 

AWOLの例に戻ろう。

 

《AWOL》によって追放された統率者は追放領域に置かれる。

これを置換して統率領域へと逃す…ことはできない。今はAWOLの解決中だからだ。

それはもう追放領域にないので最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域という長い名前の領域に置かれる。

 

さて、ここまで解決が進んだ後で状況起因処理が遅れてやってくる。

そして状況起因処理くんは追放領域と墓地をチェックしてそのどちらにも統率者がいないことをチェックする。

もう少し先に最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域があって、そこには統率者がいるのに、状況起因処理くんは引き返して他の項目のチェックに移る。

 

どうして!どうして最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域にいる僕のドラゴンを統率領域に戻してはくれないんだ!

 

まあ、当たり前のことなんだけど状況起因処理くんは黒枠世界の律儀なやつなので彼のチェックリストには最悪ゲームから徹底的に永遠に除去領域なんかのことは書いてないのだ。

 

この事実は私たちの銀枠解禁統率者戦プレイグループの中で波紋を呼んだ。

単に統率者を統率領域に戻すだけの除去として《AWOL》を使った時に「黒枠のカードか〜????」などと煽りあっていた楽しい時間は過ぎ去ったのだ。

 

《AWOL》はそのデザイン通りに統率者でさえも最悪ゲームから徹底的に永遠に除去できるカードとしての扱いを受けるようになった。

 

(同時に僕の中で《ドラゴンの校正者、イキ》の評価が落ちた。こいつの能力は攻撃時に誘発するため常に《AWOL》の危険に晒されるからだ。)

 

最後に似たような例として黒枠のEDHでも参考になる例を挙げておこう。

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《屍術淘汰》によって破壊された統率者は墓地に行くことを置換できずに、

それを唱えたプレイヤーの元に馳せ参じる。

 

それは変わらず統率者であり、生前に与えた統率者ダメージと転生先で与えた統率者ダメージは合計されることになる。

 

もし僕ら同様にAWOLを間違えて使っていたコミュニティがこの真実に気づきAWOLの評価を上方修正したなら嬉しいことだ。

 

さあ、私も自分の「軍医将軍統率者」デッキに《AWOL》を入れ直すことにしよう。

来週には銀枠解禁EDH会が待っている。モダンホライゾン2には銀枠EDHを大きく動かしそうなカードも少なくない。来週の銀枠EDH会が楽しみだよ!

 

ではまた次のマイナーフォーマット記事で会おう!

 

ルール系記事

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 変種フォーマット記事

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【映画感想】HOKUSAIは眼で語る

やあ、バーチャルVtuverの豆猫さんだよ。

今回は映画感想記事を書きます。

観てきた映画はこちら、

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『HOKUSAI』です。

 

まあ、タイトルの通り葛飾北斎を描いた映画でした。

この映画で特徴的だと思った表現は「眼」です。

 

役者さんの「眼」に注目して映画を見て欲しいんです。

 

「目は口ほどに物を言う」なんて言葉もあるように、何も言わずに眼を見るだけでも、人は時に感情に訴えてくるものを感じます。

 

この映画は「眼」の描写に非常に力を入れて撮られている。

私はそう感じました。

 

絵を見るものも眼なら、

絵を描く人が描くものを見るのも眼です。

 

そんな「眼」に多くのことを語らせセリフ以上の気持ちをそこからぐっと引き出す。

そういう画の切り方をするし、役者さんの芝居も眼だけで強く訴える芝居が多用されます。

 

この映画には嘘っぽい表現も多々見受けられるのでこれが「真実」ではなくドラマチックに修飾された映画なのだと思います。

 

それでもきっとギョロッとした北斎の眼は本物もこんな目つきだったんじゃないだろうかと思わせるリアルさがそこにはありました。

 

 

いや、多分監督とかがこの映画の感想・批評に求めているのは「表現規制VS葛飾北斎」みたいなところなんだとは思います。

 

でも、そういうありきたりな感想じゃなくてとにかく「眼」についての記事を書きたい。

そう思わせるだけの「目つき」「眼球」「まぶた」の芝居が『HOKUSAI』にはあった。

それだけはまず知って欲しいですね。

 

 

肝心の映画の内容としてはやっぱり「表現規制VS葛飾北斎」って感じで、章立てを分けながら青年期・壮年期・老齢期の北斎表現規制の壁と向き合ってく感じのテーマがベースにしいてある感じでした。

 

実際の葛飾北斎がこういう葛藤や戦いを行なっていたかは歴史に詳しくないのでわかりませんが、その辺はちょっと嘘くさく感じたので史実の北斎はそういう戦いをしていなかったんじゃないかとは素人目には思いましたが、何か歴史に裏打ちされてたりすると怖いからあまり語れない…

