どうも、FFプレイヤーの皆さん、はじめまして。
普段、MTG(マジック:ザ・ギャザリング)についての記事を書いている豆猫という者です。
いや、もう記事は3本目だし、「また会ったね」かもしれませんね。
1本目の記事ではコラボの中心となるクリーチャー・カードの見方を説明しました。
2本目の記事では「速攻」や「二段攻撃」などのキーワード能力の説明をしました。
3本目となる今回はマナ・コストとカラー・パイと言う概念について説明します。
それでは今回も、よろしくお願いします。
マナ・コスト
MTGのカードの右上にはそのカードを使うために必要なマナ・コストが書かれています。
マナ・コストは色を表す5つのシンボルと不特定マナを表す数字シンボルの6種類が基本となります。
例えば《星の勇者、クラウド》は③と赤色の火の玉マークと白色の太陽マークの3つがマナ・コストとして指定されています。
マジックではプレイヤーは土地から魔法の源マナを引き出して、呪文を唱えます。
よくマジックの初心者が混乱するところですが、いわゆるモンスターやユニット、キャラクターなどに当たるクリーチャー・カードも呪文として扱われます。召喚呪文というわけですね。
《星の勇者、クラウド》を場に出すには赤マナと白マナ1点ずつと、不特定マナ3点を必要とします。
不特定マナと言うのは「何色のマナで支払ってもいいよ」という意味です。
必要なマナ・シンボルが多かったり、不特定マナの数字が大きいカードほど、使用するための条件が厳しくなりますが、その分カードパワーも高くなる傾向にあります。
カラー・パイ
マジックのカードデザインを芳醇なものにしているのがカラー・パイという概念です。
マジック:ザ・ギャザリングには5つの色があり、それぞれの色が属性や性格資質に関連付けられています。
例えばマナ・コストに赤マナを含むカードは炎や雷といった属性と関連づけられます。
また象徴的なモンスターとしてドラゴンやフェニックスなどが赤いマナコストを要求することが多いです。
興味深いのはこういった属性や種族以外に性格資質と色マナ・シンボルが関連付けられることで、コラボカードのキャラクター性を掘り下げている点です。
では、《魔女、ヤ・シュトラ・ルル》を見ていきましょう。
このカードはマナ・コストに白青黒の3色を持っています。
親切な通りすがりのヒカセンの方に、ヤ・シュトラさんがどんなキャラクターか聞いたところ、元々はヒーラーで、黒魔になってからは魔女と名乗るようになった知的好奇心旺盛な女性とのことでした。
癒しの属性はマジックでも白が、黒魔法は黒に割り振られるので、白と黒の属性を持つのは原作に忠実でしょう。
青は属性としては水や霊気、空や風などと関連づけられますが、性格資質として知的好奇心は青に割り振られます。
まさにキャラクターの属性や性格資質がマナ・コストに落とし込まれています。
マジックで頻繁に使われる色マナと属性、性格資質について書きますので、FFコラボカードを見る時には、「この色マナ・シンボルがコストなのは原作の〇○の再現か!」と言うことにも思いを馳せてください。
白のカラー・パイ
白は平和と全体利益を求める色です。
白は争いを防ぐために、共同体を作ったり法律を制定することで、個々人を自分の利益ではなく全体の利益のために行動させたいと考えています。
癒しや光、宗教や騎士道などの属性を持ちます。
青のカラー・パイ
青は知識や完璧さを求める色です。
人は自分の望む何者にでもなれる可能性を秘めていて、努力や技術によってそれを実現する色です。
青が最も重視するのが知識や情報です。
水や氷、風、学問や精神、機械技術などの属性を持ちます。
黒のカラー・パイ
黒は力を求める利己的な色です。
黒にとって世界は弱肉強食。弱者は強者の犠牲となり、強者は欲しいものを何でも手に入れられます。
欲しいものを手に入れるためには手段を選ばず、必要とあれば何でも犠牲にすることができます。
闇や死、苦痛などの暗い属性を持つと同時に残酷さだけでなく強いカリスマを体現します。
赤のカラー・パイ
赤は何よりも自由を求める色です。
自分の感情を大事にし、心のままに行動します。
法律や秩序などで彼らを縛ることはできません。
火や雷、大地、衝動や友情の属性を持ちます。
緑のカラー・パイ
緑は自然界から与えられた役割をそのままに受け入れる色です。
誰もが世界から役割を与えられて生まれてきており、遺伝子や本能に刻まれたその役割を理解し、受け入れることこそが本質であると捉えます。
生命や動植物などの自然、伝統や家系などの属性を持ちます。
今回はマジックの色マナがもつ属性や性格資質についての話をしました。
次回のFFコラボの公式発表は5月10日に予告されています。
厳しい予約争奪戦が続いていますが、皆さんは予約できましたか?
私はなんとか通常版ボックスを1箱予約できました。
皆さんがコラボカードを手に入れられることを祈ってます。
次の記事
このブログはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC
関連記事