ソード・ワールド2.5シリーズの最近の展開って興味深いですよね。
今回は新しく展開された形式の文庫本「ストーリーフラグメンツ」の布教です。
この本は今までの「リプレイ」や「データブック」とは一味違う新しいスタイルの本です。
一冊の構成は4パートに分かれていて…
ソード・ワールド2.5の世界を舞台にしたビターエンド・バットエンドの小説「過去からの来訪者」と「砂礫の命」の2本。
それらの物語に自分たちで挑むことのできるシナリオパート2本が掲載されています。
総じてこれまでのTRPG関連商品で言うなら「シナリオ集」に近い感じかもしれません。
ただ、この本は小説パートがついていることでGM向けのシナリオ集としてだけでなく世界観を味わいたいタイプのプレイヤーにもオススメできる点や、
シナリオパートがソロプレイ対応になっていることからプレイヤー専の人にもお勧めしやすい本になっています。
ソード・ワールド2.5の商品展開として非常に興味深い作品であり、
これからもソード・ワールド2.5ノベルは、こういうノベル+シナリオ形式で出してほしいなあ……と感じる作品でした。
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