ハロー!
ここ最近、ゲートルーラーやマジカパーティなどで遊んでいるバーチャルVtuverの豆猫さんだよ。
なんだかtwitterの方で「泡沫カードゲーム・レビュアー」みたいな言いがかりを受けたんですが、
実は私はちゃんとした有名カードゲームも遊ぶんですよ。
なんとあの言わずと知れた有名カードゲーム…「遊戯王カード」を嗜む決闘者でもあるんです。
豆猫さんが遊戯王のプレイヤーであることを…
- 知ってた。
- いま知った。
まあ、書いていて思ったんですけど20代の元少年たちで遊戯王カード遊んだことない人は滅多にいないんじゃないでしょうか?
さて、というわけで今回は遊戯王カードで遊んだプレイ日記です。
あれは私が仲間たちと楽しくウィクロスで遊んでいた時のこと…
「いやあキーセレ前ウィクロス*、楽しかったですねえ!」
*MTGで言うところの「オールドスクール」にあたるカジュアルフォーマット。ウィクロスでは最新期のカードのみを使えるディーセレと少し古いカードまで使えるキーセレ、最初期〜最新期のカードまで使用可能なオールスターが公式フォーマットとして存在する。キーセレ前は文字通りキーセレより古いカードしか使えない非公式懐古フォーマットである。
「そろそろウィクロス以外のカードやりますか。何が良いです?」
「じゃあ某有名TCGは?」
「持ってないですね」
「某有名RPGのカードゲームは?」
「デッキないな〜」
「なんでここの仲間は変なカードゲームでばっか遊んでんだよ」
「まあでも流石に遊戯王は持ってるでしょ」
そういうことで遊戯王をやる流れになった。
まあ流石にね、持ってますよ。遊戯王。
平成生まれ20代の義務教育みたいなものでしょ。
それで各自、遊戯王のデッキを持ち寄ってきたんですが…
「あっ、それ今 禁止カードですよ」
「うわ、現代遊戯王こわ…ほとんど何もできず負けた…」
「原始人遊戯王デッキと戦うの意外と辛い…墓穴とかいう紙が邪魔!」
と言うわけでそもそも「フォーマット」の概念がない遊戯王ではキーセレ前みたいな懐古フォーマットも存在せず、パワーレベルの調整も個人の手癖による場合が大きい。
なかなかまともな対戦カードが揃わないまま色々と試行錯誤して深夜…
「枚数が40に満たない、デッキの残骸だったカードがあるんですけど」
(もう枚数とかどうでもよくなって来たな)
「どんな感じの束ですか?」
「《ゴギガ・ガガギゴ》が切札な感じで…」
……!!!
「奇遇ですね。私もここにデッキには枚数が足りないカードの束があるんですよ」
「ぜひ1枚見てもらいたくて」
「どんなカードですか?」
「《ジゴバイト》って言うガガギゴの亜種なんですよ」
もうこうなったら決闘しかないだろ!
もはやデッキ枚数のルールすら超越した小学生でもやらないような紙束バトルが始まることになった。
先行を取ったのはゴギガ・ガガギゴ使いの対戦相手!
「モンスターを裏守備で召喚して、魔法罠ゾーンに1枚セットしてターンエンドします」
これだよ、これ〜! この空気!
もはやフォーマットでもなんでもないことを除けばこれはもう完全に懐古フォーマットのそれである。
こちらのターン、ドロー!
「早速引きましたよ! 《ジゴバイト》を召喚!」
「さらに装備魔法《妖刀竹光》を装備して攻撃力を0アップ!」
「この竹光を装備したモンスターは他の竹光を1枚手札に戻すことでダイレクトアタックできるようになります!」
ジゴバイトの攻撃力1500(+0)の直接攻撃が対戦相手を襲う!
だが直接攻撃で相手を攻撃したことで場にモンスターを残してしまったことが仇となった。
「裏側の《水陸両用バグロス》を生贄に《ギガ・ガガギゴ》を生贄召喚!」
来たか、ギガ・ガガギゴ…いや、それよりも生贄になった水陸両用バグロスなっつ!!
相手の《ギガ・ガガギゴ》によってこちらの《ジゴバイト》は戦闘破壊されてしまいます。
そしてこの時、本来なら《ジゴバイト》の戦闘破壊された時の効果でデッキからモンスターを特殊召喚できるのですが…
「あっ、デッキに持ってこれるモンスターがいない…!」
紙束〜〜!!
あんまり展開に沿って書き続けても動きが薄くて面白みに欠けるのでここからはハイライト。
「《伝説の都、アトランティス》! 生贄なしで《ジェノサイドキングサーモン》を召喚!」
「《水霊使いエリア》を召喚して手札から《ジゴバイト》特殊召喚!2体を素材に《清冽の水霊使いエリア》をリンク召喚して効果発動!対戦相手の墓地から水属性モンスターを奪うことができる!来い《ゴギガ・ガガギゴ》!!」
う〜ん、凄く味がする。
そんな戦いも終盤になり、いよいよ決着が見えて来ました。
「《憑依装着エリア》を召喚し《妖刀竹光》とのマジックコンボでダイレクトアタック!」
「ライフいくつですか?」
「残りライフポイントは2050です」
「えっと《憑依装着エリア》は攻撃力1850から0上がってて、そっちのフィールドゾーンの《伝説の都、アトランティス》の効果で200ポイント上昇して…2050ぴったしです」
完璧に決まった〜!!
「じゃあ、ここで罠カード発動!」
…!?
一体、何が飛んでくる!?
「竜巻海流壁トルネードウォール!!」
な、なにい!?
あ、あれは海があると戦闘ダメージを0にできるカード!!!
場にある《伝説の都、アトランティス》は海としてルール上あつかわれる!!
と言うわけでトドメの攻撃を防がれた返しのターンの総攻撃を受けて私の負け!
対戦ありがとうございました!
現環境はガチガチの遊戯王も楽しいとは聞きますが、たまには構築ルールする無視した紙束で遊ぶのも悪くないですね!
おまけ
幻煌龍スパイラル使いの人「記事に書くときはちゃんと僕の《幻煌の都パシフィス》デッキのことも書いてくださいよ〜」
【海バニラ】、流行ってんのか???