バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

バーチャルVtuver(存在しないVtuberを装う遊びをする人) ※当ブログはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC. ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシー|WIZARDS OF THE COAST GAMES 連絡用Gmail:beencatsun@gmail.com

クッキクリッカー×性格診断テスト=オシャレな雰囲気のアプリ

平成最後の名作クリッカークローンゲームの話をしよう。
 

f:id:omamesensei:20190109173303j:plain

 
私のTLで最近じわじわと流行してきている名作クリッカークローンゲーム、オルタエゴ。
今回はその魅力に迫ろう。
と言ってもTLでだけ流行しているごく狭いものでなく、
アップストアの無料ゲームランキング3位にまで上り詰めている。
アドベンチャージャンルでは1位だ

f:id:omamesensei:20190109173324j:plain

 

 
どういうゲーム?
 
性格診断×クリッカークローン=オシャレな雰囲気のアプリ。
 
クリッカークローンという言葉は適当に今思いついた表現だけど、多分既に誰かが使ってそうな言葉だ。
「クッキークリッカー型のシステム」を採用したゲームという意味だ。
 
クッキークリッカー
 
 

f:id:omamesensei:20190109173631p:plain

一本道の通路を進みながら、流れてくる吹き出しマークをタップしてEGOというポイントを貯める。
溜まったEGOを消費することで、画面中央下にあるを読み進める。
本を読み始めると吹き出しをタップせずとも時間経過でEGOが溜まるようになる。いわば「不労所得」としてのEGOを得られるようになる。
 
吹き出しをタップしEGOをためる
→たまったEGOで本を読む(一時的にEGOが減る)
→本から自動で発生するEGOが溜まり、よりEGO生成効率の高い本を読めるようになる
 
これが基本の設計である。
 
EGOの溜まり具合や本の読破率による実績解除システムや、
EGOを一定以上貯めることで進むストーリーパートを読むことに楽しみを見出すゲームになっている。
 
「大抵のゲームはクッキークリッカーとして解体できる」
「クッキークリッカーは最小単位のRPG」なんて言われたりもするが
そういう大げさな比喩でなく、もっと直接的にオルタエゴクッキークリッカーそのものだ。
 
吹き出し大きなクッキーEGO焼いたクッキークッキー生産施設だ。
 
本を読み進める(=施設建造数を増やす)ことによるアチーブメントの開放と
それによるEGO獲得量増加(Cps上昇)というところまで同じだ。
 
もはや小難しいことを言わずとも、オルタエゴがガワを「不気味でお洒落な雰囲気」に張り替えたクッキークリッカークローンゲームであることは疑いようもない。
名著の引用、素敵なイラストと音楽…そういった雰囲気の下にあるゲームシステムはクッキクリッカーそのものだ。
 
ではどうして流行しているのか?
 
クッキクリッカーが突然盛り上がったあのゴールデンウィークの再来だろうか?
 
似た部分はあったかもしれない。
お正月という時期なので仕事や学校がお休みということでプレイヤー候補が多かったのが
ヒットに無関係ということはないだろうが、それだけでもないだろう。
 
このゲームの魅力。それがエスというキャラクターと診断テストのパートだ。

f:id:omamesensei:20190109173757j:plain

 
クッキクリッカーで言うとグランマに当たるマスコットキャラで、ストーリーパートの重要人物だ。
 
ある程度クッキーを焼く…失礼、EGOを貯めることで
エス」と名乗る女性キャラクターとの会話が進み、診断テストを受ける。
 
これらの診断テストがかなりしっかり作られているのだ。
よくある雑な「占いゲーム」などでは「誰にでも当てはまりそうなこと」を書いてお茶を濁したりするものだけど、オルタエゴの診断は比較的しっかりと作られている気がする。
他人の診断結果を見て私が感じたのは「違うなあ…」というものだった。

f:id:omamesensei:20190109173858j:plain

 
もちろんカウンセラーのように向き合って話をするわけでなく、
選択肢から選ぶので「自分の考えがそもそも選択肢にない」ということもある。
選択肢がない場合、パッと見て気になった選択肢1つを選ぶのでいいなじゃないかな?
 
例えば12個の(一見ランダムな)語群から気になるものを選ぶ性格診断がある。
「自分の考えに合う選択肢がない」と言われることの多いストーリー解釈のテストもこれと同じで気になるものを選ぶだけでいいのだと思う。
 
それでもこのアプリの診断はかなり細かくタイプ分けをしてくれる。
 
自分の分類されたタイプの解説を読み、「エス」と会話をしながら、
自分を見つめなおし、吹き出しとして流れる名著の引用に触れ…クッキーを焼くアプリ、それがオルタエゴである。
 
クッキーを焼き続けた時に不意に訪れる虚無感、自分探し…クリアがない終わることのないゲームという雰囲気が噛み合い、クリッカークローンの新しい可能性に唸らされた。
 
さて少しでもオルタエゴを良いと思い日本円¥360を払う気が起きたならぜひとも課金して「広告を消す」オプションを買ってほしい。

f:id:omamesensei:20190109174042j:plain

 
広告のあるなしで没入感が結構違う。
というかでてくる広告の空気感が違い過ぎると一瞬でさめる。
作者もノーコストでこのアプリを作ったわけではないのでお金が欲しい。
だから「広告を見ると有利になる」ようにできているし、
診断後の分析時間とかはどう考えてもあんなに長くかからないので
下画面の広告時間を稼いでるんだと思う。
 
広告を消せばオルタエゴの世界を十二分に楽しめるし、プレイも効率的だ。
とくに広告の再生実績の開放が嬉しい。
広告を消した場合、画面に現れる青い蝶をタップするだけで、広告閲覧時の恩恵が受けられるようになり、広告再生実績にもカウントされる。
つまりはゴールデンクッキーだ。
そして広告再生にスマホを拘束される不快感もない。
 
何より作者が広告をつけたのは収益が欲しいからだ。
広告を消すための360円と言う固定の額(のうち作者の手に入る何割か)はきっと広告収入より多いのだろう。
素敵なゲームを遊ばせてもらったお礼に広告消しアイテム「快感原則の彼岸」を買うことをおススメする。
 
買い方は画面右上にあるページ形のアイコンをタップし、アイテムを購入するを選び、一番下の「快感原則の彼岸」を購入すれば終わりだ。
 
それではあなたとエスにとって素敵な心の旅を。
 
 
オマケ。
 
僕はやらないし、もうやれないから検証もできないが、「広告消し」しない場合にできるEGO稼ぎの裏技があるんだってさ。
検証できないのでここでは書かないけど「裏技」とか好きな人は「快感原則の彼岸」は買わない方が良いかもしれない。
 
クリア後向け↓