バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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マイナーメジャーなカードゲーム『Bladeo Rondo』が胡乱鯖で話題に!

 

 

胡乱鯖にはマイナーなカードゲームに興味を示す人たちがいて、

誰かが新しく面白そうなカードゲームを始めると人が集まってくる習性があります。

昨晩もそんなマイナーカードゲームの集いがあり大いに盛り上がりました。

 

それでは紹介していきましょう。

マイナーメジャーカードゲーム

『Blade Rondo(ブレイドロンド)』

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 マイナーメジャーってなんだよな?と思われるかもしれませんので

この言葉の意味するところを書くと、大前提としてBlade Rondoはマイナーなゲームです。

 

しかし、イエローサブマリンなどの専門店ではそれなりの売れ筋商品であり有名な方に分類されると思います。

 

遊戯王とかに比べるとマイナーだけど、マイナーゲームの中ではメジャーな存在だよね!くらいの意味でマイナーメジャーとしています。

 

Blade Rondoの特徴

 

このゲームの最も特徴的な所はおそらく山札が存在しないことでしょう。

いわゆるドローの要素が存在せず、ゲーム開始時に7枚のデッキ全てを手札とします。

 

構築とプレイング、読み合い。

その3つ。その3つだけが盤上に存在します。

それは剣のように鋭く冷たい真実をあなたにつきつけます。

 

『負けたのはお前のせいだ』

 

運による敗北だった。

そういう言い訳をこのゲームは許さないのです。

 

しかし、それゆえに勝利の嬉しさは何にも勝ることでしょう。

あなたが勝ったのは「構築、プレイング、読み合い」のいずれかに於いて対戦相手を打ち破ったからです。

おめでとう、あなたが勝者だ。

 

ルール概要

7枚の手札と2枚の共通カード、

(そして後攻が得られるボーナスカード1枚)

それらを駆使して対戦相手のライフ15点を削り切った側の勝利です。

 

ライフを削るためには手札から攻撃カードを使用します。

物理攻撃はあなたの攻撃力と相手の防御力の差分のダメージを与えます。

攻撃力と防御力はゲーム開始時には0点(後攻のみ攻撃力1点)から始まり、

共通カードである「呼吸法カード」によって、それぞれを強化できます。

 

一度使った手札は基本的にはターン終了時に手札に戻り毎ターン1度使えます。

もちろんカードゲームなので例外はいくつもあります。

強力な代わりに1度使えば使い捨てのカードや1ターンに何度も使えるカードですね。

 

カードはダメージを与えるだけでなく回復や打ち消しなど様々な効果をもち、そしてそれぞれにコストが設定されています。

コストはハースストーンやシャドウバースなどのような毎ターン1ずつ自動で上昇するタイプのシステムで、

コストの重いカードは初動が遅く、小回りも効きづらい代わりに驚異的な能力を持ちます。

中には「対戦相手にX点のダメージを与える。Xは対戦相手のライフに等しい」といった一撃でゲームを終わらせる高コストの使い捨てカードも存在します。

 

これらの派手なカードを撃つまでの間、防御に回るのか。

あるいはその防御を上回る怒涛の攻めで打ち勝つのか。

それとも打ち消しや手札破壊によってその目論みをくずすという手もあるでしょう。

 

強力なカードへの回答は手元のカードプールの中に必ず眠っているはずです。

(このゲームはTCGでなくトランプやドミニオンのような何が入ってるか決まっている箱を1セット買う買い切り型のゲームです)

 

相手の構築の癖をよみ、

時には独創的で奇抜なデッキを組み上げ、

一手二手先を意識したプレイングの立ち回りをする。

 

トップレベルのカードゲームの試合のように鎬を削り合う戦いの面白さを存分に詰め込んだゲームとなっています。

 

万人に勧めるにはこのゲームは少しばかり刺激的で苦手な人はとことん合わないと思います。

逆にハマった人は、Blade Rondoの面白さに取り憑かれること間違いなしでしょう。

 