「老齢期に描いた生首の絵の逸話とか嘘くせ〜」って思ったのに本当に北斎が80代の時に描いた絵なんだから困るよなあ。

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もしかしたら映画は真実を語っているのかもしれない。わからん、何もわからん。

 

そもそも歴史に詳しくないので老年期の北斎の物語でキーとなる「柳亭種彦」なる人物のエピソードが実在するのか怪しいと思っていて…

 

ja.wikipedia.org

 

いや、実在の人じゃん。

それでも北斎の生首図が彼の念を描いたものっていう解釈は流石にオリジナル解釈だと思います。

 

ただそれが悪いとかじゃなくて、むしろ北斎の生涯を「編集」してドラマチックに仕立て上げて筋が通るものに映画をまとめるための解釈を挟みながら北斎の実際に描いた絵を挟んでくる構成はむしろ凄く整っていて、見ていて構成の仕方がうまいなあと唸らされました。

 

ギョロッとした眼球の演技が特徴的な 映画「HOKUSAI」、ぜひ見てください。

www.hokusai2020.com

 

 

 

映画感想記事

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【#MTG】『1tixモダン』プレイレポート【虚無フォーマット】

やあ!

虚無フォーマットの伝道者、豆猫さんだよ。

今回の記事では前回紹介した虚無フォーマットである『1tixモダン 』を実際に遊んだプレイレポートになる。

 

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1tixモダンの構築ルール概要は以下の通りだ。

・Magic Onlineでデッキ総額が1ドルに収まるように組む。

・いわゆる基本土地は0ドルとして扱うが氷雪基本土地や《荒地》などの特殊な基本土地についてはデッキ総額に含める必要がある。

 

この環境でそれぞれのプレイヤーが「したいこと」を持ち寄ってデッキをぶつけ合った。

通常のモダンでは通らなそうなロマンコンボや第一線で活躍できないマイナー部族デッキ。

それらは「強くない」が故に流通価格が安く、安いからこそ「そのデッキの主要なパーツ」をオールインしやすい。その分、汎用的に強いカードは入れづらいがそれは相手も同じ。

 

さあ、1ドルの電子の紙束をぶつけ合う交流会の様子を見ていこう。

 

まず最初に紹介するのはこのデッキ!

【5色ドラゴン】

このフォーマットに初挑戦する新人が組んだデッキが5色ドラゴンだ。

スタン落ちしたことで値下がった強力なレアや神話レアのドラゴンを《ドラゴンの接近》から叩きつけるデッキだ。

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(参考価格0.001tix)

 

このデッキが興味深いのはデッキの大半を激安かつ何枚入れてもいいという特殊効果を持つ《ドラゴンの接近》で埋めることで1ドルのリソースを土地に割いている点だろう。

基本土地無料のルールであえて基本土地の採用枚数を抑えて5色地形を大量にデッキに入れたチャレンジャブルな構成は初心者ながらよく頑張ったとおもう。

 

だが、初戦の相手が悪く彼の5色デッキはボコボコにされることになる。

 

その相手のデッキとは…

 

【熱病ランドコントロール

《熱病の幻視》をフィニッシャーとする土地妨害デッキだ。

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(参考価格:0.005tix)

 

互いにカードを引き、手札を多く抱える相手に罰を与えるエンチャントをデッキのメインとし、相手がドローしたカードを使えないように執拗に土地への妨害を繰り返す。

特に強力なのは《粉骨+砕身》

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(参考価格 0.002tix)

 

土地の詰まってる相手に対して事実上の2ターンスキップとして拘束し、熱病によるダメージを進める。

フィニッシャーを務めるのは《労苦+苦難》

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(参考価格 0.002tix)

 

融合能力によって両側を同時に唱えられるカードだ。

両側の対象を対戦相手にすることで「対戦相手は2点のライフを失い」「2枚引いた後、手札の枚数に等しいダメージを受ける」ことになる。

土地を妨害されて手札にカードを抱えた相手のライフを一気に持っていくことになるだろう。

 

だが、この土地妨害デッキに対して有利を取れるデッキも存在する。

 

 

【黒単信心吸血鬼】

黒単信心のファンが作ったこのデッキは《アスフォデルの灰色商人》を添えた吸血鬼ビートダウンだ。

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(参考価格0.001tix)

 

神話レアにちなみ『神話コモン』と称された《アスフォデルの灰色商人》はレアリティが最も低いコモンのカードながらも黒マナシンボルの濃いデッキでは強烈な切り札となる1枚だ。

 

