さて、マイナートライバルのプレイレポート第二弾だ。
今回はまっとうにこのカジュアル・ゲームの味わいを楽しもうとしたデッキを紹介していくよ。
まずは…【ドワーフ】部族による。
《七人の小人》デッキだ!
30枚デッキのうち7枚が互いを強化しあう実質的なロードとして機能する。
この環境における「ベーシックな動き」のフェアデッキだと言えるだろう。
あえて土地を《閑静な中庭》にせず山カードにしていたのもオシャレポイント。
このゲームをカジュアルに戦うならロードあるいはそれに類するカードをどれだけ取れるかが重要だ。
その点で非常に心強いのが同盟者!
毎ターン、同盟者を召喚しながら次々に強化を重ねていくことができる。
もちろんビートダウンだけが戦術ではない巨大なクリーチャーで押しつぶすランプ戦略も存在する。
「エルドラージ 」は100種類を超えるがそれでとエルドラージ を使えないわけではない。
エルドラージ の尖兵である「エルドラージ ・ドローン」たちを使う【ドローン】はウギンの目から大型のエルドラージ ・ドローンを繰り出してくる。
こうして並べた無色のエルドラージ ・末裔・トークンをパワーアップさせる《破滅を導くもの》がロードの枠を担っている。
ビートダウン、ランプといった直線的なデッキだけでなくコントロール性能が高い絡め手のデッキも存在する。
前回「検索したらフェアリーは102種類ある」と書いたが、
実はこの102種の検索に「クリーチャーでないフェアリーカード」が3種類混ざっていたのだ。
102-3=99!?
フェアリーは次のフェアリーが追加されるまではぎりぎりリーガル枠なのだ。
フェアリーデッキは強力な土地基盤として《人里離れた谷間》のような強力無比な2色地形を取り入れている。
これらにより青黒のレガシー級呪文を使い対戦相手の足を止めながら戦うことになる。
特に滅びは再生能力持ちエルドラージを流せる強力な全体除去でありフェアリーデッキがまさに必要としている動きを補ってくれていた。
…いや、てっゆうかクリーチャーじゃないスペル部分が強すぎるだろ!!!
はいはいフェアリー最強フェアリー最強。
…と思ったらフェアリーの意志の力はなんだかんだで手札消費が重かったりして同盟者のようなシンプルなビートダウンがフェアリーに勝ったりする。
案外、バランス取れているのか…?
様々なクリーチャーを使えるようにカードプールをレガシーとして指定した結果、ゲームバランスが歪んでいるように見える。
このフォーマットはまだβ版でありテストプレイの最中だ。
適切なルール変更が行われてプレイレポートのネタが溜まればまた次回、プレイレポートその3でお会いしよう。