めちゃくちゃシビアな対人構築ゲームを遊びたい人にオススメです。

 

なお、このカードゲームの基本セットにはNPCとの対戦モードもあるので

友人のいない人でも1人で遊ぶことができます。

 

友人をなくしそうで友人がいなくても遊べる…あまりにもキレ味 鋭いカードゲームです。

是非一度、ご体験あれ。

 

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【#デュエマ】豆猫さんのデュエマ道 その2

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 さて、デュエマ情報サイト「ガチまとめ」で記事を書かれているライターらすねさんの誘いで現代デュエマのデッキを見ていくことになったわけですが…

 

いやぁ、このゲーム本当に色んなデッキがあって見ていて面白いですね。

「現代デュエマを見るなら、これは見ておいた方が面白いですよ。豆猫さんの貰ったスターターとも相性いいし…」とオススメされた「ヴォルゼオス・バラモルド」のデッキを見ていきましょう。

 

まずマナチャージで…多色カードをマナゾーンに置きます。

 

多色カードは使用する場合、複数の色マナを払う必要がありますがマナゾーンに置く場合は逆に複数の色マナのどちらかが出ます。

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MTGで言えばタップインデュアルランドみたいなものですね。

 

らすね「シータカラーの《新世界王の思想》はマナチャージすると自身の効果でアンタップします」

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アンタップインの3色土地…ってこと!?

 

「その代わり基本的に手札だとマナゾーンに置く以外の用途に使い道ないから(大嘘)」

 

そっかぁ…。

 

まあ、もちろんそれだけではないわけですが。

 この「アンタップインのトライランド」を3枚集めるとそれらを合体させた縦長の一体のクリーチャーとして召喚できる…と言うのが真の力。

その名も《ヴォルゼオス・バラモルド》!

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3枚のカードを合体させてクリーチャーを作るの、凄く「デュエマっぽい」要素なのでワクワクしますね。

 

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MTGで強いていうなら横2枚合体であるB.F.Mでしょうけれど縦3枚ともなると更にサイズ感が大きくてワクワクしそうですね。

 

肝心の合体後の性能はかなり強力で「2回までの除去耐性」「速攻」

さらに攻撃時に相手のシールドを枚数に関係なくブレイクするワールド・ブレイカー能力まで。

 

これだけでも凄いのに攻撃時に相手の手札を全て捨てさせ、

さらに出したターンはブロックすらされません。

 

…夢の詰まりまくったカードだ。

 

でもどうやってパーツを揃えながら9マナのクリーチャーを出すまで攻撃を耐えるのでしょう?

 

その助けとなるのが《フェアリー Reライフ》を始めとするG・ストライク付きマナ加速呪文でした。

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いわゆる僕たち20代の元デュエマっ子たちの感覚で言えば「S・トリガー」の亜種です。

 S・トリガーを持つカードは手札から使っても、シールドから引いて使っても同じ効果が発動しますが、

G・ストライクの場合は手札で使う効果と異なりシールドから引いた時は「攻撃を1回分止める」という効果を発揮します。

 

これによりデッキ内に9マナに辿り着くためのマナ加速と防御力を両立できるんですね。

 

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さらに3枚合体カードのパーツは全て多色カードであることから《獅子王の遺跡》によって1枚でマナを3点伸ばすことも可能…!

 

前述のReライフが2ターン目にマナ加速をしてくれてくれることや、切札のパーツはアンタップインの多色カードであることから、3ターン目に7マナまで伸びることも珍しくありません。

 

そして、続く4ターン目にマナチャージして8マナ。

ここで満を辞して切札の3枚合体が…

ん?

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1マナ足りなくないか?

そう、出ないのである。

 

じゃあこのターンに何をするんだろう…?

