バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【#MTG】エルドレインにある城の名前、あなたは全部言えますか?

最近のマジックは固有名詞の登場頻度が上がっている。

ブロック制が廃止され、毎パックのように新しい次元を訪れるようになり、

次元固有の名前に触れるペースが増えてきたのだ。

 

だからプレイヤーが覚えられるキャパシティを超えているんじゃないか…?

みたいな問題提起とかをTwitterやDiscordでしていたんだけど、

今回の記事はそこからの派生になる。

 

 

2つ前のパック『エルドレインの王権』の舞台である次元、エルドレイン。

童話とアーサー王伝説を絡めた「古き良き昔話」の趣を持つ、非常に見栄えのいい次元だった。

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エルドレイン次元には5つの宮廷が存在し、それぞれが本拠地とする建物を持っていた。

この5つの建物の名前を言えるだろうか?

 

問題、この建物の名前は?

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アート:Volkan Baǵa

 

答えはアーデンベイル城

物語の中心となるケンリス王とその家族が住む城だ。

 

こう言った建物が5つの宮廷それぞれに存在し、固有の名前を持つ。

さて、あなたは残りの建物、全部の名前を挙げられるかな?

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カードゲーマー(大きな主語)一般的に負けず嫌いなのでこういうことを言われると、

「は? 余裕で5つ全部言えるが?」となるのは知っているよ。

では、ちょっと思い出してみよう。

残りの4つをこの記事のURLと一緒にツイートしてもらえると僕がエゴサして読みに行きやすいので、ぜひ君の答えをツイートしてほしい。

 

 

書けたかな?

この先は答え合わせとなるので、是非君の答えをツイートしてから先に進んで欲しい。

 

では答え合わせをしていこう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはこちらの青い建物の名前。

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アート:John Avon

この城は「知識」を美徳する宮廷の城で、その名はヴァントレス城

切り深いメア湖の水面に島のように浮かぶ城だ。

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誰かが王の居場所を知っているはずだ。その秘密を我々から隠し通せると思うな。

知識や秘密と言った「情報」にまつわるフレーバーテキストが多くあるのも、いかにも知識の宮廷と言ったところか。

 

 

続いてこちらの黒い城を見てみよう。

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アート:Titus Lunter

イラストをよく見ると城は空中に浮いているのがわかるだろう。

この空中移動要塞の名前はロークスワイン城という。

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彼女が次の求婚者を選ぶと、哀悼はすぐに祝福へと変わった。

 

黒エルフの女王、アヤーラの城でありアーサー王伝説が持つ「聖杯探索」の側面をモチーフとしている。

彼女と結婚した若者は次の日には城を旅立ち探索へと向かい、1年以内に戻ることが無ければ死んだと見なされ葬式ののち、次なる結婚が取り決められる。

 アヤーラ女王のフレーバーテキストにはその伝統について書かれている。

 

ではこちら、石でできた巨大な日時計を有する建物の名前はわかるだろうか?

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アート:Adam Paquette

この城こそギャレンブリグ城

人間が盛るよりも前に、古の巨人たちが巨石を運んで作ったとされる城である。

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あの者の夢と同じぐらい大きな武器を見つけてやってくれ。

 

そのルーツが巨人になるギャレンブリグでは大きいことはいいことだとばかりに巨大な武器や力技を好む。

他にいわゆる「根性」も評価したりするけど、あくまで「強い肉体と大きな武器あってこそ」というあたり、物質的な強さを美徳の軸とする様子がフレーバーテキストからも読み取れるだろう。

 

なんだ簡単な問題ばかりじゃないか。

どんなに新用語の登場スパンが早くなったってすぐに覚えられるよ。何の問題もない。

そう思ったあなたなら、きっと最後の問題にもばっちり答えられるでしょうね?

 

では最後の問である。

この建物の真の名前、汝は答えられるだろうか?

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アート:Jaime Jones

そう、答えはもうわかっているよね?

 

 

 

この建物の名前は燃焦苑

 

これで5つの宮廷の拠点となる建物の名前が出そろった!

君は全問正解できたかな?

 

おや、なんだか不服そうだね?

 

恐らくこの建物の名前をエンバレス城と答えたからだろう。

残念ながら、この建物の真の名前はエンバレス城ではない

 

 

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こちらのカードを見てほしい。カード名に燃焦苑という名前が出ているね。

そして背景に注目! 背景に映り込む建物はまさに先ほどの建造物の一部なのが分かるだろうか?

 

そう、このクリーチャーの名前や一部のフレイバーテキストに見られる燃焦苑という単語。これこそが建物の名前なのだ。

 

エンバレスというのは赤の宮廷がある都市、およびその周辺地域を指す背景用語だ。「エンバレス(にある)城」であって「エンバレスという名前の城」ではない。

 

そもそも、この建物の機能は城と言うよりも闘技場と言う側面が強い。

エルドレインの赤のカードで時折、闘技場を舞台にしたものが存在する。

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人生とは勇敢な者を称える試合である。

 

これらこそ、まさに燃焦苑での戦いを描いたものなんだ。

参加権利は「そこに入る勇気を持つもの全て」

とはいえ、さすがにゴブリン(レッドキャップ)のチーム単位での参加まで認めているのは驚きだね。

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決勝で相手を見たフェンウィック卿は、最初嘲笑っていた。

 

こういった次元固有の背景世界を知るのに役立つ公式の記事が「プレインズウォーカのための次元案内」シリーズだ。

マジック日本公式Webページで日本語訳を読むことができるので英語が苦手でも安心だ

クリーチャーの名前やフレーバーテキストで気になる固有名詞があったとき、その次元の案内記事を読むことで、詳しい解説と出会えるかもしれない。

ぜひ一度読んでみてほしい!

mtg-jp.com