バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

バーチャルVtuver(存在しないVtuberを装う遊びをする人) ※当ブログはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC. ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシー|WIZARDS OF THE COAST GAMES 連絡用Gmail:beencatsun@gmail.com

【#MTG】身内マジック・リーグ Nov. 1st week 環境分析

ご無沙汰しております。

胡乱鯖マジック・リーグ運営です。

今回は胡乱鯖マジック・リーグ11月場所の第1週目の環境分析記事です。

 

f:id:omamesensei:20211112210021j:plain

 

第1週目の戦績表はこんな感じ。

一部、勝率に大きな偏りが見える気がしますが中央値あたりを見れば良い感じの勝率になっている"比較的"バランスの良い環境だと言えるでしょう。

 

第1週目の環境分析のポイントは…「3色」です!

マジック・リーグは3パックという少ない投資からスタートするゲームなので、最初のカード資産は限られたものになります。

 

6パックから始めるシールド戦では2色デッキで組むのが定石となりますが、マジック・リーグの環境初期は3色構築が定石となります。

 

この点を踏まえて、環境でよく見かけたデッキの傾向を見ると…やはり3色デッキが目立ちます。

 

…同じことを繰り返しているだけに聞こえますね。

もう少し話の解像度を上げましょう。

 

今回、目立ったプレイヤーたちは単に「3色で組まざるを得なかった紙束」でなく、明確に「意味のある3色デッキ」を構築できるパック選びをしていたんです。

 

例えばあるプレイヤーは『タルキール覇王譚』から《血の暴君、シディシ》を引き当てスゥルタイカラー(緑黒青)のデッキを組み上げました。

f:id:omamesensei:20211112211937j:plain

 

『3色の伝説のクリーチャー』を組み込めたプレイヤーの中から勝率の高いプレイヤーが出ている点からも、この傾向は強く見受けられます。

 

 

『イコリア:巨獣の住処』からスタートしたプレイヤーは《雷の頂点、ヴァドロック》を使ったジェスカイ・カラー(青赤白)の変容デッキを…

f:id:omamesensei:20211112233141p:plain

 

『基本セット2020』から始めたプレイヤーは《天頂の探究者、カーリア》を使ったマルドゥ・カラー(赤白黒)の天使・ドラゴン・デッキを組み上げていました。

f:id:omamesensei:20211112233450p:plain

 

通常、マジック・リーグは週が進めば3色デッキは2色へと色を減らしていくのですが…

胡乱鯖マジック・リーグ11月場所では恐らく2色に収束せずに3色デッキが長く残り続けることでしょう。

 

これに対して2色系デッキがどの程度食いついてこれるか…?

そこが二週目の焦点になってくるに違いありません。

来週のプレイレポートへ、続く。

 

 

 

omamesensei2.hatenadiary.jp

 

【#MTG】《血瓶の調達者》と《真髄の針》

今回はスタンダードで見つけたコンボについての話をするよ!

 

今回注目したいメカニズムはこれ…

f:id:omamesensei:20211111151037j:plain

《血/Blood》トークだ。

 

コンボに使うのはそろそろ発売日が近づいてきている『イニストラード:真紅の契り』で登場する吸血鬼!

 

f:id:omamesensei:20211111151218p:plain

 

この《血瓶の調達者》はまずステータスが凄い。

4マナ5/6飛行,トランプル。

その代わり、対戦相手にメリット能力つきのトークンを与えてしまう。

 

まあ、そこまでなら黒のカードだなあ…って感じなんだけど、

《血瓶の調達者》は更に驚くべき能力を持っている。

攻撃時に相手に与えた血トークンの数だけパワーが上がっていく。

それも、この手の能力にしては珍しくターン終了時に継続期間が終わらない!

 

最初は4マナ5/6飛行トランプル。

相手が呪文を唱えてから攻撃すれば…6/6。次のターンには7/6…いや、相手が呪文を唱えていれば8/6かもしれない。

強い! これは強いぞ…!