対戦後、らすねさんに聞いてみることにした。

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このターンは基本的に「暇」になってしまうため、

ここで適当な大型クリーチャーを1体出しておいて、5ターン目に切札の3枚合体ワールドブレイカーで全てのシールドを破壊した後、攻撃して勝利を目指すらしい…

 

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 龍風混成 ザーディクリカ

販売ページ  龍風混成 ザーディクリカ

 

……。確かに高いですね。

 

ただ、せっかく高額カードの「ザーディクリカ」を繰り出しても、

「コスト7以下の呪文をとなる能力」で撃つ呪文まで入れるのはデッキバランスが難しく結局のところタダで2マナの《フェアリー・Re:ライフ》を撃つだけになってしまうことも。

なので、「大型ディスペクターなら何入れてもいい枠」なんだとか。

らすねさんはこちらの《ブラック・ビックバン》を使っているそうです。

不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン

販売ページ 不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン

 

ガチまとめコネクションで繋がった他のデュエマプレイヤーの方によると

他には「フェアリーギフト型」もあるんだとか。

フェアリー・ギフト

 

《フェアリー・ギフト》や《鬼寄せの術》などの呪文、

MTG風に言えば《暗黒の儀式》系カードを使うことで強引に1ターン早く出すんだそうです。

 

らすねさん曰く「ヤンキーすぎる構築」とのことですが「まだ切札を出せない暇なターン」である4ターン目に全ハンデスで対戦相手の返し技を大きく封じることができるのは強烈そうです。

 

切札の《ヴォルゼオス・バラモルド》3枚1組でもそれほど値段はしないことと、

バラモルドがディスペクター種族なので「ディスペクターをコスト軽減するササゲール能力を持った小型クリーチャーで大型ディスペクターを出して戦う」という構築済みデッキスタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXTとの相性も悪くないことから、

5色ヴォルゼオスから現代デュエマの世界に飛び込んでみるのも面白いかもしれません。

 

「複数のカードを合体させる」という挙動は実にデュエマっぽい動きなので遊んで面白そうですよ!

 

それではまた次回の豆猫さんのデュエマ道でお会いしましょう!

NEXT ↓

omamesensei2.hatenadiary.jp

 

 

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【#デュエマ】豆猫さんのデュエマ道 その1

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というわけで、デュエマ復帰した豆猫さんです。

さて、復帰したもののカードの強さについて右も左もわからない状態なんですよね。

 

贈ってもらった構築済みデッキだけでもカードパワーの高さに驚いてます。

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ザガーン様よりパワー高くしてメリット効果2つついてるの、

6マナのWブレイカーってこんなに強くていいんだ…。

 

単純にデュエマのカード知識が足りないため現代カードパワーのインフレに理解が追いつけてないんですよね。

 

この辺りの感覚をアジャストするために前回の記事でコネクションを結んだ人たちとデュエマして、

色々なデッキを見せてもらいながら自分の組みたいデッキを模索していきたいと思います。

 

まずはまぁ…赤単を見ておくか。

というわけで「ガチまとめ」で記事を書かれているDMPの銀翼カズキさん、対戦よろしくお願いします!

 

まずは第1ターン。

先行はもらったのでマナチャージしてエンド。

相手の出方はどんなものか。

どのようなインフレを見せてくれるのか楽しみです。

 

「マナチャージして1マナでブレイズクローを召喚」

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み、見たことある〜!!!

お前、現役なのか…?

 

続く2ターン目、こちらはエルフィ-1を出していきます。

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第2ターンになりカズキさんはカンゴク入道を召喚しつつブレイズクローで殴ってきます。

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んー??

なんだこいつ。

〈鬼タイム〉って言う能力を使うために互いのシールドを減らしたいのはわかるけど、自分のシールドを減らしていくのか。弱そうだなあ…。

 

こちらは3ターン目に一気に動きを進めます。マナチャージして 3マナあるうちの2マナを使ってブロンズ-1(エルフィ-1で軽減されて2マナです)

 

残り1マナと増えた1マナでさらに2枚目のブロンズ-1を出して5マナまでマナゾーンのカードを増やしていきます。

 

応戦するようにカズキさんは1マナクリーチャーを一気に展開してくるのですが…

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ん…?

