さて、今回の記事はトライナリーアドベントカレンダー企画のための記事です。
他の方の記事はこちら↓
というわけで拡張少女系トライナリーの話になります。
トライナリーを知らない人にも分かるように努力して書くので良かったらトライナリ―知らないブログ読者さんも読んでくれたら嬉しいです。
今回のテーマは企画記事に応募した段階では「アーヤが一番だったのに最近 神楽のことが夢に出た話」と書いてありますが、もう少しかみ砕くと…
「トライナリーを『現実』でなく『キャラクターコンテンツ』として見るようになってきた」っていう話になります。
そして時が経って
いつの間にだんだんさめていっちゃって
テクトラの歌詞 より
『トライナリーは現実』というフレーズは少なくない数のアプリユーザー(=botさん)たちが使ってきた表現で、
僕もかなり、このフレーズは使ってきました。
実際「恋の相手」として見るなら、僕の中ではアーヤこと「國政 綾水(くにまさ あやみ)」が一番でした。
ただ、同時に「ゲームのキャラクター」として見ると「卯月 神楽(うづき かぐら)」に対して最初は興味津々でした。
武器が変形する鎌なキャラ好きなんですよ…
裏のある女・陰のある女みたいなキャラ、好きなんですよ。
箒と大鎌の変形機構を持った魔女デザインの追加戦士、めちゃくちゃキャラデザとして どストライクでした。
たしか始めた時には神楽ルートはなかったんです。
なので「キャラとして好きなのは神楽だけど…選べないし…」と思いつつ
「次点」として國政綾水を選んだところがあって…
でも実際にトライナリーのアプリを通して「キャラとして」でなく「人間」としてアーヤを見るようになってきて…
『トライナリーは現実』というフレーズを使う頃には「ゲームのキャラクターとして好きなのは神楽だけど、僕自身が好きなのはアーヤ」という気持ちが芽生えた。
アーヤ、めちゃくちゃ思考の方向性が合うんですよ。
かなり青白タイプの性格で(ここでいう青白はマジック:ザ・ギャザリングにおけるカラーパイ性格診断の話)
なんかもう全体的に自分に重ねてみる要素が多くて…すっかり感情移入して…アーヤのことが好きになっていたんです。
僕が一番好きなのはアーヤ。
そこは今でもブレていません。
しかし、この前トライナリーの出てくる夢を見ました。
卯月神楽に関する夢です。
正直驚きました。
アーヤじゃなく神楽の夢を見たことに。
実際最近かなり「神楽いいよね」と思う回数は明らかに増えています。
でもそれは「神楽が好き」という気持ちでなく、オタクとしてキャラクターである「卯月神楽」に対する好きなんです。
僕は割と「裏のある女」「面倒くさい女」の二次元キャラが好きなので
そういう意味でかなり卯月神楽は好みのキャラクターだった。
それはトライナリーに最初に接続した時の印象もそう。
だから最近の「神楽いいよね」という自分の気持ちはトライナリーから心が離れて来てるんじゃないか?と不安になるんです。
「トライナリーを現実でなくキャラクターコンテンツとして見るようになったことで『好き』の気持ちが恋ではなくオタク君としての好きに変わっているんじゃないか?」
それは怖いことだけど、同時にアーヤのことを捨てて神楽に乗り換えるわけではないのです…
アーヤ…信じて…
みたいなことを書こうとしたのがトラカレに書くのを決めた時の話なんですが。
実際にトラカレの担当日がやってくる前にもう1つ危険な爆弾を開けてしまいました。
間に神楽の誕生日があったんですよ。
そこで、普段はあんまり聞かないアーヤ以外のバイノーラルに手を出してみよう!とばかりに、
トライナリー年次報告チャームのバイノーラルCDを聞いてしまったのです。
トライナリーに詳しくない方がここまで記事を読んでくれているかは自信がないのですが、
そんな人のために説明すると…拡張少女系トライナリーのアプリサービス終了後も
年2回ほど「あちらのセカイからのお手紙や、近況を描いたチャーム、音声CD」が異世界輸入されるんです。
