みんなはマジック・リーグを知っているかな?
MTGの公認イベントなんだけど知名度はあまり高く無いように感じる。
コロナでショップで遊びづらい昨今、ネットの友人を誘ってマジック・リーグで遊ぶことにしたので、この素敵なルールを紹介させてほしい。
ショップで本当のマジック・リーグで遊ぶも良し。
オンラインで仲間を募って遊ぶのも良しだ。
初心者も簡単に始められるマジック・リーグの世界へ足を踏み入れてみよう!
マジック・リーグとは?
パック3つから始められるシンプルなマジックのゲームだ。
プレイヤーは自分の選んだ好きなパックを3つ買ってきて開封する。
これに基本土地カードを加えて30枚のハーフデッキを構築する。
このハーフデッキで対戦して勝率などを競うのがマジック・リーグだ。
構築戦やシールド戦、ドラフト戦に比べて非常にデッキが「弱くなりやすい」のが特徴で、
マジックの基本を学ぶのに役立つし理不尽なコンボデッキに轢かれることも稀だ。
弱いデッキ同士の戦いというのは意外に白熱するし、パワーデッキ同士の戦いよりも楽しくなりやすい。
更にマジック・リーグでは3回敗北するとパックを追加購入してカードプールに加える権利がもらえる。
運悪く強いカードを引けなくても負けることで追加のカードが得られデッキを強化していけるのだ!
この「負けると強くなれる」システムがあるおかけで上級者も初心者も楽しめるんだ。
さあ、早速なかま達に広めて楽しんでくることにしよう!
身内マジック・リーグ初日の対戦成績がこちらだ!
あなたを詐欺罪とゲーム損壊罪で訴えます!
理由はもちろんおわかりですね?
おなたが皆んなを「初心者でも楽しめる」の謳い文句で騙し、ゲームバランスを破壊したからです。
覚悟の準備をしておいて下さい!
(以下略)
…いや、その。ゴメンね。
というわけで今回は勝率90%超えを記録したマジックリーグデッキを紹介するよ!
今回、私が購入した3パックは
ゼンディカーの夜明けドラフト・ブースターだ。
世界そのものが耐えず地形変化を起こす冒険の舞台で冒険者パーティを組んで遺跡探索に挑む!
そんな設定のパックだ。
戦士や僧侶、魔法使いや盗賊でパーティを組んでお宝を見つけに行こう!
今回、1パック目から出てきて私の目を引いたカードはレアでなくこのアンコモンだ。
盗賊職のならず者デッキを組めば、「相手の墓地が8枚以上」の条件を満たすことで自軍のならず者たちをパワーアップせることができる!
さらに墓地を素早く貯めるための補助として切削能力を待っている。
切削とは「デッキの上からカードを墓地に送る」を意味するキーワードだ。
これで相手のデッキを減らしながらトリッキーに戦おう!
それにマジックリーグのデッキは30枚構築なのでスタンダード戦よりもデッキが半分以上薄くなっている!
もしかしたら相手のデッキを空っぽにしてライブラリアウト勝ちが狙える可能性もあるね!
そして2パック目から出てきた神話級アンコモンがその方向性を決定づける。
《遺跡ガニ》である。
出てきた白のレアカードは無視してこいつに食いつく。
デッキは白でなく青黒のデッキ破壊、ライブラリアウト戦術で決まり!
こうして組まれた【青黒ライブラリアウト】は見事に機能して、連戦連勝。
ライフ20点を削るよりも30枚デッキから初期手札7枚を引いた23枚を減らす方がよっぽど楽だ。
(毎ターン、相手のドローで減っていくしね)
10戦無敗の圧倒的な勝率でぶいぶい言わせ、環境のメタゲームを決めていく。
色々な対策案が仲間内で相談されていく。
「とりあえずサレンダーしてさっさとパックを追加するとかどうですか?」
「最新パックの『真夜中の狩り』には墓地から使えるカードがあるので、それを買い足してみるとか…」
色々な対策も虚しく連戦連勝し続ける青黒ライブラリアウトに1勝をもぎ取るデッキがついに登場する!
その正体は…!?
パックのカードを大量に放り込んだ【5cバベル】であった。
この5cバベルは安定性が低く恐らく他のデッキには勝てないだろう。
うんうん。
メタゲームが回っているね!
(あまり健全なメタゲームじゃないと言われればそれはそう)
それでもこの身内マジックリーグはまだ初日。
これからどんなデッキが現れてくるのか楽しみだね!(上から目線)
また面白いデッキが生まれたりメタゲームが進んだら記事を書くことにするよ。
それじゃあまた!
あなたの始めの3パックが良い者でありますように!