βテスト前の絶賛記事はこちら。
さて今回はβテストに参加できるようになり、新しく追加された絶賛ポイント。
「バトルレポート」について話そう。
戦闘終了後に表示されるグラフ、それが、バトルレポートだ。
何らかの基準でAIが数値化している「ゲームの優勢度」の推移だ。
これを見るのが思いのほか気持ちがいい。
自分の今の戦いを振り返って「序盤に優勢度を稼いでそれを維持する」のか
「優勢度が低い状態で耐え続けて切り札で一気に逆転するのか」を視覚化してくれるのだ。
詳細を表示することで
「自分の優勢」「相手の優勢」「総合した優勢度合」の3つを確認できるのも嬉しい。
自分の想定したグラフを描けているか?
あるいはそうじゃない場合、君のデッキには「別の勝ち筋」が潜んでいたことが分かる。
そして、興味深いのはそもそも「別の勝ち筋」なんてものはプレイ中に自分で気づいたなら後から気づける要素は必要ないし、
プレイ中にそもそも気づかなければ「勝ち」につながらないのでそもそも最後まで気づかないだろう。
えっ? じゃあいつ気づくの?
そこでAIクロスバトルだ!
おさらいしよう。
ゼノンザードのマッチング戦「AIクロスバトル」ではプレイヤーAとプレイヤーBがマッチングした場合、
対戦は並列して2つ行われる。
プレイヤーA VS プレイヤーBのパートナーAI
プレイヤーB VS プレイヤーAのパートナーAI
そう、君が対戦している間にAIも君と同じデッキで戦っている。
そしてAIの試合のレポートも見ることができるのだ!!
君の想定していない形のグラフを描くバトルレポートがAI側から手に入った場合、君はその詳細な試合運びのリプレイを見ることもできる。
例えばこんなグラフ。
「え!? そこから負けるの!?」という驚きのグラフだ。
グラフにタッチして「指定したターン」とかから観戦できるので、
1からリプレイを再生しなくてもいいというのは神機能だ。
敗因になってそうなグラフの急落ポイントの少し手前から再生…なんてことができる。
どうやらこちらのライフは最大値の10、相手はライフ1だ。
もはや勝ちは確定しているように見えるが、ここから負けるのか(困惑)
ここで迂闊に攻撃を仕掛けた結果、相手のフラッシュタイミングのマジックによって一方的にこちらの切り札を戦闘破壊されて一転攻勢からの敗北者。
ゼノンザードの戦闘は防御側が有利なので盤面がほぼ膠着し、
自分の方が圧倒的にライフ有利なので、ここは勝負を焦らずに相手の攻撃を止める方向で動いておくべきだったかもしれない。
こうした立ち回りをAIの敗北から学びプレイヤーは上達する。
上達したプレイヤーの立ち回りをAIが模倣し、強くなる。
このサイクルが回ることでプレイヤーはAIと共に強くなっていく。
AIと共にAIと戦うというコンセプトが「なんか新しそうなこと」ではなく、
このゲームを面白くするための一貫したテーマになっているのだ。
気づかなかったデッキのカード同士の相互作用や、特定の対戦相手に有効な動きをするカードの発見など、AIが君のデッキを動かす様子から得られる知見もあるだろう。
ゼノンザードはAIと戦うゲームだ。
君のパートナーAIとうまくつきあいゼノンバトルを楽しもう!