 

夢を見るのは諦めよう。

これは血トークンが場に残り続けている場合だ。

トークンの正式な効果をチェックしてみよう。

f:id:omamesensei:20211111151858p:plain

 

対戦相手は自分の場に貯められていく血トークンをたった1マナで生贄に捧げることができる。

 

そうなれば《血瓶の調達者》が参照できる血の数は減ってしまい夢のスーパーパワーは実現しなくなってしまう。

 

どうにかして対戦相手に血トークンを使わせないようにできないものだろうか?

 

ここで『イニストラード:真夜中の狩り』で再録されたカードが効いてくる。

f:id:omamesensei:20211111152128j:plain

 

この《真髄の針》だ!

《真髄の針》で血トークンの名前を指定すれば、対戦相手は血トークンを生贄に捧げるために起動型能力を起動することができなくなる。

 

…本当?

 

トークンの名前はカード名じゃないから指定できないんじゃないか?

 

そう疑問に思う人もいるだろう。

あるいは以前、私がこのブログで書いた記事を覚えていれば「既存のカードと名前が被ってしまったトークンに限り指定できる」というルールの穴を覚えているかもしれない。

 

そう。

偶然にもトークンと同じ名前のカードがあればいいのだ。

この場合の「名前」は日本語でなく、元々の言語である英語版を参照する。

 

トークンはBloodなので、Bloodという名前のカードを探せばいい。

《血流/Blood》

f:id:omamesensei:20211111152545j:plain

 

見つかったね。

これにてコンボ完成!

《血瓶の調達者》と《真髄の針》のスーパーコンボだ!!

 

 

【悲報】コンボ死ぬ。

 

さて、悲しいお知らせをしなければならない。

このコンボは生まれる前に消えていった。公開されたばかりの新パック発売に伴うルール変更などを確認しよう。

 

総合ルール変更

https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/comprehensive-rules-changes-2021-11-10

 

この記事はつい最近11/10に出された改訂で日本語訳はまだない。

この記事によると血トークンと血流との名前指定バグを取り除くためにルール変更が行われると明言されている。

 

これまでのルールではBloodトークンの名前はBloodだった。

これからのルールではBloodトークンの名前はBlood Tokenとなる。

トークンまでが名前になり、既存のカードとの名前被りは無くなるのだ。

 

これでコンボは死産した。

これでは《血瓶の調達者》は単に珍しくパワー修正がターンを超えるだけのカードに…

 

ん?

なんだ、この記事の関連記事としてカード性能の誤記訂正が出ているぞ?

 

誤記訂正

https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/oracle-changes-2021-11-10

 

《血の調達者》の効果は誤記であり、

このパワー修正はターン終了時に消えることがわかった。

 

 

…この記事のすべてが無になってしまったな。

終わりだよ、終わり。

 

広告

【#MTG】身内マジック・リーグ第1期総括レポート

こんにちは。

胡乱鯖マジック・リーグ運営です。

昨夜、10月31日23時59分を持って胡乱鯖マジック・リーグの第1期が終了しました。


最終的な対戦成績表はこちらになります。

f:id:omamesensei:20211101095853j:plain


まず驚かされるのが『参加人数やプレイ頻度』の圧倒的な多さです。

本来ならカードショップなどで行われるマジック・リーグを、そのままオンラインの身内Discord鯖へと持ってきたところ店舗開催されるマジック・リーグよりも遥かにプレイ頻度が高くなると言うのは嬉しい驚きでした。


最も多く試合をしたプレイヤーに至っては約1ヶ月の間に200試合を超える対戦を行っています。


胡乱鯖でよく遊ばれるカードゲームと言えばゲートルーラーという状況の中で開催されたMTGのイベントがここまで好意的に受け入れられた事にまずは感謝いたします。


とはいえ、この人気ぶりは運営の予想を遥かに上回るものでした。


イベント開始前にルールを決める段階で「どんなパックでも使っていいってことは1パック2500円のパックとか使っていいの?」と聞かれた時に、

私はこう返しました。

「別にいいけど、この遊びにそこまでの金額入れる気があるの?」と。


胡乱鯖マジック・リーグは大人気イベントとなり通常の300-400円のパックでなく高額パック(もちろんその分強い)を購入するプレイヤーは数多くいました。


これは160円のパック3つから始めたプレイヤーとの間に初動の差をつけました。

この点を反省し、第2期はパックの購入に際して制限をかけることにします。

具体的には『スタンダード使用可能あるいは昔スタンダードで使用可能だったパック』のみを購入の対象とさせていただきます。


モダンホライゾンとかコンスピラシー とか統率者レジェンズ剥くのやめろって意味だ。 わかったな?



