はぁい!
バーチャルVtuverの豆猫さんだよ。
そろそろバーチャルVtuverって肩書きの説明が必要な読者の方もいると思うので改めて説明するね。
バーチャルVtuverは私が提唱している「バーチャルYouTuberを装って、ブログなどで活動するけどYouTubeで動画配信はしてない人」を意味する概念だよ。
最初はバーチャルVtuberっていう表記だったんだけど、YouTube様が公式に「YouTubeに動画をあげている方は誰でもtuberを名乗って良いよ!」という声明を出したんだよね。
この時に「動画あげてないのにtuberつけるのはマズイかなあ…」と思ってbをvに変えたんだよね。
さて、そんな「エセバーチャル」な私の元にスポンサー様からギフトが!
届いたのは…こちら!
たまにテレビCMでもやってることでお馴染み、Oculus Quest2!
※約4万円
はぅえッ!?
いやいやいや、これ無料のギフトで送りつけるようなものじゃないでしょ。
4万円だよ、4万円!!
そんなわけで、バーチャルVtuver豆猫さん。
本当にVRの世界に飛び込むことになりました。
というわけで、VRヘッドセットを手に入れた今遊ぶべきアプリといえば…
まあ、やっぱりコレでしょう。
『VR CHAT 』
アバター姿で歩き回っておしゃべりしたりする未来感あるアプリです。
知り合いのVRChatユーザーに教えてもらいながらVRChatの色々を教えてもらったり、
1人で接続してどこへ行ったらいいか分からずに外国人だらけのワールドに迷い込みカタコト英語でコミュニケーションしてみたり…。
いやぁ…すごい時代になったなあ…と思いました。
サマーウォーズと竜とそばかすの姫の間くらいの未来感。
それがもう未来でなく現代なんですね。
凄いや、VRChat。
それじゃあOculus Quest 2でのVRCプレイレポートとして良いところも悪いところも書いていこうと思います。
その前に、良いところでも悪いところでもなく新鮮だったところから。
知らんワールド(部屋)に入って、国籍も分からない外国人とアバター姿でコミュニケーションを取ろうとすることの難しさ・楽しさ・新鮮さ。
そういったものの混沌がVRC初心者が出くわすものでした。
やたらデカいアバターでのっしのっしと歩く巨人たち。
一寸法師みたいな小さいアバターで走り回り女性アバターのスカート下に走り込み「パンティ!パンティー!」と叫ぶガキ。
よく知らん言語がザワザワと渾然一体になる空間。
こ、これがVRChat…!!
こんな訳のわからん世界で最も信じられるもの…それはジェスチャー!
静かなところで1人である人にぶんぶんと手を振れば高確率で振返してきてくれますし、
向かう方向を指差して歩けば人によってはついてきてくれる!
近くに行ってピースをすればピースで返してくれる人が多いです。
原始的なボディランゲージこそ、先進的未来空間では役に立つ…!
これは本当に新鮮な驚きに満ちていました。
さて、ではVRCの良いところを話していきましょうか。
ええっと、うん。
まず何を差し置いてもいうべきは…
「自分や周りの顔がいい」
初心者は自作アバターを使えないのでどうしても無料アバターなどからスタートすることになるのですが、これがまあ可愛らしい・カッコいい・笑える。
まあとにくかく思ったより豊富な選択肢があって、「無料アバターといえば下着同然の白い服とのっぺりした顔」みたいな携帯電話ゲーム世代の常識からは考えられないほど充実しているんですよね。
↓想像していた『無料アバター』
↓実際に私が着た『無料アバター』
なんと、これが『無料』…!!
鏡を見て美少女がいる「これが、私…!?」という経験はぜひ一度味わってみるべきです。
ビビるよ、マジで。
普段、Discordで話す人たちとVRCで遊んだんですが「顔がいい」ということの素晴らしさに気付かされます。
相手も自分も顔がいい。
それだけでアナログゲームの楽しさが跳ね上がります。
…アナログゲーム?
そう、アナログゲーム。
VRChat経験者の友人に連れられてUDON Dominionというアナログゲームの「ドミニオン」が遊べるワールドに行ってきて遊んでみました。
これがまあ、混沌としていて、凄い。
まずテーブルに着くとカードの束があるので、これを手で掴んで持ち上げて山札からカードを引いていく。
初期手札5枚がばらばら〜と展開され…たりはしない。
一枚ずつ丁寧に自分の手で引いていくわけです。
めちゃくちゃハイテクなのにアナログ…!