なんか現代のクリーチャーなのにブレイズクローよりも弱くないか?

 

カズキ「これはですね。名前の違う1マナクリーチャーが増えるだけで速攻デッキが強くなりすぎるので後から出る1マナ域は、基本的にブレイズクローより暴れないように作られてるカードが多いんですね」

 

あぁ、なるほど。

それで今でもブレイズクローは現役なのか。

 

では、返しのターンを貰ってマナチャージして6マナ。

のちに「出た〜!豆猫さんのボルスレン・バスターだ〜!」と言われるくらい僕が使い倒すことになる相棒、

ボルスレン・バスターを召喚します。

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キーワード能力がたくさん書いてあって悪斬の天使みたいで好き。

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雑に全員で殴りに行ってシールドをバリンバリン。

 

カズキ「あっ、あっ、あっ。マズイな〜これ。待って待って」

 

何が起きてるか知らないですけど待ちません。

さて、返しのターンで割られたシールドから増えた手札でカズキさんはクリーチャーを並べてきますが、こちらにトドメをさせません。

 

あれ…?

これ勝ってないか?

 

なんかよくわからないうちに勝ってしまいました。

 

うろ覚えなので対戦譜に実際とは違う流れが書いてあるかもしれないけどまあ大体こんな感じだったと記憶しています。

 

赤単も大したことないな〜!

 

カズキ「いや、これはですね。轟轟轟ブランドっていうカードがあってですね」

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手札の数が少ない時にノーコストで出せる7マナのクリーチャー。

手札が減りやすい赤単デッキの特徴に合致した強そうなカードですね。

 

カズキ「現代デュエマでは基本的に相手を殺し切れるターン以外ではS・トリガーや相手の手札増加を気にして、序盤はあんまりシールドを割らないのが普通なんですね。それを前提に手札枚数計算してたんですけど、豆猫さんはそのセオリーを知らないから普通に攻撃してきたので…」

 

ああ、僕が定石を知らずに雑にシールドをブレイクして手札枚数の計算が狂った結果、轟轟轟ブランドくんは出てこれなかった…と。

なるほど。

 

今日の教訓、現代デュエマの序盤は殴らない…!

…本当か?

それで相手の計算が狂うなら実は殴った方がお得じゃない?

 

*2022/1/07追記

轟轟轟ブランドは1枚しかデッキに入れられないらしいのでめちゃくちゃ意識してケアする必要はないとのこと。

 

多分この辺は「殴った方がいい時、悪い時」「殴った方がいい相手デッキ、悪い相手デッキ」があるんでしょう。

これから覚えることはたくさんありそうだなぁ。

 

まぁ、現代の赤単についてはこれで完全に理解したでしょ。

 赤単は轟轟轟ブランドの計算を狂わせるためにこっちから殴った方がいいデッキ!

 

カズキ「もう一回!もう一回お願いします!」 

 

ふふん。

もう赤単との戦い方は覚えました。

また勝っちゃいますよ?

 

カズキ「2マナで我我我ガイアール・ブランドを出します」

 

なんか轟轟轟と名前の響き似てるけど違うの出てきたね。

小型クリーチャーが殴ってきたので、とりあえずSトリガーで除去っておくか。

 

カズキ「こいつが場を離れる時、攻撃済みのクリーチャーを全てアンタップします」

 

は?

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1マナの群れに轢き殺されたんだが…?

これが環境Tier1の速攻デッキかぁ〜!

 

カズキ「僕は赤と心中するって決めてるので赤単使ってますけど赤単我我我はTier1 の中じゃ弱い方ですよ。ギリギリTier1」

 

マジで…?

現代デュエマ、コワ〜。

 

こんな感じで現代デュエマプレイヤーのサンドバッグになりつつ現代デュエマを知っていこうと思うので「その1」と記事タイトルに付けておきました。

その2もそのうち書くのでよろしくぅ! 

