バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【#TRPG】『ALLグララン総進撃!』発売のお知らせ

読者の皆様、お久しぶりです。

バーチャルVtuver豆猫さんです。

 

今回は「中の人」である青猫あずきの商業デビューについて、お知らせします。

グループSNEKADOKAWA様とお仕事をさせていただいてきた『ALLグララン総進撃!』という文庫本がいよいよ発売しました。

 

全国書店でお買い求めください…と言いたい気持ちはあるのですが、

おそらくおいていない本屋さんの方が多いと思いますのでAmazonリンクをこちらに貼っておきます。

www.amazon.co.jp

 

つきましてはQ&A形式で本書について説明させていただきます。

 

Q.ライトノベルなの?

A.いいえTRPGリプレイという読み物です。

TRPGをしている人たちのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

本書はTRPGという「物語を作っていくゲーム」を通して作られた物語を本にした「リプレイ」と呼ばれるジャンルの作品です。

特徴として、中の文章は小説とは異なり、演劇の台本に近い書き方がされています。

メインのキャラクターそれぞれに「演じる人」がいて、その演者たちと話し合いながら台本に沿って、あるいは時に台本にない展開を書き足しながら…即興劇を楽しんだ記録なのです。

……うーん、言葉で説明しても分かりづらいと思うので上のAmazonリンクから飛んで試し読みを見てもらうのが早いかもしれません。

 

TRPGとは何か?という点が気になる方は過去に書いたこちらの記事をどうぞ↓

 

omamesensei2.hatenadiary.jp

 

Q. ソード・ワールド2.5って?

A.由緒正しい国産ファンタジーTRPGシリーズの最新作。

ソード・ワールドは昭和64年に発売された国産TRPGシステムの金字塔です。

ソード・ワールド・シリーズはその後の時代の変化に沿って完全版や2.0、改訂版などと進化を続けていて、

2022年12月現在の最新版がソード・ワールド2.5となります。

 

Q.どんな世界観のTRPGなの?

A. 一般的な西洋ファンタジーの世界を踏襲しつつ、独自の種族を加えた冒険者アドベンチャー



人間、エルフ、ドワーフと言った定番の種族に加えて様々なオリジナル種族を加えた剣と魔法の異世界ファンタジーです。

 

初代ソードワールドにはなかった魔動機械の登場で「魔法の力で撃つ銃」などもあり、現代ラノベファンタジー感があります。

 

Q.TRPGってルールブック未所持は遊んじゃいけないって聞いたことあるけど、ルールブックなしで、この本だけ買っても大丈夫?

A.問題なし!



もちろん、ルールブックがあればより楽しめますが本書はゲームでなくプレイの記録です。

YouTuberのゲーム実況配信をゲーム未所持で再生するようなものだと思えば大丈夫!

 

Q. 一般的なソード・ワールド2.5リプレイの雰囲気を教えて!

A. 人間の魔法戦士や、獣人族の二刀流剣士、妖精魔法を使う樹人、そしてグラスランナーがパーティを組んで大冒険!剣と魔法のファンタジー

 

Q. 獣人とかは想像つくけどグラスランナーってどんな種族?

A. 低身長で陽気なトラブルメイカー。

 

Q.それじゃあこの本も、そのグラスランナーや人間、エルフ、ドワーフ、獣人などの様々な種族が冒険するの?

A. …いいえ。

 

本書に登場するパーティは全員が先ほど紹介したグラスランナー小人族です。

 

 

Q.じゃあそのグラスランナーの剣士や魔法使いがパーティを組んで冒険するの?

A. .……いいえ。

 

グラスランナーは小柄で筋力のステータスが極端に低く大剣を振るうなどなかなかできることではありません。

ナイフを振るので精一杯です。

同様に硬い金属鎧や重い大楯を装備することも極めて難しいのです。

そしてグラスランナー小人たちは魔法を唱えるためのMPを持ちません。

 

Q.そんな装備で大丈夫か?

A.大丈夫じゃない、問題だ。

 

さらに輪をかけて困るのはグラスランナーは魔法を使うために必要なステータス。

いわゆる「MP」を持たない種族です。

そのため魔法使いとしての適性も極めて低いと言わざるを得ません。

 

Q. もしかして失敗作?

A. ノー! 自信を持ってオススメする傑作です。

 

自分の作品を傑作というのはなんだか恥ずかしいですがTRPGリプレイは小説と違い複数人のプレイヤーさんたちと力を合わせて作るものです。

 

だからこそ、私が信頼する仲間達の最高のパフォーマンスから生まれた物語として作者でなく読者として言いましょう。

失敗作ではありません!

(問題作ではあるかもしれません)

 

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