マイナー・トライバルのβテスト記事をご愛顧いただきありがとうございます。
βテストは我々の想定していたものとは大きく異なる終着点を迎えました。
「本当にマイナーな部族を選んでデッキに1種4枚のみゴミを入れる代わりにレガシーのデッキで戦える」という発想が生まれ先行1キルが開発され、
フォーマット制定理念とは全然違うものになりました。
そこで正式版マイナー・トライバルでは、使用可能なカードに著しい制限をかけようと思います。
正式版ルールはこちらです。(2022/03/14更新)
- 1:デッキ30枚以上、同名カードは4枚まで、プールはレガシーに準拠。
- 2:デッキ構築時に、それが属するレガシーで使用可能なクリーチャーが100枚以下であるクリーチャータイプを一つ選ぶ。(ただし、多相等の特性定義能力は考慮しない)
デッキ内に入れられるのは以下のいずれかの要件を満たすカードのみとする。
a.選んだクリーチャータイプをサブタイプに持つカード
b.選んだクリーチャータイプを文章欄で参照するカード(オゾリスはリスではない)
c.選んだクリーチャータイプであるクリーチャーがアートに記されたカード(通常、人間の持つ目はクリーチャーである眼ではない)
d.基本土地 - 3:《閑静な中庭》を基本土地としても扱う
- 4:各プレイヤーは「対戦相手の呪文や能力によってあなたのライブラリのカードがいずこかの領域に移動するなら、かわりにそれをライブラリの一番下に置いてもよい」という効果の紋章を得た状態でゲームを始める。
これにより、レガシーのデッキを再現する戦法はもちろんのこと、多くの環境上位デッキに規制がかかりますが、フォーマットの健全化のために必要だと判断されました。
紋章ルールは30枚デッキという点の悪用を防ぐために、
そして関連しないカードの採用を禁止するルールは単にレガシーのカードパワーで戦おうとするデッキを牽制するために…
こうして我々は平和で牧歌的な環境を手に入れたのです。
もうフェアリーデッキからこのアートの滅びが飛んでくることはありません!
ここにフェアリーは描かれてないのですから!
それでは楽しいマイナークリーチャー部族での対戦をお楽しみください!