 

*追記 書きました↓

omamesensei2.hatenadiary.jp

 

【#デュエマ】今年一番コスパのいい買い物をした話

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総額 約1500円

 

泡沫カードゲームレビュアーの汚名を返上するために今年は大人気カードゲーム「デュエルマスターズ」も遊んでいくよ。

 

むかし一応プレイしていたとはいえ現代デュエマ事情はさっぱりわからない。

こういう時にはメンター(導き役)となる先人を見つけて色々聞くべきだろう。

 

なんかデュエマについて学べるコネクションはないものかなあ…

あっ…(唐突)

 

gachi-matome.com

 

そういえばデュエマのスマホゲームが出た時に懐かしさかたインストールしてやりこんでたことを思いだした。

で、その頃にデュエマのデッキ紹介コンテストがデュエマ情報サイト「ガチまとめ」さんで開かれてたんですよね。

 

そこで紙のデュエマはわからないんだけど、アプリのデュエマなら…ってことで記事を寄稿したんですよね。

この時の伝手で現役デュエマプレイヤーの方々とコネクションとれるんじゃいか?

 

gachi-matome.com

 

上の記事を書いたデュエマライター「らすね」さんとコンタクトを取り、組みたいデッキはどんなのか?

好きな戦術やカードはあるか?

などなどたくさんお話してみたのですが…

 

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というわけでVolval8とやらをオススメされました。

何それ?

 

らすね「何ってボルバルザークのリメイクですが…」

 

マジ?

ボルバルザーク、デュエマをやっていない人にすらよく知られていると言っても過言ではない禁止カードである。

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こいつに水文明の追加ターンクリーチャー(制限カード)を悪魔合体させたカード…

それがVol-Val-8らしい。

 

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他にも色々なアドバイスやデッキプランの話をしたり、

コネクションから他のガチまとめライターさんからもアドバイスをもらったわけですが

このカードが一番印象に残っていました。

 

そしてB○○K○FFへ行ってみたところたまたま500円くらいで1枚だけVol-Val-8が売られていました。

 

とりあえず試しに買ってみてデッキのカード1枚と交換。

さあ、いざ約1500円のデッキでデュエマしよー!

 

コネクションを繋いだ先で対戦相手を募集したところ次々に対戦相手が現れる。

 

まず泡沫カードゲーマーの豆猫さんはここで感動したよね。

メジャーカードゲームってプレイ人口が多いからすぐに対戦相手が見つかるんですね。

 

次々に襲い来る対戦相手と楽しくデュエマを遊んでみたんですが…

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そもそも、このスターターデッキの完成度が結構高くて…

そこにVol-Val-8という明確な切札を投入したことで、かなり強めのデッキ相手にも「対戦相手が事故って、こっちがまわれば普通にワンチャンある」みたいなデッキになりました。

 

デュエマ=カードが高い…みたいな偏見がありましたが安くても割と楽しめるんですね。

 

そうは言っても勝率は20%くらいだったとは思いますが、5回に1回「すごく気持ちよく勝てる」のって癖になりますね。

 

やっぱ切札勝舞といえば青の追加ターンカードだね。

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デュエマの漫画でMTGしてたころに勝ちゃんが使ってた切札

 

デッキの動き

 

この辺は僕が説明しなくてもデュエマプレイヤーの人は分かってると思うんですがデュエマを知らない読者のために書いておきます。

 

マナゾーンにデッキの上のカードを置く能力持ちのディスタス・クリーチャーは増えたマナとササゲール能力の分で高コストのディスペクター・クリーチャーを召喚できるようにしてくれるので序盤はマナ加速ディスタスを並べます。

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アジサイ‐2はデッキの上から2枚を見れるのでこれで切札を探したいですね。

 

ブロッカーやメタクリーチャー(妨害カード)は入っていないので相手の攻撃はシールド・トリガーや、Gストライク能力などで食い止めて生き残れるよう祈ります。

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準備が整ったら9マナ支払って切札Vol-Val-8を出します。