吸血鬼には単体でも強力な黒のダブルシンボルカードが少なくない。

特に夜鷲シリーズは3つのキーワード能力を持ったパワフルなクリーチャーだ。

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(参考価格0.002tix)

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(参考価格0.14tix)

 

これらを戦場に並べ黒信心と吸血鬼のサポートカードでバックアップして戦うことになる。

吸血鬼らしく絆魂によるライフ回復があり《熱病の幻視》のようなバーンカードに強く、単色デッキであるため土地妨害にも強くでられる。

 

土地が沼だけであることは土地破壊対策だけでなく、デッキの4割近くが0ドルなので『高い』カードをデッキに入れられる利点でもある。

 

では【黒単信心吸血鬼】に勝てるデッキはどんなものがあるだろう?

 

実際に【黒単信心吸血鬼】に勝利したデッキのひとつ【青白ブリンク】を紹介しよう。

 

【青白ブリンク】

このデッキは「戦場に出た時〜」の誘発能力を持った青いクリーチャーを白のブリンク(=一瞬だけ追放しすぐに戦場に戻す)によって何度も使い倒してアドバンテージ差をつけて小粒なクリーチャーで戦っていく。

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(参考価格 0.07tix)

 

吸血鬼相手に活躍したのは《マーフォークのペテン師》のカード。

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(参考価格0.002tix)

 

吸血鬼の攻撃指定後に瞬速で出して3つのキーワード能力を消すことで小粒のクリーチャーと合わせた2体ブロックで処理することができるようにする。

 

青白ブリンクは2つの決め技を持つデッキだ。

1つ目は莫大なアドバンテージを得られる《熟考漂い》と《儚い存在》のコンボ。

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(参考価格 0.02tix)

 

《熟考漂い》は安いコストで唱えて使い捨てるか、重たく唱えてドローと飛行クリーチャーを得るかを選ぶカードだ。

これを想起コストで安く唱える。そして生贄に捧げる直前に《儚い存在》でブリンクさせる。

すると生贄に捧げることなく場に飛行クリーチャーが残るだけでなく、

戦場に出た時の2枚ドローが2回誘発して4枚ドローができる!

さらに《儚い存在》は次のターンにも反復で帰ってくるので更なる2ドロー!

2枚の手札から6ドロー、差し引き+4枚の手札が得られる。

 

もうひとつの決め技は《霧縛りの徒党》を使ったロックだ。

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(参考価格 0.03tix)

 

このフェアリーを相手のターンの初めに出すことで土地を全て寝かせて1ターン動きを封じられる。さらにこれをブリンクすれば追加のロックが行える。覇権の種として必要なフェアリーにも戦場に出た時に働く能力を持ったクリーチャーが多く、デッキの形を崩すことなく十分な数のフェアリーが取れるのだ。

 

このデッキが苦手とするのは戦場の小型クリーチャーを一掃する手段を持つ重めのコントロールか、コンボ始動までの隙を素早く叩くアグレッシブなデッキだ。

 

ではフェアリーの群れを押し流すことができるような大ぶりな全体除去を内蔵したカードをお見せしよう。

 

《精霊龍、ウギン》だ!

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(参考価格 1.42tix)

 

いや、1ドル超えてるやないかーい!

《精霊龍、ウギン》は非常に強力な神話レアカードであり当たり前のように1枚の価格が1ドルを超えている。

デッキ総額1ドルモダンでは使え無さそうだが…

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これはプロモ版の《精霊龍、ウギン》

参考価格は驚きの0.04tix。

実は《精霊龍、ウギン》は再録カードで以前の登場時にプロモ版が存在する。このプロモ版は流通量が多く価格が最新のウギンに比べて大幅に安い。

 

しかしウギンを出すためには8マナもかかる。その莫大なマナはどこから捻出するか…

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ウルザトロンがその助けとなる!

《ウルザの塔》《ウルザの魔力炉》《ウルザの鉱山》を揃えることで爆発的なマナを生み出すデッキはモダンやパウパーで見られる強力なアーキタイプだ。

1tixモダンでも構築可能だろうか?

 

f:id:omamesensei:20210603152548j:plain

(参考価格0.002tix)

 

こちらも流通量が多く安い価格で取引されるバージョンが存在しています。

結果的にウルザトロンは強力なデッキタイプでありながら1tixモダンでもデッキコストを圧迫せずにモダン通りの動きを行うことが容易となっているのが実情であり、このことは環境を捻じ曲げ多くのデッキを駆逐する結果となりました。

よって、《精霊龍、ウギン》と《ウルザの塔》は禁止となります。

(この決定は我々の小さなコミュニティで行われたものであり、あなたたちが遊ぶ場合に禁止を押し付けるものではない。押し付けるものではないが個人的には禁止をオススメする。)

 

さて、となると今度はアグロデッキが知りたいところ。

前のめりなアグロデッキはどのようなものが楽しめるだろう?

