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正直者と嘘つきと異言語の問題(道化抜き)


↑の続き。読んでない人はそちらから。


ミルーニャ「アズーリア様。じゃあもう少し簡単な嘘つき村パズルから入りましょう」

アズーリア「え? 待って待って、ただでさえ頭がパンクしそうなのに更に問題を増やすの?」

ミルーニャ「増やすというより解体ですね。一部分だけ取り出して解くんです。先ほどの問題で目の前の神様を2人に減らして、マロゾロンドを取り除きます。」


あなたの前に二人の神がいてどちらかはラヴァエヤナ神、もう一人はペレケテンヌルのクソ野郎です。
あなたが「Yes・Noの問」を投げた時にラヴァエヤナ神は常に真実を答えますが、
ペレケテンヌルは逆の答えを返します。

ただし神は返答を神の言葉で返します。

「ヤー」と「ダ―」の2種類がそれぞれ「Yes」か「No」に対応しますが、どちらがどちらに対応しているかはわかりません。

あなたは「Yes・No」の問をどちらか一人に一度だけ投げかけることができます。

どのような問いであれば、ラヴァエヤナとペレケテンヌルを区別できるでしょう?

ミルーニャ「まあ、こんな感じに簡略化できますね」

アズーリア「うわー。すごくすっきりしたね。やっぱりマロゾロンドが一番悪さしてたんじゃない?」

ミルーニャ「いえいえ、ペレケテンヌルも相当悪い奴でしたよ。あー、ペレケテンヌルの依代にされるところだったミルーニャかわいそう! 今のミルーニャがいるのはアズーリア様のおかげですぅ」

ハルベルト「そういう媚びた喋りはしなくていいから」

ミルーニャ「あなたには絶対してやらないので安心してください」

ハルベルト「ふんっ」

ミルーニャ「ふんっ」

アズーリア「ええっと、マロゾロンド抜きのパターンだよね?」

ミルーニャ「そうです。二択のパターンですね」

アズーリア「うーん。いや、ダメだこれ。せめてわかる言葉で喋ってくれないと」

ミルーニャ「そんな甘えたことをいっていてはいけません。奴らときたら、こっちとまともな意思疎通する気がないんですから」

アズーリア「ええっと…」

ハルベルト「音だけしか判別できないなら意味を無理にとってはダメ。ヤーはイヤーと音が似てるからNo」

ミルーニャ「適当なことを言うのはやめてください。それならダ―はダメと音が重なりますよ」

ハルベルト「ひっかかった。駄目という言葉の語源となるゲームはそもそもこの世界に…」

ミルーニャ「問題が解けないからって細かい揚げ足取りで優越感に浸ろうとするのやめてくれます?」

ハルベルト「ハルは間違ったことは言ってない。勝手にあなたが食ってかかってきてるだけ」


アズーリア「ああ、もう。二人ともやめてってば」

ハルベルト「それもこれもアズが早く解かないのが発端。アズが答えを出したなら解決する問題」

アズーリア(そこでこっちに振るの!?)

アズーリア「ええっと。まず最初の質問で…じゃなかった今回は質問は1つしか出せないんだった」

アズーリア「『あなたはラヴァエヤナですか?』だとそもそもヤーとダ―の区別がつかない…」

???「3人集まって何してるのー? あたし抜きで密談?」

部屋に入ってきたのはメイファーラ。

メイファーラ:アズ、ハル、ミルーニャの友人。額の第三の眼でなんでもお見通しの「天眼の民」

メイファーラ「ふーん。論理パズルねー。アズ―リア、私が答え教えてあげようか?」

ミルーニャ「!?」

ハルベルト「!?」

ミルーニャ「メイファーラ。わかるんですか、って聞くまでもないですね…私のテキスト、カンニングしましたね、あなた」

メイファーラ「カンニングって言い方は酷いなあ。たまたま『視界』に入っちゃっただけだって」

ミルーニャ「よ、よくもぬけぬけと…!これじゃあせっかくミルーニャが用意したアズーリアさまとのマンツーマンドキドキレッスン計画が…!」

メイファーラ「そもそもハルさんがいる時点でそのプランはもう破綻してるよねー」

メイファーラ「というわけで見ちゃった…もとい見えちゃった答えによると『あなたはラヴァエヤナですか? と聞いたらヤーと言いますか?』と聞くみたいだね」

聞かれたのが正直に答えるラヴァエヤナなら、
ラヴァエヤナですか? の問にはYesと答えてくれる。
で、ここでヤーがYesなら、Yesというか? の答えもYesなのでヤーと言ってくれる。

アズーリア「でもそれって全部うまくいった時だよね? 聞いた相手が正直に答える神様で、聞いた内容が正解で、その上でヤ―が肯定の時。」
アズーリア「そこまで条件がそろってないとヤーとはいってくれないんじゃない?」

