今回はカードゲーム紹介記事です。
結構CMなんかもやってるゲームなんで、今さら私が書かなくても知ってるんじゃないか?と思ってたんですがDiscord身内鯖に持ち込んだら「なんすかそれ?」って言われたので布教記事を書いてみることにしました。
そんなわけで今回紹介するゲームは、こちら!
マジで進化するカードバトルホビー!
『マジカパーティ』です。
これはカードゲームなんだけど、
カードゲームって言うよりは「ホビー」の側面が結構つよめなゲームになっています。
まずは特徴的なギミックの紹介から行きましょう。
パックを開封して出てきた状態のマジカはこんな感じです。
色々なステータスが「はてなマーク」になっています。
特殊な加工が施してあってテキストが隠されているんです。
昔、コロコロコミックとかについてた銀色の丸で絵が隠されてるのを10円玉で削って、応募するスクラッチ葉書みたいなのあったの知ってます?
アレに近い感じです。銀色でなくわざわざスクラッチ部分の上からカード枠を印刷して効果テキストなどを隠してあるんですね。
これをスクラッチして削ることで、
そのカードの「本気の性能」を解放するのが面白いんです!
注意!
10円玉でスクラッチするとカードが傷ついて下に隠してある本気の性能まで削り取ってしまう恐れがあるので、
公式で販売中の専用ケズり棒である「マジカギア」を使うか、
プラスチック定規などで削るようにしてください。
このマジカギアっていう棒の設定がちょっと上手いと思っていて、
これ「魔法の杖」なんですよ。
カードは魔導書のページであり(本の形の専用デッキケースも売ってます)
それを魔法の杖で擦ることで真の力を発揮させるっていうフレーバーがいいですね。
削るときの掛け声「魔力解放(マジかいふぉ〜⤴︎⤴︎)」はつい言いたくなります。
…っていうか言わずに黙々と削るの若干さびしくなります。
まあ、このマジカギアですが。
かしこい大人なら買わないです。
高いんですよね、マジカギア。
このマジカパーティって言うカードゲーム、アニメもやってて都会では結構人気あるらしいんですが、
田舎では結構売れ残っててデパートの玩具屋(カードゲームコーナーでなく男の子向け玩具コーナーだったりする)で取り扱ってますし、
私にマジカを教えてくれた人、仮にここではマジカ仙人とでも呼びましょうか。
マジカ仙人いわくヤマダ電機がオススメらしいです。
売れ残ったパックが半額以下で投げ売りされてるとのこと。
…実際に地元のヤマダ電機へ行ってみたところマジで半額以下でパックが売ってたので買ってきました。
#マジカパーティ
— 豆猫さん@バーチャルVtuver (@MAME_NYA) 2021年9月1日
マジカ豆知識。
田舎のヤマダ電機ではマジカが投げ売りされて半額以下になっていることがある。 pic.twitter.com/get90nPO6z
で、この「パックが安い」って言うのが始めやすいところであると同時に削り棒マジカギアを買うことをためらわせるんですよね。
マジカギアを買うお金でマジカ10パックとか剥けますよ。
かしこい大人は100円ショップでプラスチック定規買ってきてマジカギアの代わりにして、そのお金でパック買いましょう。
さて、マジカパーティのパックを開封してカードを一通り眺めたら、
さっそくスクラッチして楽しみます。
私はカードゲーム用のプレマの上で削ろうとしてマジカ仙人に止められました。
削りカスが結構出てくるので机の上にティッシュペーパーを広げてその上で削るのがオススメとのことです。
力を入れて削りすぎるとティッシュが破れるので優しく削ってください。
マジカを削って魔力解放したら、
いよいよカードゲームとして遊べるようになります。
このカードゲーム部分がシンプルながら駆け引きがあってよくできてるんですよね。
単なる削るだけゲームじゃないんです。
基本的なマジカバトルの流れ
- リミット(左上の数字)合計が7点になるようにカードを選びパーティを組む
- パーティから1枚を選び場に出す
- 相手の出したカードとパワーを比べ低い方はカードを墓地に送る。
- 墓地に送られた側はパーティから1枚選び場に出し再びバトルする
- パーティが全滅したプレイヤーの負け
まあざっと説明するとこんな感じです。
これだけだとつまらなそうですね。
この「単なるパワー比べ」に駆け引きの要素を加えるのがDJタイムの存在です。
DJタイムとはパワー比べの前にカードを使ってジャンケンする時間のことです。
このDJ=ドリームジャンケンの時間が単なるパワー数値の高いやつが勝つゲームではなく駆け引きを生んでいます。
魔力解放(マジかいふぉ〜⤴︎⤴︎)して真の効果テキストを読めるようにしたマジカには「ジャンケンに勝ったらパワーが上昇する」などの記述があります。
じゃんけんに負けるのも見込んで「元々のパワーが高い分、じゃんけんに勝ってもあまり強化されないカード」で安定を狙いに行くべきか
「元々のパワーは最低レベルだけど、じゃんけんに勝つと爆発的にパワーアップするカード」を出してジャンケンに賭けるべきか?