カニに始まりカニに終わる

第1期の環境推移はこれまでの記事を読んでもらうとして、

総括としてこの環境は初日から蟹にはじまり、

最終日もまた蟹が登場したのが運営にとっては印象深いものでした。


初日に猛威を奮ったカニ🦀

f:id:omamesensei:20211101101439j:plain


カニを使ったプレイヤーのカードプール緊急ローテーション後に猛威を奮ったカニ🦀

f:id:omamesensei:20211101101542j:plain


《遺跡ガニ》禁止後の環境に現れた蟹🦀

f:id:omamesensei:20211101101628j:plain


…これら全てが同一のプレイヤーであることも多くのプレイヤーの頭を悩ませました。


当該プレイヤーは深く反省するべきだと思います。


スタンダードを通ったセットだけで遊ばれる次期環境がどうなるのか。

これからも見ていただけると幸いです。

それでは第二期のレポートで会いましょう!


【#MTG 】身内マジック・リーグ プレイレポート【策略マニアック】vs【クロマティック・ブラック】

やあ、来月には禁止されることが決まった特殊パックの数々を使った胡乱鯖名物の超次元マジック・リーグ。

今回もぶっ飛んだ環境のレポートだ。

 

「対策カードを引けたのでマニアックに勝てる」と豪語するのは《ダウスィーの虚空歩き》などを中心に黒いデッキを握ってみたり、多色化してパワーカードを積んできたプレイヤー。

 

果たしてどんな方法で【策略マニアック】を攻略しようというのか?

ぜひ見させてもらおうじゃないか。

 

まず先手を取って動いてきたのはチャレンジャー。

沼から1マナ出して《太陽の指輪》。

即座に指輪からマナを出して《彩色の星》。

色マナ基盤を整えるクロマティックカードだ。

f:id:omamesensei:20211022160455j:plain

 

こちらは島を置いて様子見。

 

すると対戦相手はクロマティック・スターを起動して緑のマナを産む。

飛んできたのはまさかまさかの《花の絨毯》

f:id:omamesensei:20211022160706j:plain

 

「これが対策カードですよ!」

 

うわぁ…まいったな。

これは確かに基本土地が島だけのこちらにはぶっ刺さる。

 

さらにマナ・アーティファクトを出してマナを伸ばしていく対戦相手。

 

こちらはブレストで手札を整えて2ターン目。

 

しぶしぶ島を置いて土地を伸ばす。

 

返しに出てきた《ダウスィーの虚空歩き》はマストカウンターなのでカウンターとバウンスで2ターンかけて処理する。

 

どうやら一部のメタカードを多色化しているがデッキ自体は黒の強力なダブルシンボルでまとまっているらしい。

f:id:omamesensei:20211022163008j:plain

 

ハンデス呪文、《精神ねじ切り》も搭載されているが…

「ピッチで《誤った指図》捨てるのはそっちで」

f:id:omamesensei:20211022163330j:plain

 

「それも読んでました。これはアーティファクト を捨てるなら1枚で済むのでマナ・アーティファクト1枚だけを捨てます」

 

序盤の攻防を抜けた相手は絨毯から莫大なマナが出るようになりフィニッシャーを展開。

f:id:omamesensei:20211022163836p:plain

 

《終局の始まり》…!!

打ち消されない呪文だ!

