バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【#MTG】冠雪土地がカルドハイムでやってくる!…で、氷雪基本土地って何?【#MTG初心者】

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ああ、氷雪土地

氷雪土地がスタンダードに帰ってくる!

私は長い事「氷雪」がスタンダードにくるのを待っていたんだ。

 

とはいえ、アリーナからマジックに触れたプレイヤーの多くは氷雪を知らないだろう。

 

今回は来るべき新パック『カルドハイム』の発売に備えて、氷雪メカニズムについて予習しておこう!

 

 「氷雪」は一部のカードが持つ特殊タイプだ。

 

 特殊タイプというのはルールの上で意味を持つ特殊なタイプで、

例えば「伝説の」クリーチャー「伝説の」土地などを思い出して欲しい。

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伝説のカードは「戦場に同名カードを2枚並べてコントロールすることはできない」というルール上の意味と、《隠された手、ケシス》のようなカード効果で「伝説か、そうでないか?」をチェックする基準としても機能する。

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氷雪タイプも、伝説のタイプと同じようにルール上の意味がある

 

氷雪タイプを持ったものが戦場でマナを生み出す時、そのマナは氷雪マナになるんだ。

 

氷雪マナって?

 

雪の結晶のようなマークで表されるのが氷雪マナだ。

例えばこの《フロストワラ》を見てみよう。

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 《フロストワラ》には氷雪マナ1点を支払うことで使える起動型能力がある。

こういった雪の結晶マークのマナの支払いを求められたときに、

君は氷雪タイプを持つカードから出たマナを支払える。

 

『カルドハイム』で再録される《冠雪の島》を見てみよう。

 

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この土地の真ん中のタイプ行には「基本氷雪土地」という記述がある。

つまり、このカードは「基本」と「氷雪」というふたつの「特殊タイプ」を持つんだ。

(基本特殊?というのが引っかかった人は後で説明するからちょっと待っててね。)

 

《冠雪の島》は氷雪タイプを持ってるから、ルートワラの能力を使うときに支払うマナを出せる。

 

それはつまり《森林地の小川》が緑マナと青マナのどちらかを生み出せるのと同じようなものなのだろうか?

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少しばかり違う。

《森林地の小川》は緑マナか青マナのどちらかひとつを選んで出す。

一方で《冠雪の島》が出すのは「青マナか氷雪マナのどちらか」ではない。

 

《冠雪の島》からは氷雪属性の青マナが1点生まれる。

 

例えば対戦相手が土地破壊呪文を使って君の《冠雪の島》を破壊しようとした場面を想像して欲しい。

 

この時、君は破壊される前にマナを生み出すことができるが、

出すマナを青マナか氷雪マナか選ぶ必要はない。

君は青マナを生み出すことになる。

そしてこの青マナを《フロストワラ》などの氷雪マナコストを要求するカードの支払いに当てることも、普通の青いカードの支払いに当てることもできるんだ!

 

 

それから、アリーナからマジックを始めた人は門のことを覚えているだろう。

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門のように、土地カードが持つタイプを参照して機能する呪文が氷雪にもある。

 

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『カルドハイム』にもそう言った呪文が存在する!

《霜嚙み》はそうした氷雪参照呪文だ。

このカードには氷雪パーマネントがあれば強化されると書いてあるね。

土地もパーマネント(場に出ているカード)なので、《冠雪の山》を3枚並べていれば、強化の恩恵を受けることができる。

 

それからもう一度よく見てみよう。

真ん中のインスタントの横に注目!

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この呪文のタイプ欄にも氷雪とあるね。

 

インスタント呪文は場には出ないので《霜嚙み》にスタックして2枚目の《霜嚙み》を唱えても、どちらも強化されることはない。

 

でももし、《氷雪の岩床》などの氷雪カードを参照するカードを使えば《霜嚙み》も氷雪タイプを持つカードなので手札に加えることができるよ。

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そうそう、それからデッキに入れられる枚数の話をしておかないと。

氷雪カードもデッキに入れられる枚数は通常と変わらない。

君は《霜嚙み》を構築デッキに入れるなら4枚を超えて使うことはできない。

 

この辺はギルド門なんかとも同じだね。

 

じゃあ《冠雪の島》も4枚しか入れられないのかな?

 

それは違うよ!

プレイヤーは好きなだけ《冠雪の島》を使える。

60枚の《冠雪の島》をいれた氷雪マグロブルーを組むことさえできるんだ!

 

なぜか?

もう一度改めて《冠雪の島》を見てみよう。

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《冠雪の島》のイラストの下に「基本氷雪土地-島」と書いてあるね。

前述のように、この土地は基本と氷雪、二つの特殊タイプを持っているんだ。

「基本という特殊タイプ」という響きはなんだか面白いけど、

特殊タイプっていうのはルール上の意味があるタイプのことだ。

基本タイプを持つ土地は好きなだけデッキに入れられるというルールがそんざいする。

だからプレイヤーはデッキに60枚の島を入れたりできたんだね。

《冠雪の島》は基本タイプを併せ持つから、この土地は好きなだけデッキに入れられる。

 

ただし、リミテッドを遊ぶみんなは気をつけて…!

 

シールドやドラフトと言ったリミテッド戦では、好きなだけ基本土地を借りて使うことができる。

ただし、この時借りられるのは普通の《島》だけなんだ。

君が『カルドハイム』のリミテッドを遊ぶ時、《冠雪の島》を借りることはできない

パックから引き当てて集めた分だけが使用可能だ。

 

もし、カルドハイムドラフトを遊んでいて《霜嚙み》をピックしたなら、忘れずに《冠雪の山》もピックしておこう!

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この記事が最近MTGを始めた人にとって、既存プレイヤーが興奮している氷雪土地について知る助けになったなら僕はとても嬉しい。

早くカルドハイムのリミテッドを遊びたくてたまらないよ!

 

 それではまた次回、メカニズム記事でお会いしよう。

 

 

 

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