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この時、9マナ払うためにエルフィ-1のようなパワーが6000より高いディスタス・クリーチャーを『生贄』に捧げて支払いに充てると、

クリーチャーが破壊されるイベントが発生するのでVol-Val-8で追加ターンを得るための条件である「このターンにクリーチャーが4体以上破壊された」の実績を解除する助けになります。

 

追加ターンを得ればもう勝ったようなものです。

ライフ6点のゲームで3点が速攻持ちが2ターン殴ってくるんだもんな。

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もう少し予算が撮れる人はVol-Val-8を増やしてみたり、アクアンのリメイクカード、アクアン‐2版アクアン)を入れてVol-Val-8を手札に引き込みやすくすればデッキが回る確率も上がり、ワンチャンで勝てる機会がぐっと増えると思います。

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割とこのデッキ気に入ったのでしばらくこの1500円で色々なデッキと戦わせてもらいながら自分に合ったデュエマを探していこうと思います。

 

500円で全体6000点火力と追加ターンが得られるの、めちゃくちゃ生活の質が向上しはるかに良いです。

今年入ってから一番コスパのいい買い物。

カードは物ではなく「体験」を買っている。

そう思える買い物でした。2枚目も近くで売ってないかなあ。

 

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胡乱なカードゲームばっかりしていたらデッキが送られてきた話2022正月編その2

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前回の記事でデュエマを送ってくれた方が一緒に同封してくださったカードゲームの話もしていきましょう。

 

あのアニプレックスがバックについた新興カードゲーム、ビルディバイド。

その構築済みデッキ第一弾です!

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ビルディバイドTCG スターティングデッキVol.1 漆黒に嗤う魔女

 

一緒に送られてきたデュエマと比べた時に(どちらの方がより良いとかでなく)デュエマをベースにしているゲームだなぁと感じました。

 

遊んでる間ずっとナディヤのことハルカスって呼んでたしね。

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というわけでデュエマをプレイしてて気になった部分と、

ビルディバイドが後発のゲームとしてその部分のアプローチをどう変えているかを書いていこうと思います。

 

 デュエマを遊んでいて気になった点①

「マリガンがない」

 

これは良いところであり悪いところでもあるんですがデュエマにはマリガンがありません。

一方でビルディバイドはフリーマリガンが1回あります。

切札であるエースカードの存在を重視しているカードゲームのため、

エースが引けなくて負ける試合を少しでも減らすためにマリガンがあるのは良いことだと思います。

 

デュエマを遊んでいて気になった点②

「1ターン目が静か」

 

「先行もらいます。マナチャージしてエンド」

「ターンもらいます。マナチャージしてエンド」

 

こういう光景はデュエマを少し遊んでみた 中でそう珍しくなく時には2ターン目も同じやりとりで進んでいきます。

 

この部分をビルディバイドでは「じゃあもうそのターン、やったことにした方がよくない?」というアプローチでゲームをデザインしました。

 

具体的にいうとゲームの準備として試合開始前にデッキの上から2枚をマナゾーン(エナジー)に置きます。

 

これによりゲームのテンポ感が良くなっていると感じました。

このゲーム5マナ目からが本番って感じのゲームなので開き直って2ターン飛ばしたかところから始まるの凄く良い調整だと思います。

 

デュエマで気になった点③

「思ったより殴り合わない」

 

現代デュエマのセオリーとして序盤から殴ることはまずないそうです。

 これはデュエマが「ピンチをチャンスにするゲームデザイン」にしようとして、攻撃された側の手札が増えるシステムになっていることによります。

 

それによりギリギリまで攻撃せずに、盤面に致死打点6点以上を並べてから殺しに行く方が、対戦相手に手札を与えなくて済むというプレイングがよしとされます。

 

ここをビルディバイドは2つの要素で覆しています。

 

