バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

バーチャルVtuver(存在しないVtuberを装う遊びをする人) ※当ブログはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC. ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシー|WIZARDS OF THE COAST GAMES 連絡用Gmail:beencatsun@gmail.com

実写版がっこうぐらし!とキャベツ検定の話

f:id:omamesensei:20190203141442p:plain

 

 

君は実写版がっこうぐらし!を見ただろうか?

見ていないと聞いて「もったいない。人生の半分を損している」などと言ってマウントを取るのは人生の価値や個人の感性の違いをないがしろにしているので僕は好きではない。

 

がっこうぐらし! を見ていないのは悪いことではない。

だがこれだけは言わせてほしくて「見ないでキャベツを叩くのだけはやめてほしい」のだ。

 

 

これががっこうぐらし!を見た僕の率直な感想だ。

実写映画がっこうぐらし!のキャベツは「非常にいい」だった。

 

「あのキャベツ」というのが何かというと、

僕がTwitterをしていてRTで回ってきたがっこうぐらし!のキャベツだ。

畑の土の上に「収穫を終えてスーパーで売ってる時のキャベツ」が横たえてあった。

なぜそんな「イケスにアジの開きを浮かべる」ような変な映像を撮ったのだろう?

僕の中でその画像を見てから実写版がっこうぐらし!への評価は地に落ちた。

そう。

「見てもいない映画」の評価を下げる、というやってはならないことをしてしまったのだ。

 

いやあ、でもさあ…流石にアレは…などと言い訳はすまい。

何故なら僕はまだ実写ドラマ版がっこうぐらし!を見ていないのだから…

 

…そう。

あの時僕がTwitterで見たキャベツは映画とは別の全四話のドラマ版のスクショだったのだ。

 

なぜそちらのキャベツが映画と全然違うのかはわからない…

そもそも製作スタッフが違うなんていう話も聞いたし、

同じ世界観の前日譚でこそあるが映画とは別の作品なので、

映画版のキャベツが文句を言われるのはとばっちりだったのだ。

 

重ねていうなら僕はドラマ版を見ていないのであの「ひどいキャベツ」すら意味のあるシーンの可能性も0ではない。

シュレディンガーのキャベツだ。

もしあれが「畑の土の上にスーパーのキャベツを並べているシーン」なら

そもそも文句をつけるのも間違いで、

ドラマを見ていない僕には「ひどい方のキャベツ」を非難する資格はない。

 

だが少なくとも。

僕は実写版がっこうぐらし!を見たので擁護ができる。

擁護どころか絶賛できる。

「実写映画がっこうぐらし!のキャベツは良かった」と。

 

正直、「キャベツがひどい」という先入観はあったので

普通は気にしないような、すぐに画面から消えるキャベツを注視しすぎだったとは思う。

仮にそれでキャベツが酷かったとしても、それは上げ足とりにすぎない。

それぐらいしっかりキャベツを見ていた。

 

だがよかった。

キャベツはとてもよかったのだ。

しっかりと、他にすることのない閉鎖状況の学生が…

丹精込めて屋上で栽培した立派なキャベツがあった。

 

それもそものはず。

スタッフロールには「美術協力 JAなんとか」と書いてあり…

(編注:「JAしおのや」様です。)

JAしおのや

 

パンフレット(そう、あまりに良い映画だったので見終わってすぐパンフを買いに行った)

パンフレットには、スタッフの奮闘っぷりについて書かれており

畑の野菜は撮影日にちょうど収穫できるようタイミングを調整して美術版が育て上げた野菜」である旨が記されていたのだ…!

 

本来意識して目にとめることすらなかったかもしれない画面端のキャベツ

収穫時のキャベツにさえこだわる…!

これほどの熱意ある美術スタッフJAしおのやさまの奮闘が、

「別のドラマ」への批判を元になかったことにされてはいけない!!

 

もし君が見ていないのならキャベツは今、いわゆるシュレディンガーのキャベツだ。

僕が大嘘ついてキャベツを過剰に持ち上げているのか、

実写版がっこうぐらし!のおもしろさにニューロンを焼かれて幻覚を見ている可能性さえある。

だから君は残り少ない上映期間の間に、実写版がっこうぐらし!見ることでしか、

映画のキャベツを語ってはいけない。

 

「映画のキャベツじつはそんなに酷くないんだって」と見ずに語るのさえNGだと思う。

 

君がその目で見てきて「キャベツすっげえよかった」というならいい。

なんなら見てきたうえでキャベツが酷いと思える僕と違う感性の持ち主なら

見たけどキャベツはひどかった。あいつは嘘ついてる」といっても僕はキミを責めはしない。

 

とにかく、言いたいのはこうだ。

賛美であれけなすのであれ、実写映画版のキャベツを見てからにしてほしい。

 

ほんとうに人が少なかったけれど、僕にとってはい映画だった。

その感想さえ僕は押し付けようとは思わない。

だが見ないでキャベツを語ることは僕はとっても許せない。

それは理不尽で傲慢な怒りだ。

それでも僕は言いたいのだ。

実写映画がっこうぐらし!キャベツ検合格だと…!

 *2019/11/04追記

Amazonプライム・ビデオで、アマプラ会員無料に追加されました。

アマプラで実写ぐらしを見よう!

https://twitter.com/isseyshibata/status/1190788538217844737?s=21

 

 

omamesensei2.hatenadiary.jp

omamesensei2.hatenadiary.jp