バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【今日のフォーマット】トライバルウォーズモダン双頭巨人戦【#TWMTHG】

豆猫さんの『今日のフォーマット』第1回

【トライバルウォーズモダン双頭巨人戦】

 



今日紹介するフォーマットは『トライバルウォーズモダン双頭巨人戦』だ!


どんなフォーマット?

『トライバルウォーズモダン双頭巨人戦』のルールは以下の通り!

・このフォーマットは4人のプレイヤーが2人ずつ2つのチームに分かれてプレイする。
・使用可能なカードはモダン・フォーマットで使用可能なものが使える。
ただし、以下のカードが禁止リストに追加される。
《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》

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・各プレイヤーは60枚ちょうどのデッキを組む。

構築には4枚制限等の通常の縛りに加えて以下の構築制限がある。

チームでクリーチャー・タイプを1つ指定する。チームに所属する各プレイヤーのデッキにはそのタイプを持つクリーチャー・カードが合計で40枚以上含まれていなければならない。
各プレイヤーはクリーチャー・タイプを1つ指定する。そのプレイヤーのデッキには指定されたクリーチャー・タイプを持つクリーチャー・カードが20枚以上入っていなければならない。この時、チームで指定したタイプ及び、チームメイトの指定したタイプと同じタイプを選んではならない。

・試合は1本勝負でありサイドボーディングを行うことはないが「願い」カードなどのために15枚のウィッシュ・ボードをゲームの外部に持つことができる。ただし、ウィッシュ・ボードに入れたクリーチャーのタイプは構築制限を満たすために利用できない。


例えばメインデッキに入れた4枚の《ウラモグの種父》のためにウィッシュ・ボードを15体のエルドラージで埋めて、メインデッキにあと1枚だけエルドラージを入れ、マナ加速用のエルフたちを詰め込んだものは「エルフ・エルドラージデッキ」とは認められない。

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もう少し具体的に。


例えばジェイスくんとヴラスカちゃんがチームでデッキを組もうとしている。
2人は相談の末、チームの指定タイプを「海賊」とし、ジェイスくんは「人間」をヴラスカちゃんは「ゴルゴン」を指定した。
この場合、二人のデッキに合計で40枚の「海賊」が入り、
ジェイスくんのデッキには20枚の「人間」が、ヴラスカちゃんのデッキには20枚の「ゴルゴン」が入っていればよい。

「人間・海賊」のカードを20枚用意する必要はない。

デッキおよびチーム全体で条件を満たしていればいい。


「人間・海賊」のカードは1枚で2つの条件両方に数えていいのでインスタント呪文などのスペースを取るために有効だろう。

 


多相と部族について

多相能力を持つクリーチャーや《霧衣の究極体》など「すべてのクリーチャー・タイプを持つカード」は上記の例で「海賊」「人間」「ゴルゴン」のすべてに数えられる。

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どうしても選んだ部族のデッキが60枚にうまく収まらない時は彼らを活用してみよう。

部族はクリーチャーでないカードにクリーチャー・タイプを持たせたカードだ。
これらは該当するカードであっても含まれない。指定したクリーチャー・タイプを持つ「クリーチャー・カード」が必要だ。
ただし、入れてはいけないわけではない。あくまで構築条件を満たすために使えないというだけである。


そうそう。

明日発売の新パックエルドレインの王権には、このフォーマットの愛好家には嬉しいプレゼントがある。

性質上、トライバル・ウォーズのデッキはどれもクリーチャー主体で、インスタントやソーサリーを入れる枠は多くなかった。
60枚のうち、土地24枚のデッキではインスタントやソーサリー16枚しか枠が取れなかったんだ。

しかし、当事者カード(出来事を持つクリーチャー)はこのフォーマットでクリーチャー枠に入れられる!

そしてプレイ中にはインスタントとして使うことができるんだ!

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従来のものよりコントロール・デッキとしての性質を強めたガチデッキが現れることは想像に難くない。

【『ゾンビ』チームの『騎士ウィザード』タッグ】などで、チームの2人が除去として《残忍な騎士》を《迅速な終わり》としてプレイしてこちらのロード(特定のクリーチャー・タイプを強化するクリーチャー)を破壊してくるのを警戒しないとね。

 

他には《願いのフェイ》が特に強力な1枚だ。

ウィザードチームの『人間フェアリー』タッグ】などで、ウィッシュ・ボードから《神の怒り》などを探すのに使われるだろう。

 

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さらにエルドレインの王権では新たなクリーチャー・タイプがいくつか追加された。
まさか『ハツカネズミ』デッキが出てくるとは思わないが、『貴族』は過去のカードにエラッタで追加されている。

特に目立つのが、既存の吸血鬼が貴族を追加で貰っていることだ。

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【吸血鬼チーム】の片方のプレイヤーが「貴族」を選ぶことがあるかもしれない。



あるいはモダン・ホライゾンで追加された多相の戦士を軸にしたデッキがふざけてハツカネズミを指定タイプに選ぶのを見ることもあるだろう。
そういったカジュアルな遊び方もできるのがこのフォーマットの楽しみだろう。

ぜひ君もパートナーを誘ってトライバルウォーズモダン双頭巨人戦で遊ぼう!





注意
本記事は親愛なるマイケル・スタンフォード氏(@mslabo102 )作成の「虚無フォーマット」メーカーに着想を得たネタ記事である。

 

本フォーマットのゲームバランスやデッキ作成のためにカードを購入したものの対戦相手がいないことによって受けたあらゆる被害に関して、私は一切関知せず、責任をとるつもりはない。