【翻訳記事】オースブレイカー疑似総合ルール
本記事はMTG(マジック:ザ・ギャザリング)のカジュアル・ルールである、
「オースブレイカー」の『総合ルール』についての非公式日本語訳です。
元記事はこちら↓
https://oathbreakermtg.org/rules/
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906.1
オースブレイカー変種ルールでは、各デッキはそのデッキのオースブレイカーとして指定されたプレインズウォーカーと、刻銘呪文として指定されたインスタントまたはソーサリーによって率いられる。
オースブレイカーフォーマットの作成は公式でなくweirdcards.orgによるものです。
オースブレイカー変種ルールでは、通常のマジックのルールすべてに加えて、以下の追加ルールを用いる。
906.2
オースブレイカー戦は多人数戦で行われる。
通常、無差別戦変種ルールに「複数への攻撃」選択ルールを用い、「影響範囲限定」選択ルールは用いない。rule 806参照。
906.3
各デッキにはオースブレイカーとして指定されるプレインズウォーカー・カードが1枚含まれる。
この指定はそのカードで示されたオブジェクトの特性ではなく、そのカードそのものの持つ属性である。領域を変更したとしても、そのカードはこの指定を受け続ける。
906.3a
カードの第1面がプレインズ・ウォーカーのタイプを持つ限り、両面カードでもオースブレイカーに指定できる。
906.3b
共闘メカニズムを使用する場合、あなたは2人のオースブレーカーを持つことができる。ルール702.12参照。
906.3c
オースブレーカーは「レジェンド・ルール」に従う。
906.4
各デッキには1枚、「刻銘呪文」として指定されているインスタント・カードまたはソーサリー・カードが含まれる。
刻銘呪文は、オースブレイカーの固有色に収まる必要があります。
この指定はそのカードで示されたオブジェクトの特性ではなく、そのカードそのものの持つ属性である。
領域を変更したとしても、そのカードはこの指定を受け続ける。
906.4a
オースブレイカーがオーナーのコントロール下で戦場に出ている間にのみ、そのオースブレイカーの刻銘呪文を唱えることができる。
906.4b
共闘メカニズムを使用する場合、各オースブレイカーがそれぞれ刻銘呪文を持つ。
各刻銘呪文は、それぞれのオースブレイカーの固有色に限定されます。
906.5
オースブレイカー変種ルールにおいては、あるオースブレイカーを使うデッキに入れることができるカードを決定するために固有色を用いる。
カードの固有色とは、そのカードのマナ・コストやルール文章に含まれるマナ・シンボルの色と、その特性定義能力や色指標によって定義される色のことである。
906.5a
固有色は、ゲームの開始前に確定する。
906.5b
カードの固有色を決定するに際し、注釈文は無視する。
906.5c
カードの固有色を決定するに際しては、両面カードの第2面も考慮する。
906.6
オースブレイカー戦デッキは、以下のデッキ構築ルールに従う。
906.6a
各デッキには、オースブレイカーと刻銘呪文を含めて、ちょうど60枚のカードが含まれなければならない。
906.6b
基本 土地以外のカードは、すべてがそれぞれ異なるカード名でなければならない。
906.6c
オースブレイカー戦のデッキに入れることができるカードは、その固有色の全てがそのデッキのオースブレイカーの固有色に含まれるものだけである。
906.6d
基本土地タイプを持つカードをデッキに入れる場合、オースブレイカー固有色に含まれる色のマナを出すものでなければならない。
906.6e
デッキにはオースブレーカーと刻銘呪文が含まれていなければならない。
906.6f
デッキにはヴィンテージで使用可能なカードのみが含まれていなければならない。
ただし禁止されたカードは含めない。
禁止リストはoathbreakermtg.org/banned-listで管理されています。
906.7
ゲームの開始時に、各プレイヤーは自分のデッキから自分のオースブレイカーと刻銘呪文を統率領域に表向きで置く。
その後、各プレイヤーは自分のデッキの残りの58枚のカードからなるデッキを切り直し、それをライブラリーとしてゲームを始める。
906.8
開始プレイヤーが決定したら、各プレイヤーは自分のライフ総量を20にし、7枚のカードを引く。
906.9
プレイヤーは自分が所有するオースブレイカーを統率領域から唱えることができる。
統率領域から唱えたオースブレイカーを統率領域から唱えるには、それ以前にそのゲームの間に統率領域からそれを唱えた回数ごとに(2)を追加コストとして支払う。
この追加コストは俗に「統率領域税」と呼ばれる。
906.10
オースブレイカーがどこかから追放されたりオーナーの手札や墓地やライブラリーに置かれたりする場合、オーナーは代わりにそれを統率領域に置いてもよい。
この置換効果は同じイベントに複数回適用できる。
906.11
オースブレイカーがそのプレイヤーのコントロール下で戦場に出ている限り、プレイヤーは自分がオーナーである刻銘呪文を統率領域から唱えることができる。
刻銘呪文を統率領域から唱えるには、それ以前にそのゲームの間に統率領域からそれを唱えた回数ごとに(2)を追加コストとして支払う。
906.12
刻銘呪文がどこかから追放されたりオーナーの手札や墓地やライブラリーに置かれたりする場合、オーナーは代わりにそれを統率領域に置かなければならない。
この置換効果は同じイベントに複数回適用できる。
906.12a
もし刻銘呪文がなんらかの理由で統率領域かスタック領域以外のどこかに置かれるなら、それは代わりに統率領域に置かれる。
これはバイバックなどの他の置換効果よりも優先される。
906.13
「ゲームの外部」で所有されているカードを参照する効果は、オースブレイカーでは機能しない。
(訳注:原文には能力/Abilities とあるが恐らく効果/Efectの誤記と思われる。文意をとって効果と訳したけれど最終的な判断はweirdcards.orgやあなたのプレイグループに委ねます)
906.14
他のルールまたは効果があなたの統率者を参照する場合、代わりにそれはあなたのオースブレイカーを参照する。
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上記の『総合ルール』はBryan SpellmanによるWeirdcardsのオリジナルルールを、
豆にゃあ(@MAME_NYA)が2019年7月15日に翻訳したものになります。
それ以降に原文が書き換えられた場合には対応していません。
ルールの最終的な判断はweirdcards.orgやあなたのプレイグループに委ねます。