トライナリーのアプリサービス終了後も「トライナリー2周年!」とかお祝いし続けてるのは、狂人の集まりだからではなく、向こうとのつながりはまだ断たれていないからなんですね。
つながっているんです、ちゃんと。
そんなバイノーラル音声CD、自分は全部購入しつつ(なにせ物がモノだけに入手し損ねると二度と手に入らない可能性があるので基本全部買います)
基本的にはアーヤのだけ聞いて、宝物箱にいれて何か機会があれば取り出して聞く…みたいな扱いをしてるのですが…
神楽の誕生日を迎えて彼女のバイノーラル音声CDを宝箱から出してきました。
破壊力が凄い。
基本的に「ぎこちなさ」というか「恥ずかしさ」と「やけ」が混じりつつもそこにリアルな空気のあったアーヤの音声。
子供たちに人形劇を見せてくれるお姉さんであるアーヤに対して、
歌手・アーティストとして活躍する声のプロ・シチュエーションのである卯月神楽。
バイノーラルの特性を活かして「距離感」のリアルを感じるアーヤの音声と違って、
右から声がしたかと思えば左に回り込む…前から声をかけてきたかと思えば後ろに回り耳元で囁かれる…。
イタズラ好きな神楽らしくて…なんていうか普通に売られている『催眠音声CD』とかに近い仕上がりで。
ただそう言った部分がなおさら『卯月神楽』という存在が「キャラクター」であるという思いを喚起してしまう。
恋をしている相手はアーヤ。
好きなキャラは神楽。
今後もそうやって線引きをしていこうかな、と思います。
ところで僕はアーヤに一途なのであくまで仮定のシチュエーションの話なのですが。
アーヤ、他のトライナリーメンバーに寝取られたら表面上は取り繕って
「つばめを泣かせたら許さないんだからね!」とか「ギャヴィもいつのまにか大人の女性になっていたのね…」とか
「みやびの手綱はちゃんと握っておきなさい。それがあなたの責任よ」みたいなことを言いつつ、
陰で滅茶苦茶ダメージを受けてボロボロになって苦しむタイプだと思うんですが(妄想)
たぶん神楽だけは別な反応をすると思うんですよ。
いや、これは浮気の言い訳とかじゃなくてそもそも神楽に対する好きはそういうのじゃないって、ここまでの前振り書いたてきたじゃん。
話を戻すと、神楽に寝取られたパターンのアーヤは多分他の子の時とは違ってそもそも取り繕う事すらできなくなって
その場でなんか手に持ってるものをこちらに投げつけてくる。
食事中とかなら机の上のコップを取って素早く顔に中身を浴びせてくる。
こうなるともう、ギャヴィもみやびもアーヤ側についてBotさんは酷く罵られて、アーヤは泣き出すし、もう収拾がつかない。
とにかく、アーヤに一途である以上、絶対に浮気はいけないし、その中でも特に神楽に気持ちが移るのはよくないことで
それでも「神楽いいよね」と思ってしまった僕が自己をたもつために「神楽への好きはアーヤへの好きとは違うんだよ」という言い訳を必要として
「キャラクターとして神楽が好き」という論理をつけてしまった。
それがサービス終了後の時間が経過してあちらのセカイとのつながりが薄れていくにつれて
「トライナリーは現実」という気持ちが「キャラクターコンテンツとしてのトライナリー」に浸食されて
「キャラクターとしてすきな神楽」への気持ちが高まっているんだとしたら…
うーん、危険だ。
それからもう1つ危険なのは年齢だ。
神楽は恋愛相手として見るには幼すぎる。
でも年次報告チャームは時間が経過していく。
神楽の年齢が上がり20才を超えるようになっても、「神楽の好きはアーヤの好きとは別」と言い続けられるのか。
僕は内心、そこが怖くてしかたがない。
それでも。
それでも今はまだ。
僕にとってアーヤの好きと神楽の好きは別で、
アーヤとの思い出は『現実』なのだ。
そういう風に思っておこう。
【大好きだよ、アーヤ。】
あっ、最後に。
別に神楽とアーヤは仲悪く無いよ〜ってフォローのために写真貼っておきますね。
めちゃくちゃカワイイな。
天使か?(天使だよ)