 

巨大な軍団トークンが登場し、ブロッカーのいないこちらを攻めたてる。

 

ライフも大幅に削れて、次のターンには倒されてしまう。

残りデッキ枚数は3枚「も」ある。

こちらのマナはたった4マナ。

 3マナで偏執狂を出しても残る1マナでブレストを撃つだけではデッキの上を引ききれない。

 

対戦相手の勝ちは決まったも同然。

 

…だが、対策を練っていたのはこちらも同じ。

 

「あと1枚引けない…という速度で攻めてくる対戦相手」への対策はもうデッキに入っている。

0マナでカードを引けるカードがあれば良いのだ。

まずは偏執狂を着地させる。

 

「島を生贄に捧げて…」

f:id:omamesensei:20211022164959p:plain

 

「《秋の際》をサイクリングして残りデッキ枚数2枚。島から青マナ1点。ブレストで3枚引いて…カードが引けないので、私の勝ちです」

f:id:omamesensei:20211022165330p:plain

 

というわけで残念ながら【クロマティック・ブラック】は惜しいところまで詰めたものの一手及ばず。

 

 

 

オマケ

「途中でピッチのコストで手札から研究室の偏執狂を追放してたんだけど…」

 

時のらせんリマスターとミステリーブースターを剥きまくったんだけど、

実は両方に《研究室の偏執狂》は入ってるんだよね。

だからこのデッキは《研究室の偏執狂》が2枚積みになってる。

 

 

…マニアックデッキの明日はどっちだ!?

 

広告

【#MTG 】身内マジック・リーグ禁止制限告知(11月〜)

2021年10月19日 禁止制限告知

 

告知日:2021年10月19日

胡乱鯖マジック・リーグ

 『本流のセットでないパック』 禁止

発効日:2021年11月1日


2021年9月29日から始まった身内イベント『胡乱鯖マジック・リーグ』。

すでに二度の緊急禁止を告知している『胡乱鯖マジック・リーグ』では今回、新たな制限を設けます。

まず最初に変更点について簡単に書きます。

来月からは本流のセット以外のパックの使用が認められなくなります。

これは具体的には統率者レジェンズ、モダンホライゾン2、コンスピラシー 、ミステリーブースターなどのスタンダードのために作られたわけではないサプリメントセットが使用禁止になるということを意味しています。

f:id:omamesensei:20211019091851j:plain


誤解を避けるために言うと、これらのサプリメント商品が規制されるのはそれらが環境を染め上げているからではありません。


また、それらがゲームバランスを崩壊させたからでもありません。


一部のサプリメントセットを使用した試合は確かに通常のマジックの試合とは異なる挙動を見せます。

しかし、それらを通常のマジックのサプリメントセットを用いて倒すことは今のところ不可能ではありません。


サプリメントセットはメタゲームを回す大事な歯車の一つとして機能しています。


問題があるのはスタンダード使用可能なパックとサプリメントセットとの試合において大幅なパワーレベルの差が存在する点です。


胡乱鯖マジック・リーグでは、「初心者も簡単に始められる」という点を勧誘の起点にして、多くのMTG新規プレイヤーを獲得することに成功しました。

一方で、スタンダードパックから始めることの多い新規層と、スタンダードパックに飽きて新鮮さを求めてサプリメントセットを買ってくるプレイヤー層との間に大きな隔たりを生んでいる状況は看過できません。


ただし、我々はこの改訂をすぐに適用し、スタンダードに飽きたプレイヤーの娯楽や安くないパック代を無かったことにするのも違うと考えました。


そのため、自然にパックがローテーションする今月いっぱいまではこれまでの通りの無法な環境を回し、来月からベテランプレイヤーにも大人しくスタンダードに近いプレイ環境に触れてもらうことにしました。


補足すると、使用可能なパックはスタンダードに存在するセットのみではありません。

ベテランプレイヤーの郷愁や、新規層とのカードプールの違い、カオスドラフト的なパック混合の魅力を胡乱鯖マジック・リーグに残すため、

アモンケットやイクサラン、マジックオリジン、基本セット2020など…

昔スタンダードで使用可能だったセットの購入を認めます。


来月以降の胡乱鯖マジック・リーグの環境の健全化と今月いっぱいの無法な超次元マジックのどちらも多くのプレイヤーが楽しめることを祈っています。




また、ローテーションに際して胡乱鯖独自フォーマット「バーリトゥードゥ(仮)」の制定を考えています。

こちらはスタンダードに対するモダンのようなもので、胡乱鯖マジック・リーグからマジックに触れたプレイヤーがカード資産を活用できる場としてのカジュアル・フォーマットになる予定です。

【#MTG 】身内マジック・リーグ プレイレポート 超次元マジック世紀末環境【プレイテスト】vs【策略】

今回は胡乱鯖マジック・リーグの環境最先端の試合をレポートするよ!