メイファーラ「そうだねー。どうなってるの? ミルーニャ」

ミルーニャ「それはですねー。もしヤーがNoの意味だとどうなるかというと…」

『あなたはラヴァエヤナですか? と聞いたらヤーと言いますか?』という質問は、
『答えがYesである問い』に『ヤー(No)と答えますか?』という意味の質問になる。

正直者のラヴァエヤナはYesであるものにNoとは『言えない』のでその質問は否定しないといけない。

ミルーニャ「さて、アズーリア様? じゃあラヴァエヤナはなんて答えますか?」

アズーリア「えっと、Noでしょう…あれでも今はNoがヤーだから…さっきと同じ!?」

ミルーニャ「はい。なんとヤーがイエスだろうとノーだろうと、ラヴァエヤナに聞いた時はヤーと答えてくれるんです。」

アズーリア「じゃあ、逆にその質問を受けたのがペレケテンヌルだったら…」

ミルーニャ「『あなたはラヴァエヤナですか?』という問いにペレケテンヌルが答えると、ラヴァエヤナではないのでNo…なんですけど、クソ野郎は嘘つきなのでYesと返します」

アズーリア「えっと、それでYesがヤーだったら…?」

ハルベルト「『あなたはラヴァエヤナですか?』の問いにはヤーと返す。でも、質問の内容はヤーといいますか?だから」

メイファーラ「ヤーって答えるんだからヤーって答えますか? への答えはYesだ!」
メイファーラ「あっ、でもこいつは天邪鬼のペレケテンヌルだからNo…?」

ミルーニャ「その通り。ここペレケテンヌルのクソ野郎が二回嘘つくのでややこしいんですよね。とにかく得られる答えはNoです」
ミルーニャ「今の例だとヤーがYesなので、Noという言葉は…」

アズ―リア「ダ―! あっ!さっきと逆!!」

アズーリア「ちょっと次は私に最後まで言わせて…」

アズーリア「最後に残ってるのは…」

・質問に答えるのは嘘つきペテレケンヌル。ヤーはNoの意味。

→最初のあなたはラヴァエヤナですか?の部分はNo…だけど嘘つきなのでYesと返す。
→NoがヤーなのでYesと返すということはダ―と返すということ。
→ヤーと答えますか?と聞かれててダ―と答えるんだから、答えはNo…だけど嘘つきなのでYes。
→問いかけた質問に帰ってくるのはYesの意味の言葉。

アズーリア「えっと…今はYesの意味なのは…ええっとヤーがNoだからダ―!」
アズーリア「ダ―だ! 答えはダ―! ヤーがYesでもNoでもダ―!」

ミルーニャ「そういうことです。『あなたはラヴァエヤナですか? と聞いたらヤーと言いますか?』という問いかけをしたときには…」

・ヤーがYesでもNoでも関係ない。
・ラヴァエヤナなら絶対にヤーと答える。
・ペテレケンヌルなら絶対にダ―と答える。


ミルーニャ「不可思議な信託を与えてくるような神性をただヤーとかダ―という鳴き声を上げるだけの獣に零落させる! 再現性による神性の零落! まさに杖の奥義…!」
ミルーニャ「あー。あの糞ペレケテンヌルをダ―と鳴くだけの三角錐生物に貶める…考えるだけで気持ちがすかっとしますね」
メイファーラ「獣はそういう複雑な思考はしないんじゃない?」
ミルーニャ「複雑な思考を内部でしてるかどうかなんて関係ありませんよ。同じ鳴き声だけを挙げる哀れな姿が観測されたなら、それは観測された通り哀れな獣。これが杖思考です。観察された『結果』が重要なんです」
ミルーニャ「アズーリア様、今からでもそいつからミルーニャに乗り換えません? アズーリア様とミルーニャなら多分、神殺しの成果を引っ提げれば杖の末妹候補の座を狙うのも不可能ではないかと!」

アズーリア「まだ諦めてなかったんだ、それ」

ミルーニャ「当然です。諦めて運命に妥協するなんて私らしくないですから…」

ハルベルト「ハルをのけ者にして何を勝手にいい雰囲気を作ってるの…」
ハルベルト「もうアズはハルのものだから。絶対に渡さない」

メイファーラ「モテモテだねー、アズーリア」

アズーリア「モテモテっていうかこれは…」

メイファーラ「じゃあ二人がほっぺつねりあったりくすぐりあったりする不毛な争いは置いておいて進めちゃおうか」



今回のまとめ。
・マロゾロンドがひっかきまわさない場合、ヤーとダ―の意味を知ることなく2柱の神の名前を明らかにすることができる。


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