 

紹介したいデッキはこちら!

 

ナヤ・スリヴァー

ナヤは赤緑白の3色を表す。

スリヴァー種族全体に能力や強化を共有するスリヴァー・クリーチャーたちを使った前のめりなアーキタイプだ。

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(参考価格0.001tix)

 

《悪性スリヴァーなどの1マナのスリヴァーに《斬雲スリヴァー》で速攻と飛行を付与する。

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(参考価格0.05tix)

 

さらにパワーを上昇させる《筋力スリヴァー》などで打点を挙げて素早く敵を打ち倒す。

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(参考価格 0.001tix)

 

さて、主要なアーキタイプはいくつか出揃った気がする。

そうなるとフォーマット独自のアーキタイプも見て行きたくなる。

このフォーマットで見られるコンボを2つ紹介して記事を締めくくろう。

 

コンボその1をご覧あれ!

ダスクマントルクランク

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(参考価格 0.002tix)

 

《ダスクマントルのギルド魔導士》のひとつめの能力と《精神クランク》を組み合わせたデッキ破壊(?)コンボだ。

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(参考価格 0.03tix)

 

相互に条件を満たす2つの効果を組み合わせることで一瞬で相手を打ち倒すコンボデッキだ。

一度揃えばあっという間にゲームが終わる上に、どちらも2マナのカード。

手札に揃えば3ターン目には両方が場に揃うことも稀ではなく、

コストが同じなのでどちらも《交錯の混乱》の変性でサーチできる。

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(参考価格0.04tix)

 

このデッキへの対策として最初の方で紹介した【熱病ランドコントロール】では4円もする《削剥》をサイドボードには取っているほどだ。

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(参考価格 0.04tix)

 

【ダスクマントルクランク】が私たちのプレイ環境ではメタゲームの中で大きな地位を占めているのは間違いない。

(これは余談だが禁止されたウギントロンのデッキビルダーとダスクマントルクランクのビルダーは同じである。プレイグループの中ではプレイヤーを禁止しろという声も冗談混じりに上がっている)

 

もうひとつコンボデッキを紹介して記事を締めくくろう。

 

波及ネズミ

このコンボは最初に紹介した5色ドラゴンのように同名カードを複数入れられるカードである《ネズミの群棲》に大量の枠を割いてデッキコストを下げている。

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(参考価格 0.001tix)

 

このカードとコンボするのはこちら。

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(参考価格0.09tix)

 

波及4を与えるこのカードでデッキ内部のネズミたちを全て展開して圧倒的なパワーを得る面白コンボデッキだ。

興味深いことに実戦でこのデッキは前述の【ダスクマントルクランク】に勝った【熱病ランドコントロール】からマッチをもぎ取っている。

 

デッキに多めに入れられたマナを出すアーティファクトが土地妨害を受けずに動けることが勝因となった。

コンボとしての完成度で【ダスクマントルクランク】に劣りつつもデッキ構成とプレイヤーの手腕によって見事ライフをマイナス322点にした大量のネズミたちを褒め称えたい。

 

こうして虚無フォーマット1tixモダンは「無」から「有」よりのフォーマットになった気がする。

たが、我々はまだこのフォーマットを止める気はない。

近々、新パックであるモダンホライゾン 2の登場はこの環境に大きく影響するだろう。

相互互換カードの登場で価格が下がり1tixモダン入りする強力なカードが出てくる可能性、新カードで強化される可能性、あるいはその新カードが通常のモダンで人気になり価格的に組み込めない可能性。

 

多くの可能性がこの先に待ち受けている。モダンホライゾン2発売後、しばらくして価格が落ち着いたらまたこのフォーマットで遊びたい。

その時はまた記事にすると思うのでよろしく!

モダンホライゾン 2を楽しみに待とう。

 

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【#MTG】デッキ総額1ドル・モダン 【虚無フォーマット】

やあ、久しぶりの虚無フォーマット記事だ。

今回みんなに知ってもらいたいフォーマットは『1tix モダン 』だ!