 

パックを剥いてデッキを組むリミテッド戦とは思えない超次元マジックの世界の戦いを楽しんでいってほしい。

 

超次元マジックの初動は早い

 

「「ゲーム開始前!!」」

 

2人のプレイヤーの声が重なる。

 

超次元マジックの初動はゲーム開始前から始まるのだ。

 

「プレイテストカード、伝説の土地《Rift》! この土地は必ず初手に握ることができる!」

f:id:omamesensei:20211018111246j:plain

 

「策略カード《好都合な宣言》! デッキ枚数を削減! 25枚デッキでゲームを始めることができる!」

f:id:omamesensei:20211018111516j:plain

 

「更に秘策カード3枚を伏せてゲーム開始!」

f:id:omamesensei:20211018111706j:plain

 

 

先に仕掛けたのは《Rift》側のプレイヤー。

《太陽の指輪》からマナ・アーティファクト・クリーチャーを展開し序盤から莫大なマナを準備する。

f:id:omamesensei:20211018111944j:plain

 

f:id:omamesensei:20211018113752j:plain

 

 

《好都合な戦略》側のプレイヤーは島を置くだけの静かな立ち上がり。

 

莫大なマナを使い序盤から《残虐の執政官》を召喚しようとする《Rift》プレイヤー。

f:id:omamesensei:20211018112235p:plain

 

これを2マナカウンターの《差し戻し》でいなす。

f:id:omamesensei:20211018112327p:plain

 

しかし返しのターンに当然のようにまた出てくる残虐の執政官。

 

これを《論理の結び目》でカウンター。

f:id:omamesensei:20211018112549j:plain

 

返しのターンに秘策を公開。

f:id:omamesensei:20211018112637j:plain

 

《熟慮》を指定した《反復分析》が2枚。

f:id:omamesensei:20211018112747j:plain

 

2マナでカード3枚をドローして手札を一気に増やす。

 

《Rift》プレイヤーは《死の権威、リリアナ》を出す。

f:id:omamesensei:20211018113238j:plain

小マイナス能力で墓地から《残虐の執政官》をゾンビとして蘇らせる。

これにより執政官がハンデス・ドロー・ドレインと莫大なアドバンテージ差を生み出す。

 

 

《好都合な宣言》側のプレイヤーは《残虐の執政官》による手札破壊で、《臭い草のインプ》を捨てる。

f:id:omamesensei:20211018113220p:plain

 

ドローを置換して山札5枚を切削して墓地に置き、インプを墓地から手札に回収。

 

《残虐の執政官》を《応じ返し》でバウンスして延命を測る。

f:id:omamesensei:20211018114050p:plain

 

しかし、バウンスしても結局出し直された《残虐の執政官》に対する打ち消しを引き込めずに再びハンデスを仕掛けられる。

 

再びインプを捨て、ドローを発掘で置換。

 

山札が一瞬だけ空になるも墓地に落ちた《活力》が山札に戻り、残りライブラリーは1枚。

f:id:omamesensei:20211018114355j:plain

 

ここで策略側がゲームエンドに向けて仕掛ける。

 

ここまで来れば読者にも策略側の勝ち筋が読めてくるだろう。

ご存知、《研究室の偏執狂》だ。

f:id:omamesensei:20211018114618j:plain

 

後はドロースペルを唱えて残り1枚のデッキを引き切れば特殊勝利が確定する。

 

それに対応して《Rift》側のプレイヤーは更なるテストプレイカードを使用!

f:id:omamesensei:20211018114957j:plain

 

対象の場のカード1枚を「追放し、手札に戻し、それを捨てて、山札の一番上に置き、その後、戦場に出す」という破茶滅茶な領域移動カードだ。

 

これを執政官を対象に取って唱える。

執政官が色々な領域を巡って場に帰ってくれば、「戦場に出た時」の能力が誘発。

生贄要求能力で偏執狂を除去すれば、ライブラリアウト勝利が反転しライブラリアウト負けとなる。

 

…が!

