バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

バーチャルVtuver(存在しないVtuberを装う遊びをする人) ※当ブログはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC. ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシー|WIZARDS OF THE COAST GAMES 連絡用Gmail:beencatsun@gmail.com

【 #MTG初心者 】マジック、基本のキ。 その2 【攻撃をブロックする】

 

omamesensei2.hatenadiary.jp

 


クリーチャーの攻撃をブロックで止める


今回は前回に引き続き、クリーチャー(生物)を使った戦闘について説明するよ。

前回はクリーチャーが攻撃することでダメージ(損傷)を与えられることを説明したね。


今回は相手の魔法使いがクリーチャーで攻撃してきた時に、味方のクリーチャーで身を守る方法について説明しよう。

 


攻撃をブロック(妨害)する。

 

相手がクリーチャー(生物)で仕掛けてきた攻撃を、自分のクリーチャーでブロック(妨害)することができる。

ブロック(妨害)クリーチャーでの攻撃をクリーチャーで止めることができる便利なルールだが、
ブロックに参加できるのは「アンタップ状態(縦向き)クリーチャーだけ」であることに注意してほしい。

 

つまり、直前のターンに攻撃して「タップ(横向きに)したクリーチャー」では通常はブロックに参加できない。
前回の最後に出てきた「警戒」(タップしないで攻撃できる)は、ここで役立つ。

f:id:omamesensei:20190920080230p:plain

 


さて、攻撃する時には攻撃クリーチャーを一斉に攻撃させた。

同じようにブロック(妨害)も一斉に行う。


ただし、ブロック(妨害)する時は、同時に「どのクリーチャーがどのクリーチャーをブロックするか」も宣言する。

 

例えば相手がケンタウルスの狩猟者》

 f:id:omamesensei:20190920080309j:plain

《ギガントサウルス》で攻撃してきた。

 f:id:omamesensei:20190920080325j:plain

 

君の場には《沼踏み》がいるとする。

 f:id:omamesensei:20190920080508p:plain

 

もし《沼踏み》ブロック(妨害)に使わないなら、

君はパワー3+パワー10=13点ものダメージを受けてしまう。
ライフ(生命点)の初期値は20点。これは大打撃だ。

 

そこでキミは《沼踏み》に庇ってもらい、代わりに戦闘をしてもらうことにする。

この時、《沼踏み》で攻撃クリーチャー2体を同時に引き受けることはできない。
必ず《沼踏み》がどちらのクリーチャーをブロック(妨害)するかを宣言する必要がある。

 

では、ブロックしたことで何が起こるかを見てみよう。

 

1.ケンタウルスの狩猟者》ブロックした場合

 

f:id:omamesensei:20190921033454p:plain

ブロック(妨害)されたケンタウルスの狩猟者》は、君ではなくブロックした《沼踏み》ダメージ(損傷)を与える。

ケンタウルスの狩猟者》はパワー3なので与えるダメージは3点。
この時、同時に《沼踏み》も反撃し、ケンタウルスの狩猟者》ダメージを与える。
与えるダメージ《沼踏み》のパワーの値=6点だ。


これでケンタウルスの狩猟者》は6点のダメージを受けて、《沼踏み》は3点のダメージを受ける。

そうそう、ブロックされていない《ギガントサウルス》がいたね。


そのまま君にかぶりついてプレイヤ-に10点のダメージを与える。

これも上記の2体のダメージの計算と同時に行われる。

最後にケンタウルスの狩猟者》タフネス(頑丈さ)は3点なので、

それを超える6点のダメージに耐え切れずにケンタウルスは死亡する。


2.《ギガントサウルス》ブロックした場合

 

f:id:omamesensei:20190921033511p:plain

ブロック(妨害)された《ギガントサウルス》は君ではなく《沼踏み》ダメージ(損傷)を与える。
この時、同時に《沼踏み》も反撃し、《ギガントサウルス》にダメージを与える。
《ギガントサウルス》は6点のダメージを受けて、
《沼踏み》は10点のダメージを受ける。
ブロックされていないケンタウルスの狩猟者》は君を槍で突いて3点のダメージを与える。
《沼踏み》タフネス(頑丈さ)は5点なのでそれを超える10点のダメージに耐え切れずに死亡する。

ブロック(妨害)することでダメージブロックしたクリーチャーがすべて引き受けてくれる。


10/10の巨大生物を1/1の貧弱生物でブロックしても、残りの9点はキミに飛んでこない。

 


ではここでキーワード能力のコーナー。

 

「飛行」

 f:id:omamesensei:20190921033854j:plain

飛行はもっともシンプルでイメージしやすい能力だ。
攻撃クリーチャーが飛行している場合、ブロックするクリーチャーも飛行していないといけない。

飛んでいないクリーチャーは空飛ぶ攻撃クリーチャーを止められないんだ。


空を飛ぶクリーチャーは地上を歩くブロッカーの遥か上空からプレイヤーに襲い掛かるので、空中戦のできるクリーチャーでないと飛行クリーチャーをブロックすることができない!

 

大空の色であるが最も得意とするがすべての色が飛行を持つ。
ああ、うん。の飛行クリーチャーはほとんど存在しない、ということは言っておこう。


「到達」

 f:id:omamesensei:20190920110410j:plain

いきなり「飛行は飛行にしかブロックされない」の例外が出てくる。


到達は「高いところの敵を狙える弓矢」

f:id:omamesensei:20190920083158p:plain

「背の高い巨人」など、

f:id:omamesensei:20190920083146p:plain

空中のクリーチャーに対する妨害手段を持っていることを表すキーワードだ。

 


到達を持つクリーチャーは例外的に飛行クリーチャーをブロックできる。
「防御時のみ飛行」だと思えばいい。
(実際には飛行していないので《垂直落下》でブロック中の巨人を殺したりはできないことに注意)

f:id:omamesensei:20190920110314p:plain

 

さて、今回は攻撃側が複数いる時のブロックについて説明した。

次回は防御側が複数いる場合のブロックについて説明しよう。

それじゃあ、また次回。

 

omamesensei2.hatenadiary.jp