こんにちは。
胡乱鯖マジック・リーグ運営です。
早いもので、胡乱鯖マジック・リーグの開始から2週間が経とうとしています。
まずは2周目の勝敗数・勝率から。
勝率の高い顔ぶれはあまり変動していませんが、使用デッキに変化が見られてきます。
上位プレイヤーは3色環境
勝利数が多いプレイヤーのデッキは2色を軸にタッチカラーとして3色目の強力なカードを1〜2枚程度採用する構築が基本になってきました。
特に環境上位で見かけるのは次の3つ。
【黒緑回復+青】
【赤緑狼男+黒】
【青白変異+赤】
それぞれのタッチカラー採用の理由になっているパワーカードを見ていきましょう。
【黒緑回復+青】
インスタントやソーサリーに反応して土地を手札に加えることができるカード。
順調に土地を伸ばすエンジンとしてだけでなく、デッキ内の土地を抜いていき質を上げていく役割もあり序盤に着地すると継続的にアドバンテージを稼げる優良アンコモンです。
【赤緑狼男+黒】
『真夜中の狩り』のテーマである「ゲーム内時間の昼と夜を記録するメカニズム」に関連する1枚。
狼男たちは夜になると変身し、パワー/タフネスが大きく上昇するカードが多く存在するためデッキ全体が夜での戦いを目指しています。
夜であるなら-13/-13という破格のマイナス除去を飛ばせる強力なコモンカードです。
【青白変異+赤】
変異は好きな色のマナ3点を支払いクリーチャーを裏向きに伏せて場に出すメカニズムです。
赤いアクローマも裏向きで出す分には青や白の変異クリーチャーの群れの中に混ぜて島や平地から出たマナで伏せられます。
コンボによってアクローマの変異コストを踏み倒して表面にすることで強力なプロテクションによる白や青への除去体制と戦闘性能を誇る神話レアを呼び出し、トリッキーな変異クリーチャーによって翻弄した相手を押し込み勝利を目指します。
2色デッキの流行
環境初期にはデッキを組むのに十分なカード枚数が足りなかったなどの理由から3色以上で組まれることも多かったのが、
上位プレイヤーを中心に2色デッキ+αの形にまとまり始め、
その他のデッキも色事故の起こりにくい2色デッキが見掛けられます。
今回はそんな2色デッキからリコさんの青緑デッキを紹介します。
超強力な緑の神話レア・カード2枚を引いた強運プレイヤーのリコさん。
開封したパックはバラバラでレンと七番はイニストラード次元、
タラスクはD&Dコラボ、
複数の選択はストリクスヘイヴン、
2枚のパワフルグリーンカードを確実に手札に持ってくるために青のドロー呪文やルーティング(引いて捨てる)能力によってデッキを回していくコンセプトの2色デッキになっています。
全体の流れとして2色やタッチカラーとして少数を採用した3色デッキというのが主流になりつつあります。
一方で「5色5マナの神話レアカード」をパックから引き、そこに向けてデッキを固めた5cデッキへの挑戦者も出始めています。
明日から始まる胡乱鯖マジック・リーグ3rd weekではどのようなデッキが出てくるのか?
来週もぜひ読みにきてくださいね!
それではまた来週!