いや、ドミニオンはアナログカードゲームなのだからデッキからカードを手で引くのは当然なんですけど…なのですけれど、このハイテクとアナログの混ざった不思議体験…!
プレイゾーンにコインカードを置くと自分のテーブルの上方にこのターンの使用可能コイン合計が表示されるのか。
コインカードをプレイゾーンまで運ぶと…
「チャリンチャリンチャリン!」と音がして机の上の表示は3コイン増えました。
…ハイテク…かも…?
でもって、発生したコインで買い物をするために真ん中のボードに手を伸ばし…伸ばしても全然届かない。
なのでジャンプして机に飛び乗り机の上を歩いて買い物ゾーンへ。
そこからカードを持ち上げて掴んで、自分の捨て札置き場まで歩いて持っていく…。
すげぇ、新鮮。
なんだこのプレイ感覚。
ところでこれシャッフルはどうすればいいんですかね?
え? 捨て札置き場の横の青いバタンを押してみろって? カチッ。
…すぅっ。と捨て札カードが消えて山札置き場が再構築されます。
便利なハイテクシャッフル〜。
そして次のターンに向けて手札を5枚ドロー。
よいしょ。1枚。
よいしょ。2枚。
…よし、5枚。
アナログ〜〜!!!
「これ、手札を廃棄する処理はどうするんですか?」
「机のあっちの方に廃棄ツボがあるからそこに入れると廃棄されるよ」
えっちらおっちら歩いて廃棄ツボまで行って手札から運んできた「勝利点1点」のカードを廃棄。
「ツボちっちゃくて入らないんだけど」
「雰囲気入ってればいいからなんかこう『刺しておいて』」
ツボをカードが貫通してるバグみたいな景色がここでの日常なんだね。
でもってゲームを終えて特点計算。
自分の得点は1位と1点差…!
悔しい〜あと1点かぁ!
1点、…ん?
記事の上に目を向けていただきたいんですけどツボに勝利点1点のカードを刺してるんだよなぁ…ここ、敗因。
得点は得点計算モードにして、プレイエリアに(手動で)得点カードを並べると(自動で)合計得点を表示したボードが出てくる。
このボードを掴んでみんなで持ち寄って見せ合って誰が1位か見る。
まあ、ここまではちょっと不思議なドミニオンでした。
VRChatの凄さはここからですよ。
最下位だった3点のボードを持ったプレイヤーが突然、ボードでこちらの顔面をべしべし叩いてくる。
痛っ…くは全然ないんだけど!
なんか腹立つ。
3位「豆猫さんの顔面に3点!」
自分「《稲妻》かよ!」
この後、それぞれの特点分のダメージを与える火力呪文大喜利とかしながら子供のように、はしゃぎ合う。
徹夜でアナログゲーム遊んでる時のテンションなんだよ、これは。
そのままなんかお互い
「くらえ、目潰し!」
「そこ、目じゃないよ」
「あー。視点位置が見かけ上の目の位置と違うんだ」
「目、どこ?」
「もう少し上…あっ、その辺り」
みたいなサイバーパンク感を覚えるやりとりをしてみたり。
「プレイ中も思ったけど、爪が凄く綺麗…」みたいなアバター感想いいあったり。
「あっ、後ろ髪が編み込まれてて可愛い」
「見えないんだけど,自分じゃ」
「目(カメラ)、をここに置いて振り返ってみて」
「どう操作するん? あっ、できた!かわいい編み込み」
サイバーパンクっぽ。
最後に3人で表彰台に乗って記念撮影!
いやぁ、楽しかった!
さて、ではオチというかOculus Quest2の個人的わるいところ。
すげぇ、酔う。
遊んだ後、めちゃくちゃ気持ち悪い。
ぐわんぐわんする。
個人差があるみたいなのでこれはOculusの悪さじゃなくて自分との相性の悪さかもしれないけど、
なんか対策しないと大変そうです。
「車酔い止め飲めば?」
「1プレイ1酔い止め制かぁ〜」
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