バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【期間限定無料漫画の布教】がっこうぐらし!【6/27~29】

 

Kindleで今日だけ無料。

2020年6月28日22:00までの期間限定無料お試し版です。

2020年6月29日以降はご利用できなくなります。

 とのことなので今日買っておいて明日読むとかでもいいみたい。

つまり実質的には「今週末無料」ということ。

だから「今日だけで11巻分も読み終わるの無理でしょ」と尻込みせずに読めるとこまで読んでハマってもらいたい作品なので、気になると思っていただけたら、

この記事を読むのをやめて「がっこうぐらし!」を読みに行ってほしいですね。

 

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さて、というわけで今回は漫画布教記事を書いていこうと思います。

先ほどタイトルを挙げた通り今回あつかう漫画は「がっこうぐらし!」です。

 

割と「衝撃的な1話!」と話題になった作品なので、

記事ではその辺の「1話のネタバレ」はもう知っているということで進めていこうと思います。

知らないという人はまずは1話を読んでください。

 

 

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そして面白かったならこの記事に戻らずそのまま先へ先へと読めばいいと思います。

 

というわけで、ここからは「がっこうぐらし!」の1話はもう読んだor1話の内容はすでに知っている…という方向けに書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

もうネタバレ嫌な人は1話を読みに行きましたか?

まだならこの記事より1話を読みに行った方がいいですよ?

 

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では1話のネタバレありでここからは進めていこうと思います。

 

本作はかわいらしいキャラクターのほのぼの学園生活漫画…の皮をかぶせてスタートを切ったゾンビサバイバルものとなっています。

 

精神的に病んでしまっている主人公の視点では、いまだ学園生活はいつもどおり、

荒れ果てた学校の様子もゾンビとなった生徒たちもちゃんと見えておらず、

幻にむかって話、本当はすでに失われてしまった在りし日の景色だけが主人公ゆきにだけ見えています。

 

本作はそんな「きらら系の萌え漫画」「ホラー」のギャップから、アニメ放送のあたりで一気に話題になった作品です。

 

しかし、アニメだけしか見ていないから原作の先がどうなったか知らない読者も多いのでは?

 

今回の期間限定無料でがっこうぐらし!は11巻まで無料で読めます。

漫画原作は12巻完結ですので、「最終巻以外全部無料」なわけですから、

この機会に11巻無料最終12巻を買って「がっこうぐらし!」原作を全巻読んでみるのはいかがでしょうか?

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がっこうぐらし12巻【Amazon-co-jp限定描き下ろし特典付】

 

 

とまあこんな感じで書いておけば読んでもらえる…ほど世の中あまくはないですよね。

時間のない現代人にとって、コンテンツ接取のための可処分時間の奪い合いは熾烈な争いです。

「今なら無料です!」という宣伝だけで読んでもらえるほど簡単な話じゃなくて…

人は何か新しいものに手をだし、時間を使うときに、何かの保障が欲しくなるものです。

 

つまるところ、「ここがオススメです」というウリがなければ手を出すことをためらうことになります。

 

そういうわけで、私は「がっこうぐらし!」の良いと思ったところを書きましょう。

 

この作品は「都合のいい助け」がないところが良いと思います。

そう書くと「リアリティ」だとか「シビアさ」とかをイメージするかもしれません。

ご都合主義の排除というのに良さを見出す人は少なからずいます。

 

しかし、そういう意味ではありません。

そういう意味での「都合のいい助け」は差し伸べられます。

 

というかそもそも。

冷静に考えてください。

愛らしい「きらら系」の美少女たちがゾンビもののホラーでどの程度のことができるでしょう?

ゾンビハザード全体の解決のためにどれほどのことができるでしょうか?

 

みんなで生き延びることだけで十分大変で、それ以上の解決を彼女たち自身の手で行えないとしたら…

最終的な解決や要所要所での生存に「都合のいい助け」はどうしても現れてきます。

 

実際にこの話の最終的な「オチ」もかなり「都合のいい助け」だったということもできる展開でした。

しかし、私はそこにむしろ「都合のいい助け」を廃した物語構造のうまさを見ました。

 

ゾンビハザードの脅威の中で少女たちにできるのはただひたすら「一緒に生き抜くこと」であり、それを最後まで貫こうとし続けます。

そして最後には「一緒に生き抜こうとした」これまでの努力が実を結んだ結果として。

「助け」がやってくるのです。

その助けは確かに彼女たちが頑張ってきたこれまでの行為の集大成であり、

それ故に「突然いままでの展開に関係なく与えられた物語都合の救済」ではなく、

「一緒に生き抜こう」とする強い意志、そして実際に生き抜いてきたその積み重ねが生んだ助けでした。

 

ストーリー構成担当の海法紀光先生の紡いだ「少女たちが一緒に生き抜いてきたからその得られる助け」という物語を、最大限魅力的に描く千葉サドル先生の絵。

 

ぜひその物語を最後まで読んでほしいと思います。

 

 

 

 

 

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