 

このフォーマットはMO(マジック・オンライン)と言う公式の電子MTGゲームで行う。

電子ゲーム版のMTGといえば、すっかりMTGアリーナにイメージを持っていかれているがMOにはアリーナにはないいくつもの利点(といくつものバグ )がある。

 

1tixモダン について知るためにはまずMOのカード資産経済がどうなっているかを知る必要がある。

 

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これがMOの「イベントチケット」だ。

運営に1ドル払うことで1枚買うことができる。このチケットを消費してプレイヤーは有料イベントに参加できる。

 

MOではこのチケットを疑似通貨としてマジックのカードが取引される。

MOにはアリーナと違ってプレイヤー間のトレード機能が付いている。そしてカードだけでなくこのチケットも物々交換のアイテムとして取引することができる。

 

察しの言い方はわかったと思うが、

つまりチケットにはイベントに参加するための使用法以外に「1ドル紙幣」のような役割があるのだ。

 

もしショップで2ドルするカードを買おうとするならあなたはショップに対してチケット2枚と2ドルのカードの交換を申し込めばいい。

 

MOではこうした取引のためのbotが複数稼働していて安定した取引を行ってくれている。

 

きちんとしたbotは「いくら払っているか」も管理してくれる。

例えば君が0.5ドルのカードを買いたい時、1ドル分のチケットとその0.5ドルのカードを交換する。

後日、君が別の0.3ドルのカードを買おうとして同じbotを利用すると

「前に0.5多くもらってるので、タダであげるよ。残高は0.2チケット」というメッセージをくれてトレードが完了するのだ。

 

このシステムによりカードには1ドルよりも低い値がつくことがある。

 

ここでMTGのカードには上位互換と下位互換があることを思い出して欲しい。

《稲妻》と《ショック》は似たようなカードだが素人が見ても《稲妻》の方が強いとわかるはずだ。

今調べたところ私がよく使うトレードbotでは《稲妻》の最安値は0.14tix、つまり0.14ドル相当である。

 

一方で《ショック》の最安値は0.001tix、なんと稲妻の140分の1という低価格で取引されている。

 

こうした極端に安いカードを買うことによって60枚デッキの総額を1ドル以内にまとめることができる。

 

もうお分かりいただけただろう。

虚無のフォーマット『1tixモダン 』とはデッキ総額が(サイドボード込みで)1ドル以下となるように組まれた低予算デッキでの対戦を行うフォーマットなのだ。

 

(基本土地5種は無料で使えるが、荒地や氷雪基本土地などはデッキコストに含まれるものとする)

 

このフォーマットでは通常のモダンでは「力不足」であるカードたちにも「安い」という理由で光が当たる。

また全体のパワーレベルが独自のものとなることによって普段はスポットの当たらないようなカードが活躍することがある。

 

このモダン フォーマットの変種ルールで騙されたと思ってデッキを組んで友人と対戦してみて欲しい。

なにせつまらなくても1ドルの損で済むのだ。どうせならやってみるのがいい。

 

さて、参考に自分が組んでいるデッキの動きを紹介しよう。

 

【1tixはさみランデス

 

このデッキの要素は大きく分けて2種類。速攻でゲームを終わらせようとするプランと、それをサポートするために相手の動きを止める土地破壊プランだ。

 

①はさみ親和

昔のスタンダードにはさみ親和というデッキが存在した。

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(参考価格:0.002tix)

 

0マナのアーティファクトに《アーティファクトの魂込め》を張ることで2ターン目から5/5のクリーチャーが襲ってくるコンボ寄りのビートダウンデッキだ。

 

このデッキでもそのギミックを引き継いでいる。

 

その当時のスタンダードになく現代モダンに存在し(そして一般的なモダンでは使われないカードとして)《動かすフェアリー》が存在する。

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(参考価格:0.002tix)

 

このカードはソーサリー呪文《命の吹き込み》として使うこともでき、追加の《アーティファクトの魂込め》として働く。

 

これらで《ダークスティールの城塞》などを破壊不能のクリーチャーとして運用するのがこのデッキの勝ち筋となっている。

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(参考価格 0.005tix)

 

このデッキのもうひとつの要素は分割カードを中心とした相手の妨害である。

f:id:omamesensei:20210601143841p:plain

(参考価格 0.04tix)

 

《爆裂+破綻》の爆裂は互いの土地を1枚破壊する。これで《ダークスティールの城塞》を対象にとればこちらは破壊されることなく一方的に土地破壊ができる。

 

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(参考価格 0.03tix)

幽霊街はこの環境でよく使われるデメリット付きの多色土地相手に強いだけでなくそれらを使えない自分の土地基盤を安定させてくれる。

破壊不能の《ダークスティールの城塞》を対象に撃つことで赤と青好きな方のマナを確保できるのだ。

 

盤面構築後に蓋をする役割を担うのは《粉骨+砕身》というまず普通のモダンでは見ないタイプのカードだ。

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(参考価格0.002tix)

 

破壊された土地基盤で追加の《粉骨 》の3マナを支払えるデッキは多くなく、更に返しのターンに使う《砕身》が土地を縛り大幅に時間をかせぐ。

その間にハサミをつけたりフェアリーが動かしたアーティファクトで殴れば勝利は目前だ!