 

ここで更に偏執狂側が対応!

f:id:omamesensei:20211018115508j:plain

 

《誤った指図》で、《The Grand Tour》の対象を執政官から横にいるマナ・クリーチャーへと変更。

 

マナ・クリーチャーが無駄に領域移動を繰り返して召喚酔いを起こしたところでドローが解決されゲームセット!

 

「カードがドローできないので、私の勝ちです」

 

わずか数ターンの攻防であった。

勝者は【策略偏執狂】!

 

…ブログの熱心な読者諸兄はまあ察しているだろうが。

 

うん、この策略側プレイヤーはもちろん私だ。

すまない。また私なんだ。

 

青単偏執狂から少し弄ってスゥルタイカラー(青緑黒)にした、このデッキが多分さいきょう!

 

でもマジック・リーグの奥は深い。

きっとこのデッキよりもヤバいデッキが生まれるに違いない。

 

いつか誰かが私を打ち負かすだろう。

 

f:id:omamesensei:20211018120208j:plain

 

広告

 

 

 

omamesensei2.hatenadiary.jp

 

【#MTG 】身内マジック・リーグ プレイレポート 【赤白黒ダンジョン】vs【スリヴァー】

やあ!

バーチャルVtuverの豆猫さんだよ!

今回の胡乱鯖マジック・リーグで紹介するのはD&Dコラボパックを中心としたデッキと、

f:id:omamesensei:20211017192428p:plain

 

昔懐かしのスリヴァー・デッキとの対戦だ。

f:id:omamesensei:20211017192646j:plain

 

スリヴァーはデュエル・マスターズの漫画が、かつてMTGの対戦を扱っていた頃に切札勝舞が愛用していたクリーチャー・タイプだ。

 

ほぼ全てのスリヴァーは「スリヴァー」全体に効果や強化を付与するため、横並びするほどに強化されていくクリーチャー部族デッキ!

 

スリヴァー側はまず宝革スリヴァーからスタートを切る。

f:id:omamesensei:20211017193123p:plain

 

すべてのスリヴァーにマナ能力を付与するスリヴァーだ。

 

対して、D&D側は蛇人間ユアンティの冒険者を繰り出していく。

f:id:omamesensei:20211017193327p:plain

 

スリヴァー側は速攻を付与するスリヴァーを並べるも、パワーラインが冒険者に劣っているので攻め込むことができない。

 

ダメ押しのゴールドドラゴンの登場でスリヴァー側は一気に形勢不利となる。

f:id:omamesensei:20211017193656p:plain

 

ここでスリヴァー側は誘導スリヴァーの能力を使用。

f:id:omamesensei:20211017193830p:plain

 

スリヴァー・サイクリングでデッキから任意のスリヴァーをサーチできる。

 

探してきて公開したのは…

f:id:omamesensei:20211017194219p:plain

 

《巣想者スリヴ=ミゼット》(私訳)‼︎

 

ミステリーブースターのプレイテストカードで、《火想者ニヴ=ミゼット》の能力をスリヴァーに付与するスリヴァーだ。

f:id:omamesensei:20211017194515j:plain

 

返しのターンにスリヴァーたちのマナ能力を使い召喚し、さらにオーラ 呪文《鋭い感覚》を付けられる。

f:id:omamesensei:20211017194742p:plain

 

速攻を他のスリヴァーから共有されているためそのままアタック!

4点のダメージを与えると鋭い感覚の誘発型能力によって1枚ドロー。

 

ドローしたのでスリヴ=ミゼットの共有する誘発型能力で、全てのスリヴァーがプレイヤーに1点ダメージを与える。

 

スリヴ=ミゼット自身もこの能力で1ダメージを与えたので、鋭い感覚が再び誘発して1ドロー…

 

こ、これは…!?

ループコンボってコト!?

 

まさかの無限コンボでスリヴァー軍団の逆転勝利…!

 

まさかリミテッドで無限コンボが拝めるとは驚いたね…!

マジックリーグの可能性は無限大だ!

 

次はどんなデッキが現れるのか?

胡乱鯖マジックリーグの今後にも期待していて欲しい!

 

 

 

広告