1つ目、シールド枚数が極端に多い。

デュエマにおけるシールドがビルディバイドでは2倍の枚数に増えています。

これにより「致死打点を並べるのを待つ」よりは積極的に殴らないとゲームが終わらないとプレイヤーに思わせて前のめりなゲームを生み出しています。

 

加えて「シールドは破られたら墓地に行く」とすることで、

殴ることが不利になる要素を排除して殴りプレイを奨励するデザインで作られています。

 

そして、2倍に増えたシールドはシールドトリガーによる逆転を演出しやすくなる利点もあり、遊んでいて最後までどちらが勝つか直ぐにはわからないハラハラした楽しさがあります。

 

一方で10枚のシールドは不利な側が破るには多すぎるようにも思えます。

この悩みへビルディバイドは「バスター」という逆シールドトリガーの存在によってアプローチします。

 

具体的には攻撃されて墓地に落ちたシールドがバスターアイコンを持つ場合、攻撃されたプレイヤーは追加で1枚シールドを割られます。

 

極論を言えば相手のシールドが10枚あってもバスターが10枚そこに埋まっていればワンパンで勝てるため、最後まで逆転勝利の可能性は眠っているのです。

 

そしてバスターカードは手札に来て使う場合には非常に強力なカードである場合が多く、デッキの何割をバスターカードにするかという構築の楽しみもあります。

 

デュエマで気になった点④

「インスタントがない」

 

これは自分がMTG遊戯王を経験しているせいで相手ターンに行動できるインスタントや罠・速攻魔法・手札誘発の存在に慣れているからかもしれませんが、

デュエマにはソーサリー呪文がほとんどでインスタントはありません。

 

一方でビルディバイドにはQuickというインスタントがあります。

これにより、対戦相手が何もせずにターンを回してきた時に、それが事故なのか何かを構えているのかという読み合いが発生し得ます。

一概にどちらが良いということはありませんが自分はインスタントのあるゲームの方が好みです。

 

 

以上、デュエマと同系統ながらデュエマと差別化するポイントをいくつも作ってプレイ感覚を変えていると感じた部分を書き連ねてみました。

 

(他にも全員がスピードアタッカーとブロッカーを持つこと、デッキが無くなった時の処理なんかも大きな違いとしてありますが今回は割愛)

 

最後にデュエマ関係でないアピールポイントとして、バックにアニプレックスがついていることの意義も紹介しておきましょう。

 

魔法少女まどかマギカ鬼滅の刃と言った有名アニメとのタイアップブースターも発売が決定していて…

おそらくこの流れはこれからも続いていくと思います。

 

あなたの好きなアニメがいつかコラボするのを見越して、今からビルディバイドに手を出してみませんか?

 

…そうそう。

ビルディバイドもデュエマ同様にアニメ放送がありますのでそちらも気が向いたら見てください。

キャラクターがカッコ可愛いですよ。

 

そんなわけで本年はデュエマに引き続きビルディバイドと、Not泡沫カードゲームの紹介でのスタートになりましたね。

 

あなたも是非、ビルディバイドについて調べてみてください。

泡沫系と違ってかなりしっかりとしててアニプレックスの強さを感じますよ。

 

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前回の記事

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胡乱なカードゲームばっかりしていたらデッキが送られてきた話2022正月編

 

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あけましておめでとうございます。

仕事の体制変更と書籍化に伴いスケジュールを取りづらく、2022年の行進はまばらになってしまうと思うのですが今年もカードゲーマー、本読み、映画ファン、そしてなによりTRPGプレイヤーとして活動していこうと思います。

 

さて、泡沫カードゲームレビュアーだの胡乱カードゲームブロガーだの言われたい放題の私ともなると、読者の皆さんからカードゲームが送られてくることがあります。

昨年12月にもそう言ったカードゲーム送付のお知らせがありまして…

 

「豆猫さん、遊んでもらいたいカードゲームがあるんで送ってもいいですか?」

「良いですよ、遊んだら可能な限りレビュー記事をあげますね」

 

…一体どんな胡散臭いカードゲームが届くのでしょう?