 

このデッキがモダンホライゾン 2でどんな強化を貰えるか楽しみで仕方ない。

できれば現在使っている《進化する未開地》のかわりとなるマナの色基盤を整えながら《爆裂+破綻》で割れることのない土地が欲しいな。

もしそれがハサミをつけられるなら尚良い。

そんな都合のいいカードが…

f:id:omamesensei:20210601150232p:plain

 

(参考価格なし、未発売)

 

モダンホライゾン 2に感謝だ!

 

このデッキはかなり趣味に走っていて私の好きな要素(土地破壊、土地・クリーチャーでの攻撃、土地を使ったコンボ・打ち消し)などの要素がぎっしり詰まっている。

 

1tixモダンでは自分のやりたい事をできるモダンのデッキを考える。

たとえそれが本当のモダンで通用しなさそうでもとにかく考える。

考えたそれをデチューンして1ドルに収まるように高額カードを役割の似た安いカードへ差し替えて行く。

 

そうすることで自分のしたいカジュアルなモダンを押し付け合うカジュアルデッカーのパラダイスを作ろうという試みだ。

禁止制限はまだ存在しないし私は禁止制限の告知をするつもりはない。

なぜならこれは低予算カジュアルフォーマットだからだ。

強すぎるカードやコンボが見つかれば仲間内で「強すぎだろ禁止しろ〜」といって禁止すればいい。

きっと相手も自慢のデッキを少し回した後は満足して違うデッキを組むだろう。

(新しいデッキがどんなに高くとも1ドルに収まるので食い下がることはあまりない)

 

おのおの仲間同士で好きにバランスをとって欲しい。

 

次回の記事は仲間内で楽しんだプレイレポートになる予定だ。

どんなデッキを見ることができるのか楽しみにして欲しい。

それではまた次回、あなたが財布の紐を緩めて1ドル払いたくなりますように…!

 

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【#MTG】片目のガースは「カードのコピー」を「生成する」な。

我が名はメルヴィン!

片目のガースが「カードのコピー」を「生成する」ことに怒りを覚えるものなり!

 

 

いやあ、モダンホライゾン2の衝撃的な新カードが出てきました。

 f:id:omamesensei:20210526005848j:plain

 

いやまあ、色々と独特な能力ではあるんだけど。

最終的にルール整備がされるであろうから、その点に関しては不満はないです。

テストプレイカードのメカニズムのまま出てこないと思ってたのでびっくりしたけど。

「α版の呪文を何でも唱えられるカード」の黒枠化として「アルファ版の特定のカード」に絞って実装するのはセンスいいですしね。

 

じゃあ、何が不満かと言うと片目のガースが「既存のルール用語」をもてあそんでいるカードだからです。

 

総合ルール701.6.  生成する

701.6a

特定の特性を持つトークンを1つ、あるいは複数生成させる場合、指定された特性を持つトークンを指定された数だけ戦場に出す。

 

生成するという言葉は既に「(トークンを)戦場に出す」という意味でルールに存在しています。

 

つまり片目のガースの文章はそのままよむなら「戦場にブラック・ロータスのコピーを出して、それを0マナで唱えてスタックに乗せて、解決したら戦場にブラック・ロータスのコピー・トークンが出る」ということになります。

 

そうはならんやろ。

 

私も「最終的には」そうはならないと思います。

発売直後に総合ルールが改訂されると信じているので。

 

ただ私が疑問なのはどうしてここで「カードのコピー」「生成する」という既存の用語をいじったのかな、という点です。

 

完全に新しいルール用語を作ればいいのにどうして既存の言葉を組み合わせて変なテキストを生み出すんですか?

わざとやってるのか?

 

いやまあ、それでもまだギリギリで既存の用語でも「コピーする」あたりならここまでキレ散らかしていなかったかもしれない。

 

何で僕がこんなに起こっているかと言うと、おそらくこの「ブラック・ロータスのコピーであるトークン」は生成されたものとしては扱わないからです。

 

カードのコピーを唱えるルールはもうあって、パーマネント呪文のコピーを扱うルールももうあるんですよね。

 

だからそこ自体は問題視してないんですが、そういった「パーマネント呪文のコピー」のトークンが戦場に出る行為は「生成する」とは異なるものとして決められているんですよ。

 

総合ルール608.3b

解決しているオブジェクトがパーマネント呪文のコピーであるなら、そのオブジェクトはトークン・パーマネントとなり、その呪文のコントローラーのコントロール下で戦場に出る。それは呪文のコピーではなくなる。こうして戦場に出たトークンは、トークンを生成することに言及した置換効果や誘発型能力からは、「生成/create」されたものとしては扱われない。

 

発売後にこの辺にルール変更が来るようならまあ「ごめんね、ちょっとイライラしすぎちゃったね」って謝るしかないんですけど。

現状のルールを読む限りの解釈としては片目のガースは「コピーを生成する」という独自用語で「トークンを生成する」とは異なる方法で「生成したものとしては扱わないコピー・トークン」を最終的に着地させるわけです。

 

じゃあ「生成する」って言葉を使わないでなんか新しい言葉つかえよ!!

