マジック:ザ・ギャザリングと指輪物語がコラボした!
先日発売した新パック「指輪物語 中つ国の伝承」には、あの名作ファンタジー小説をもとにしたMTGのカードが封入されている。
私たちのプレイグループではこのコラボセットの発売を記念して、オンライン・マジック・リーグ・イベントを開催している。
ルールはシンプルだ。
パックを3つ購入し開封、手持ちの基本土地カードと合わせて30枚のデッキを構築し対戦を楽しむ。
カード運に恵まれず3パックでは強力なレアカードを引けない場合でも大丈夫。
3回敗北するごとにパックの追加購入権を得られる。
さらに毎週ウィークリー・ログイン・ボーナスとして1パックを追加することができる。
一か月間、こうして徐々にデッキを育てながら指輪物語とマジックのコラボを楽しんでいくのだ。
今回はそんな胡乱鯖マジック・リーグの指輪物語コラボイベント序盤の様子をお伝えしよう。
やはり主人公が人気
指輪物語の主人公である《フロド・バギンス》はアンコモンで比較的でやすいこともあり多くのプレイヤーが彼を軸にした伝説のクリーチャー・シナジーを重視したデッキを構築していた。
新メカニズム「指輪があなたを誘惑する」とは自身のコントロールするクリーチャーの中から指輪所持者をひとり選び、指輪所持者に誘惑された回数に応じた特殊能力を付加するギミックだ。
《フロド・バギンス》の場合、3回誘惑を行った状態では「可能なら必ずブロックしなければならず、ブロックに使用したクリーチャーは戦闘終了時に生贄に捧げられる」という非常に強力なクリーチャーになる。
《フロド・バギンス》軸の指輪デッキが今月のマジック・リーグ環境初期のTier1として流行した。
オーク軍団の脅威
主人公が活躍する一方で、指輪を狙う悪役にフィーチャーしたデッキも存在した。
オーク動員Nは最初に解決する際に0/0のオーク軍団トークンを生成し、それにN個の+1/+1カウンターを乗せる。二回目以降はトークンを増やさずに既に場にあるオーク軍団の上にN個のカウンターを乗せて拡大していく。
火力や除去でブロッカーをどかしながらオーク軍団でライフを詰めていく赤黒のオーク動員デッキはフロド達の指輪デッキに僅差で勝率差をつけている。
とはいえ、指輪物語シーズンのマジック・リーグはまだ始まったばかり。
今後、他のアーキタイプが頭角を現すようになれば勝率も変動し始めるだろう。
今後も胡乱鯖マジック・リーグのプレイレポートを上げていくのでよかったらまた読みに来てほしい。