バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【#TRPG】ソードワールド2.5初心者にオススメのソロプレイゲームブック『グリフォンロード~黄金のキャラバン~』

やあ、今日は久しぶりにTRPGの話をしよう。

今回オススメする商品はこちら!

グリフォンロード~黄金のキャラバン~』だ。


ソード・ワールド2.5サプリメント グリフォンロード ‐黄金のキャラバン‐

 

 こちらのサプリはいわゆる「ソロプレイゲームブック」となっていて自分ひとりだけがいれば遊べる本になっている。

 

複数人でプレイすることも不可能ではないがソロプレイ向けの調整も多くされているので、できれば集団でこれ1冊を買って集まって遊ぶよりも友達を誘わず、これを買って1人で黙々と遊んでみてほしい。

 

この本の特徴的な点として「キャンペーンシナリオブック」であるところと「プラトーン」の存在を挙げたい。

 

①キャンペーンシナリオブック

まず、キャンペーンシナリオブックであるという点から説明しよう。

このサプリメントは長い1つの物語を遊ぶ旧来のゲームブックサプリメントと違って、同じく長い1つの物語を12の章に分割したキャンペーン風味になっている。

そのため、プレイ中の「自由度」は旧来のゲームブックサプリメントに比べると多少は削られている。

 

その分、1話ごとにシナリオ の詰まった12話のキャンペーン構成は非常に快適で遊びやすい。

 

ソードワールド2.0の頃のゲームブックサプリにあった「勝ち目のないボスの部屋に低レベルで進む自由」を失った代わりに初心者でも取っ付きやすくなった…とでも例えるのが正解かもしれない。

 

自由度自体も多少減っているとはいえ「選択肢がある」と感じるには十分な量の分岐がシナリオには存在していて、(最終的に同じボス戦に収束するとしても) 道中の行動には選ぶ価値があると感じさせる作りになっている。

 

そうした「十分な自由度のある短編」の繰り返しが12本続き、豊かな冒険譚を遊ばせてくれる。

今後のソロプレイサプリメントも既存の『デモンズライン』形式でなく、ぜひこの『グリフォンロード』同様のキャンペーンシナリオブック形式で出してほしいものだ。

 

プラトーン

グリフォンロード』におけるお助けNPCプラトーンだ。

ソードワールド2.5でお助けNPCと言えばフェローが存在するが…

結論から言ってこのようなソロプレイサプリメントでは断然プラトーンの方が良い。

 

プラトーンはフェローと異なり行動がランダムでなくプレイヤーの指示に従ってくれる。

複数のキャラクターが仲間になっていてもフェロー複数人でなく「小隊」であるプラトーン1体として管理できるので処理も軽い。

処理が軽いので複数のキャラクターを自分の物語に絡ませることができ、PCとプラトーン所属NPCとの会話や掛け合いを想像する楽しみも豊富だ。

 

総じて、

  1. キャンペーンシナリオブックである。
  2. フェローでなくプラトーンを用いる。

以上2つの点で非常に遊びやすく物語を深く楽しめる良書だと感じた。

 

ソロプレイサプリメントを遊ぶのが初めてなら、先に出た『デモンズライン』よりも『グリフォンロード』の方をお勧めしたい。

 

逆に『デモンズライン』を買ったはいいがクリアできずに詰んでいるソロプレイヤーがいたら、ぜひグリフォンロードに挑戦してほしい。こちらはデモンズラインのような重たさが大きく軽減されていて、遊びやすいものに仕上がっている。

 

このサプリメントに興味を持ってくれた人に後一足、購入したくなる3つ目のポイントについても書いておこう。

 

③バトルギミック

グリフォンロード』での主要な戦闘ではバトルギミックという本書独自の仕掛けがある。

「軽いからオススメといいつつ戦闘を複雑にする要素があるのかよ!」とツッコまれるかもしれないが、

ほとんどのバトルギミックは「無視してもいい」程度に軽く、それでいて「利用することで戦闘をより面白くできる」仕掛けにもなっている。

君が面倒だと思うなら有利なバトルギミックを無視してゲームを進めることができるし、

(なんなら不利なバトルギミックでさえ君自身が処理が重たいと感じるなら無視してもいいかもしれない。遊び方は本を買った君の自由だ)

バトルギミックが存在するおかげで毎試合同じ展開になることを避けられたり、勝つのが難しそうに見える相手との戦闘がいざ戦ってみると驚くほど簡単に感じることさえあるだろう。

 

これらバトルギミックの数々は君が通常のゲームマスターとしてソードワールド2.5を遊ぶ時にも助けになるだろう。

公式のバトルギミックデータを借りてきて今回のシナリオの戦場を演出してみることでプレイヤーに刺激的なボス戦体験を与えることができるだろう。

グリフォンロードにはそう言ったGM用のサプリメントとして利用できる側面もあるのだ!

 

基本ルールブックⅠ〜Ⅲとグリフォンロードで卓予定のない夜をソロプレイで過ごしてみてはいかがだろうか?

 

これを書いている時点で私のキャラクター”アルフレッド”の冒険は折り返し地点の6話まで進んでいる。

ここから彼の冒険がどうなるのか私にもまだ分からない。

それでもきっと、これまで以上の面白い物語が待っているに違いないと言うワクワクいっぱいの気持ちでこの記事を書くために筆をとった。

 

あなたもぜひ『グリフォンロード』を購入し、ソードワールド2.5のソロプレイの旅を楽しんでみてほしい。

 

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