バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【 #MTG初心者 向け】Q.伝説って? A.ああ!

やあ、バーチャルVtuver豆猫さんだよ。
今回の初心者用語講座は「伝説」だ。
 

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伝説って?
 
正確には「伝説の」までで1つの用語だ。
まあ面倒なので伝説でも通じるけど。

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伝説のクリーチャー

 
カードの真ん中に「伝説のクリーチャー…」といった形で書かれている。
この伝説ってなんだろう?
 
伝説とは固有のキャラであることを表すサブタイプだ。
 
伝説はマジックの背景ストーリ―における重要人物や場所、道具…
そういった固有の名前を持つものに付けられる特殊タイプだ。
 
伝説のパーマネントには特殊なルールが存在する。
(パーマネントって何? って人はこちら↓)
 
レジェンド・ルール
 プレイヤー1人が同名の「伝説の/Legendary」パーマネントを複数コントロールしている場合、
そのプレイヤーはその中から1個を選び、それ以外をすべてオーナーの墓地に置く。
 
要は自分の場に同じ名前の伝説のキャラクターとかアイテムは1つだけというイメージだ。
あくまでイメージ、実際にはMTGでは相手の場と自分の場は区別されない
昔は相手の場も含めて1個までというルールだったりした。
相手と自分の場の区別がないので「場に1枚」だと自分が2枚目を出せないだけでなく、
相手も同じ名前のカードを場に出すことができなかった。
 
伝説カードは名前付きキャラなので同一人物が二人いるのはおかしい! というわけだ。
 
次第に設定にこだわるよりゲーム的な面を重視するようになり、相手の場はノーカンということになった。
超強いコンボに使われる伝説カードがあったとき、そのカードを使わないデッキが
「先に出すことで相手のコンボを妨害できる」という理由で同じ伝説カードを使ったりしていたのだ。
こういった「テクニック」をなくすために各プレイヤーが1人だけ使えるということにしたのだ。
 
それから名前が違う場合はこのルールに影響されない。
例えば同じキャラが2回カード化されることがある。
その場合も名前が違えば場に並べても大丈夫だ。
同じキャラかどうかをルールの方ではチェックできないのでカード名が違えば並べてもいいのだ。
 

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名前が違えば同一人物でも並べられる
そうそう、復帰勢が間違えやすいところ。
昔はプレインズウォーカ―には厳しくて、カード名が違っても同じプレインズウォーカ―ならアウトだった。
現在はプレインズウォーカーもカード名が違えばセーフだ。
 
おそらく昔に比べて頻繁に同じキャラのプレインズウォーカ―カードが収録されるようになったことも無関係ではないだろう。
(単純にプレインズウォーカ―の扱いと伝説の扱いが違うのが複雑だったからかもしれない)
 
場に出る伝説カードは同名1枚までしか使えない。
 
出せないわけではなく1枚目があっても2枚目を使えて、その場合は好きな方を墓地に置く。
 
例えば《光明の縛め》を受けた梅澤哲子がいる時に
2体目を出して1体目を墓地に送ることで自由に動ける哲子を出したりできる。
 
逆に後から出た方を墓地に置くこともできる。例えばこんな場合だ。
場に+1/+1カウンターが載ったアイゾーニがいる時に、2体目のアイゾーニを出すと、アイゾーニが場に出た時の効果を使える。
もちろん強化されてる方を場に残したいので、後から出した方を墓地に置けばいい。
 
これが伝説ルールのすべてだ…! とは言えなくなったのが最近のMTG。
 
 
伝説のソーサリーというカードがある。
伝説のソーサリー?
 

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ソーサリーはパーマネントではない。
場に残らないカードの伝説とはなんなのだろう?
 
伝説のソーサリーは「ストーリー上の大きなイベント」を描いたものだ。
これらは「伝説の人物が使った大魔法」という意味で、
伝説パーマネントの場での制限と違い
「場に伝説のクリーチャーかプレインズウォーカ―がいる場合にのみ唱えられる」という唱える時の制限がある。
 
正直な話、僕はこのシステムが嫌いで「違う挙動」のものを同じ用語でくくるのは混乱の元だと思う。
でもルールなんだから仕方ない。
伝説のソーサリーは場に伝説のクリーチャーかプレインズウォーカ―がないと使用できない。
 
そうそう、あくまで呪文をとなえるフレーバーなので「伝説の土地」が場にあることは関係ない。
伝説の土地があっても伝説のアーティファクトがあっても、
それだけでは伝説のソーサリーは唱えられないのだ。
 
そのくせ伝説の生物でさえあれば魔法を使えそうに見えないカエルとかでもよかったりする。
なのでフレーバーと言うよりは「ゲーム的な」縛りなのかもしれない。
土地を出すのにはマナが必要ないのでデッキに十分な量の伝説の土地があれば使えるというのはマズい、
基本的にコストが必要な伝説のクリーチャーやプレインズウォーカを条件に設定することでバランス調整をするという目的なんだろう
 
 
というわけで今回のまとめ
「伝説をデッキに2枚以上積むのはルール上問題ない」
「同じプレイヤーは同名の伝説パーマネント2枚を並べられない」
「2対以上並べた場合、1つを選び残し他を墓地へ置く」
 
伝説のソーサリーは自分が伝説のクリーチャーかプレインズウォーカ―を使っている場合にのみ唱えられる」
 
伝説って? と聞かれて今ならこたえられるようになったかな?
ああ!