こう言うところに個人差がでてきそうですね。
もっと踏み込むと「チョキを出して勝ったらすごく強くなるカード」なんてのもあります。
相手がこれを使ってきたときにグーを出すべきか、それともそれを読んでパーを出そうとする相手の思惑の裏を書いてチョキを出すのか。
駆け引きの要素が濃くなってきましたね。
さらにジャンケンも単に手を出すのではなくマジカを使います。
パーティとは別に「じゃんけん用のマジカ」を用意して出していきます。
基本的に一度じゃんけんの手として使ったマジカは再利用できません。
さて、マジカのじゃんけんを運でなく駆け引きに昇華するシステムがこのあたりから出始めます。
最強の手「スター」
グー・チョキ・パーのほかにスターというマークのついたカードがあります。
察しの言い方はわかったと思いますがスターはグーチョキパーの全てに勝ちます。
スターさいきょ〜⤴︎⤴︎
ですが、スターのカードはパーティとじゃんけん用の手札を合わせて2枚までしか入れられません。そして、パワーや効果が強いカードのじゃんけんマークはスターに設定されている傾向があります。
ここぞというジャンケンを勝ちに「確定」させられるスターをジャンケン手札として使うのか強力なパーティの1体として使うのか、ここに構築のひとつの楽しみがあると言えるでしょう。
さらなる読み合い「キラー」
このドクロのマークはキラー。
グーにもチョキにもパーにも負ける弱い手札です。
しかし、例外的にキラーは「あらゆるカードに勝つスター」に勝ちます。
単なるグーチョキパーのジャンケンの1レイヤー上にスター・キラー・グーチョキパーの三すくみが存在していて、
勝ちを「確定」させられるはずのスターを倒せる最弱の1手の使い所を読み合うのが本当に楽しいです。
気分はカイジの限定ジャンケンとEカードを同時にやってるようなものですね。
本格的にプレイしようとするともう少し利用できるルールがあるんですが、
今回はマジカを知ってもらう導入なので省略します。
複雑なルールを知るよりも、まずは遊んでみることが大事ですからね。
もし、売れ残っているのであれば初回限定版がオススメです。
初回限定版はマジカを広める為にタカラトミーが赤字覚悟で安価にしたセット商品で世界最古のTCG、MTGで言うところの「シールド戦」を楽しめるセットになっています。
近所の玩具屋さんで見つけたら友人と一緒に買ってぜひ試しに遊んでみてください。
シンプルながらも奥深いマジカの世界があなたを待っています。
このゲームをさらに楽しむコツがあります。
それは「パリピ」の気持ちになってロールプレイをすることです。
マジカはTCGでなくカードバトル「ホビー」です。
仮面ライダーのなりきり玩具とかと同じホビージャンルです。
魔法の杖で魔導書のページを擦り、
真の力を解放する…
そんな現代のパリピ魔法使いになりきってハメを外すのは楽しいですよ!
let's マジカパーティ⤴︎⤴︎
オマケというか今回のオチ
かしこい大人は削り棒マジカギアを買いません。
高いし、そのお金でパックが買えます。
でもホビーとして遊ぶならやっぱりマジカギアで魔力解放(マジかいふぉ〜⤴︎⤴︎)したくなりますよね。
私はかしこい大人でなくパリピ魔法使いになるために魔法の杖マジカギアを購入しました。
My new MAZICA gear ⤴︎⤴︎ pic.twitter.com/84GHqbf91w
— 豆猫さん@バーチャルVtuver (@MAME_NYA) 2021年8月31日
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