みんなMTGアリーナで神河ドラフトを楽しんでいるかな?
私は大いに楽しんだ。
忍術、侍賛美、魂力…さまざまなメカニズムのアーキタイプがわくわくするようなデッキ構築の体験を与えてくれる。
中でも青白機体のアーキタイプが私はお気に入りで、このアーキタイプのドラフトは…
うん、ここで強いと言い切るのはあまり誠実ではないんだろう。
青白機体は正直、触ってて劇的に強いとは感じなかった。
ハマれば強いアーキタイプではあるんだけど、めちゃくちゃ勝って7勝するか全然勝てなくて1勝2敗で落とすかのどちらかみたいな振れ幅をしていた。
つまるところ青白機体はドラフトが始まる前から「青白機体やるぞ~」と決め打つアーキタイプではなく、いくつかの青白機体へ進むきっかけとなる強力なカードを見てから進むべきアーキタイプである…と私は考えた。
そこでいくつかの「キーとなるカード」を元に紹介していこう。
《現実への係留》
ぶっ壊れカード《Tinker》のリメイク。
これが回ってきたからと言って機体に向かうほどではないが、
青絡みのドラフトをしていて見えたら自分はとりあえず拾っておくことにしている。
(もちろん《タミヨウの完成化》とかのもっと重要なカードよりも優先することはないけれど)
これを2枚以上取れたら機体デッキに進む覚悟ができる。
重要なのはコモンの《雷鋼の巨像》をしっかりピックしておくことだ。
7マナとコストが重い割に搭乗コストはたったのパワー2点。
トランプル付のパワー7が搭乗2で動かせるのはめちゃくちゃやってるカードである。
…ではあるのだが7マナ払うのは馬鹿らしいとばかりにグルグルと割と回っている機体なので、ピックすることは難しくない。
巨像と係留を合わせて4マナ帯で叩きつけてやるとだいたいゲームに勝てる。
《駆動メカ》
《駆動メカ》は機体デッキの問題点である「機体を固め引きしすぎてそのくちの1体しかクリーチャーにならない」という悲惨な状況を解決してくれる「機体を動かせる機体」である。
こいつを取れている時は機体デッキへと舵を切っていい。
《電圧改竄メカ》
場に出た時に盤面火力がついてくる機体。
ブリンクや忍術で使いまわすとハチャメチャに強く機体に寄せる価値があると思わせてくれる1枚。
《乗り手の生まれ》
これはぶっちゃけ機体デッキ以外でも白なら見かけたら取って良いカードなので、あれば嬉しいけど機体に進む決意にはならないカードだったりする。
これに加えて《魅知子の真理の支配》とかがピックできているなら7勝できる機体デッキに成れた。
…これ、キーカードは《乗り手の生まれ》じゃなくてこっちだな。
各種除去
リミテッドの除去はマジで強い。
特に今回のコモン除去はプレインズウォーカーまで止められて偉い。
青白の除去をきっちり取れている時は機体とかいう貧弱なアーキタイプをやってても7勝できる。
機体はマジで組むのが難しい。
正直なところ未だに正解が分からない。
ただ分かるのは成功した機体デッキには必ず《神童の試作機》が入っているということだ。
これが取れそうにない時は、青白機体に手を出すべきではない。
私はそう言い切ってみようと思う。
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