2021年10月19日 禁止制限告知
告知日:2021年10月19日
胡乱鯖マジック・リーグ
『本流のセットでないパック』 禁止
発効日:2021年11月1日
2021年9月29日から始まった身内イベント『胡乱鯖マジック・リーグ』。
すでに二度の緊急禁止を告知している『胡乱鯖マジック・リーグ』では今回、新たな制限を設けます。
まず最初に変更点について簡単に書きます。
来月からは本流のセット以外のパックの使用が認められなくなります。
これは具体的には統率者レジェンズ、モダンホライゾン2、コンスピラシー 、ミステリーブースターなどのスタンダードのために作られたわけではないサプリメントセットが使用禁止になるということを意味しています。
誤解を避けるために言うと、これらのサプリメント商品が規制されるのはそれらが環境を染め上げているからではありません。
また、それらがゲームバランスを崩壊させたからでもありません。
一部のサプリメントセットを使用した試合は確かに通常のマジックの試合とは異なる挙動を見せます。
しかし、それらを通常のマジックのサプリメントセットを用いて倒すことは今のところ不可能ではありません。
サプリメントセットはメタゲームを回す大事な歯車の一つとして機能しています。
問題があるのはスタンダード使用可能なパックとサプリメントセットとの試合において大幅なパワーレベルの差が存在する点です。
胡乱鯖マジック・リーグでは、「初心者も簡単に始められる」という点を勧誘の起点にして、多くのMTG新規プレイヤーを獲得することに成功しました。
一方で、スタンダードパックから始めることの多い新規層と、スタンダードパックに飽きて新鮮さを求めてサプリメントセットを買ってくるプレイヤー層との間に大きな隔たりを生んでいる状況は看過できません。
ただし、我々はこの改訂をすぐに適用し、スタンダードに飽きたプレイヤーの娯楽や安くないパック代を無かったことにするのも違うと考えました。
そのため、自然にパックがローテーションする今月いっぱいまではこれまでの通りの無法な環境を回し、来月からベテランプレイヤーにも大人しくスタンダードに近いプレイ環境に触れてもらうことにしました。
補足すると、使用可能なパックはスタンダードに存在するセットのみではありません。
ベテランプレイヤーの郷愁や、新規層とのカードプールの違い、カオスドラフト的なパック混合の魅力を胡乱鯖マジック・リーグに残すため、
アモンケットやイクサラン、マジックオリジン、基本セット2020など…
昔スタンダードで使用可能だったセットの購入を認めます。
来月以降の胡乱鯖マジック・リーグの環境の健全化と今月いっぱいの無法な超次元マジックのどちらも多くのプレイヤーが楽しめることを祈っています。
また、ローテーションに際して胡乱鯖独自フォーマット「バーリトゥードゥ(仮)」の制定を考えています。
こちらはスタンダードに対するモダンのようなもので、胡乱鯖マジック・リーグからマジックに触れたプレイヤーがカード資産を活用できる場としてのカジュアル・フォーマットになる予定です。