 

「コピーを発生させる」とかなんとか適当に新しい用語を作れ!

既存のルール用語に被せてくるな!

 

 

これで発売時にルール整備されて生成する効果の影響を受けるようになったら矛を収めるんだけど参照しているタイミングが違うから多分そうはならないと思います。

 

なんにせよ、発売をまとう。

 

 

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【#MTG】完全体魂剥ぎ越え魂剥ぎ

さて、あなたは完全体《魂剥ぎ》を知っているだろうか?

 
《魂剥ぎ》というのはこんなカードだ。

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「探査」は墓地からカードを好きな数だけ追放し、その追放したカード1枚につきコストが1マナ安くなるキーワード能力だ。

 

そして《魂剥ぎ》は「探査」のために追放したカードが持つキーワード能力を引き継ぐことができる。

ただし、全てのキーワード能力を得るわけではない。例えば「威迫」はキーワード能力ではあるが《魂剥ぎ》は威迫を持つクリーチャーを探査で追放しても威迫を持たない。

 

なぜなら「威迫」というキーワード能力が登場したのは《魂剥ぎ》が作られた後から登場したキーワード能力だから、《魂剥ぎ》の文章欄に書かれていないのだ。

 

他にもブロック固有のキーワード能力なんかも文章欄には書かれていない。

 

さて。このカードを見た時におそらく誰もが考えるであろうことが「このカードに書かれている全ての能力を持った《魂剥ぎ》を作ってみたい!」という夢だろう。

 

実際にそんな完全体《魂剥ぎ》を目指そうとするデッキがモダンにはある!

 

以下のカードを追放して《魂剥ぎ》を唱えることで全ての能力を付与しようというロマン溢れるデッキだ。

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厳密には全ての能力がつくわけではない。到達と先制攻撃は持たないのだが、それぞれ上位種の能力である飛行と二段攻撃を得ることができるためほとんど問題にならない。

 

カード知識豊かなプレイヤーは到達が無ければ《空想の元型》をブロックできない点などを指摘するかもしれないがそんなのは些細な違いにすぎない。

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さて、6月11日に発売する新パック『モダンホライゾン2』にはこの完全体《魂剥ぎ》をもう一段階さきへと進化させる可能性を秘めた一枚が存在する。

 

紹介しよう。《大嵐の咆哮、スラスタ》だ!

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この新カードは新たなるキーワード能力『プレインズウォーカー越えトランプル』を持っている。

これを追放して完全体魂剥ぎ越え《魂剥ぎ》いわば究極完全体《魂剥ぎ》を作れないだろうか?

 

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…少し冷静になって検討してみよう。

《魂剥ぎ》は「威迫」を得ることができなかった。

それは「威迫」が《魂剥ぎ》よりも後に登場したからだ。

 

同様に「プレインズウォーカー越えトランプル」もまた《魂剥ぎ》より後に出てきた能力だ。

 

つまり《魂剥ぎ》がこの能力を持つことはできないんじゃないか?

 

ここで実は《魂剥ぎ》はその発売後に登場した新しいキーワード能力を持った事例が存在することを紹介しよう。

 

《悪意の騎士》のカードだ。

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《悪意の騎士》の持つ「白からの呪禁」は《魂剥ぎ》よりも後に登場した能力だ。

しかし墓地の《悪意の騎士》を探査能力によって追放した場合に《魂剥ぎ》は「白からの呪禁」を持つことができるのだ。

 

なぜ「威迫」と違い「白からの呪禁」を得ることができるのだろう?

 

それは「白からの呪禁」の元ネタである「呪禁」能力を《魂剥ぎ》が持てるからだ。

 

「白からの呪禁」能力が搭乗した時点で、こんなカードが存在した。

 

先ほどカード知識豊かなプレイヤーなら《空想の元型》を知っているだろうと書いたけれど、当然それを知るプレイヤーはこちらも知っていることだろう。

 

《忍耐の元型》だ。

 f:id:omamesensei:20210523171137p:plain

 

このカードは相手の「呪禁」能力を失わせることができる。

しかし、「白からの呪禁」が呪禁ではなかったとしたらどうだろう?