 

そういうわけで年末に届いた2つのカードゲームの構築済みデッキ

そのひとつが、こちら…!!!

 

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デュエル・マスターズ スタートデッキ ハイドのディスペクター

 

 

超有名カードゲームで草。

 

あれか?

ゲテモノ食いながら「独特の味わいがあり、一度はご賞味いただきたい」って雑誌に書いてるコラムニストに高い牛肉送りつけるみたいなものか…?

 

でもなぁ…デュエマかぁ…

デュエマからは自分ちょっと離れてるんですよね。

 

子どもの時に遊んで、その後なんどかタイミングを見てかじったことはあるし、デュエマ で稼がせて貰ったこともあるんですが…

ある理由でデュエマはなかなかしっかりとは遊んでなくて…

 

その理由のわかりやすいエピソードがこちら↓

 

Kさん「このデッキの動きとか多分好みに合うと思うんですけどどうですか?」

 

自分「動きは面白そうなんだけどジョーカーズってカード群の絵柄と名前が絶望的に好みじゃないです」

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Rさん「ジョーカーズが大好きな俺、泣いちゃった」

 

 

こう、なんてゆうのかな。

自分の知ってるデュエマはもう少しカッコよかったんですよ。

カードパワーは今とは比べ物にならなくても《青銅の鎧》と書いてブロンズアーム・トライブって読ませる獣人とか…《アクア・ハルカス》とかさぁ…

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ああいうのが好きだったんですよね。

最近のデュエマ(*注*豆猫さんはデュエマの最近に詳しくないので10年近く前のデュエマを指している)って、

なんかカードの名前とか絵柄が好みじゃないからあんまりやりたくないんだよなぁ…

 

まあ、もらった構築済みは開けて遊びますけど。

 

 

Rさん「で、結局スターターどうでしたか?」

 

自分「私の好きなデュエマだった…」

 

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そう、リメイクである。

懐かしのカードたちがリメイクされまくっている。

本当の「最近のデュエマ」は大リメイク祭りなのである。

 

ストーリー上の敵であるディスペクターは「古いクリーチャーのリメイクカード」を生贄に捧げて「昔のクリーチャー複数体をごちゃまぜ合体したキメラリメイクカード」を切札として叩きつける。

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味方側は「ここ数年のデュエマのクリーチャー」が「昔のクリーチャーの力を借りてパワーアップした特別な進化をする」という形で新旧のカードのコラボリメイクがされている。

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リメイクカードの世代が幅広いため「昔やってたけどやめた人」がいつ頃やめたんだとしても何がしかのカードはビビッとくる感じのラインナップになっているんじゃないだろうか?

 

あの頃のように新しい仲間とデュエマで遊んでみる。

それにうってつけの時期が今なのかもしれない。

 

君もキングマスター スタートデッキ「ハイドのディスペクターNEXT」を買って、今年からまた昔のようにデュエマスタートしてみないか?

 

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【お知らせ】更新頻度低下予定について

いつも本ブログを読んでくださる皆さま、ありがとうございます。

 

今回は大事なお知らせがあります。

本ブログでは様々なカードゲームや映画、小説のレビューなどの記事を投稿してきましたが、仕事の体制が来年から変わることや家庭の事情により、満足に時間を取ることができなくなりそうです。

 

特に泡沫カードゲームや胡乱なカードゲームについてのレビューは、知ったかでなく実際に触って遊んだ上で記事を書きたいという重いが強くあり、

プレイできる時間が減ることで来年は行進ペースが大きく落ちる懸念があります。

 

特に誕生日と書籍化デビュー記念ということでカードゲームを送ってくださった方々、

レビュー記事が出ることを期待されてのことだと重々承知していますが、

それらについてもプレイする時間を取れないうちは記事にすることができないためお待たせしてしまうと思います。

 

頂いたカードゲームのレビューは遅くなりますが必ずするつもりでいるので、しばらくお待ちください。


それでは皆さま、2021年はありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。