《忍耐の元型》ではこの新しい「呪禁」の亜種は消せないことになる。

 

それは少しばかり直感に反する。

そこでMTGを開発しているウィザース社はルールにこう書き加えた。

 

総合ルール702.11d

「[性質]からの呪禁/Hexproof from [quality]」は呪禁能力の変種である。パーマネントが持つ「[性質]からの呪禁」は、「このパーマネントは、対戦相手がコントロールしている[性質]呪文や対戦相手がコントロールしている[性質]発生源からの能力の対象にならない。」を意味する。「[性質]からの呪禁」能力は呪禁能力である。

総合ルール702.11e

オブジェクトに呪禁を失わせる効果は、そのオブジェクトからすべての「[性質]からの呪禁」能力を失わせる。プレイヤーに呪禁を持つクリーチャーを呪禁を持たないかのように 対象にしてよいとする効果は、プレイヤーに「[性質]からの呪禁」能力を持つクリーチャーを選んでもよくする。呪禁を持つカードを探す効果は「[性質]からの呪禁」能力を持つカードを探せる。

 

このルールにより白という性質からの呪禁は呪禁として扱われ、呪禁を失わせる《忍耐の元型》で「白からの呪禁」を失わせることが可能となり、《魂剥ぎ》は《悪意の騎士》を追放して「白からの呪禁」を得ることができるようになった。

 

さて、「プレインズウォーカー越えトランプル」はどうだろう?

 

ここでやはりカードに詳しいプレイヤーは「元型」カードを思い出すだろう。

出番だよ。《攻撃の元型》

 f:id:omamesensei:20210523171229p:plain

 

このカードはトランプルを失わせる。

さて、「プレインズウォーカ越えトランプル」がトランプルを失わせる能力でも消えることがないとしたらどうだろう?

それは少し奇妙なことのように感じないだろうか?

 

私はウィザーズ社はモダンホライゾン 2の発売による総合ルール更新でトランプルのルールに「呪禁」同様にルール追加を行うだろうと予想している。

 

その場合、《攻撃の元型》は《嵐の咆哮、スラスタ》が持つトランプルとプレインズウォーカー越えトランプルの両方を失わせることだろう。

そうなれば《魂剥ぎ》がスラスタを追放して「トランプル」「プレインズウォーカー越えトランプル」(そして速攻)を得られる可能性は高い。

 

完全体魂剥ぎ越え魂剥ぎ、つまるところ究極完全体魂剥ぎを作れるルールになるのか、

そうではなく《魂剥ぎ》は現状のまま頭打ちになるのか?

 

ルールがどうなるか楽しみに待とう!

 

最後に参考用デッキレシピを載せておこう。

このデッキは《群れの結集》を使い5枚のカードをめくる。

 

 

そして《魂剥ぎ》を手札に加えながら、残り4枚のカードを墓地に置き、それらを追放して3ターン目に究極完全体《魂剥ぎ》の作成を目指すデッキだ。

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_ _  _ _

2:《血の墓所/Blood Crypt》
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2:《花盛りの湿地/Blooming Marsh》
1:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1:《森/Forest》
1:《育成泥炭地/Nurturing Peatland》
2:《草むした墓/Overgrown Tomb》
2:《沼/Swamp》
4:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》

土地19枚


3:《ボーマットの急使/Bomat Courier》
2:《ドラグスコルの肉裂き/Drogskol Reaver》

1:《バサーラ塔の弓兵/Bassara Tower Archer》
1:《夜鷲のあさり屋/Nighthawk Scavenger》
1:《嵐の咆哮、スラスタ/Thrasta,Tempest’s Roar》
4:《ロッテスのトロール/Lotleth Troll》
1:《探索する獣/Questing Beast
3:《造反の代弁者、サムト/Samut, Voice of Dissent》
4:《魂剥ぎ/Soulflayer》
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》
3:《原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawn》
1:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
クリーチャー27枚

 

1:《集団的蛮行/Collective Brutality》
4:《群れの結集/Gather the Pack》
4:《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》
4:《忌まわしい回収/Grisly Salvage》
1:《稲妻の斧/Lightning Axe》
その他14枚

 _ _ _ _

モダンホライゾン2発売後のモダンフォーマットは間違いなく大きく変わる。だからこの形が最良のものではないことは間違いない。

しかし最強の《魂剥ぎ》を目指すプレイヤーがいる限りモダンから《魂剥ぎ》デッキが消えることはないだろう。

 

それではまたルール考察記事であいましょう!

モダンホライゾン 2を楽しみに待ちながらね!

 

 

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