《地底街の抱擁》がメタゲームを動かす
【ラヴニカのギルド】スタンダードPauper最強のデッキは何だったか?
最強のデッキ…というものはなくデッキには有利不利や事故率の高い低いがある。
そのため一概には言えないが当ブログの見解として青白の呪禁デッキこそが
「最強」のデッキだったと思う。
…いや、ぶっちゃけそれは僕の青白好きが欲目になっているな。
青赤は苦手なデッキが少なかったし青赤が最強だった可能性もある。
青赤と赤白でぶつかると青白が勝つんだけど…この辺は難しいね。
とはいえそれを差し引いても《急流の魂》や《冷水カミツキガメ》を採用したデッキが強力だったことは間違いない。
《急流の魂》は何が強かったか?
・飛行能力によるブロックしづらさ
・環境主流の全体除去を耐えられる
・パワー3で7回殴ればゲームが終わる
・実際にはオーラでキルターンが更に縮む
・除去されないので除去に弱いメカニズムであるオーラと相性がいい
もはや《急流の魂》が着地してオーラをつけた上で負けることはなかった。
環境初期は赤単にプレイヤーが焼かれるペースが早くてそれでも手遅れになりがちだったが、
絆魂を与えるオーラの採用でその危険も格段に減った。
通常このタイプのデッキが強力である場合、「布告除去」がメタとして使われだす。
「布告除去」とは《悪魔の布告》に端を発する「相手プレイヤーはクリーチャーを1体生贄に捧げる」という効果である。
相手プレイヤー自身に除去を強いるので呪禁クリーチャーを除去できるのだ。
じゃあなぜ青白呪禁は強かったか?
それはもう単純な理屈である。
なかったのだ。
スタンダードPauperには布告除去がなかったのだ。
メタカードがないゆえに《急流の魂》デッキは強かった。
青単のロック系のフィニッシャーや青赤のコントロールでのフィニッシャー、
そして青白オーラや青緑オーラで強い存在感を発揮していた。
だがその天下もここで終わりだ。
紹介しよう、スタンダードPauperにおける新しい布告除去
《地底街の抱擁》だ!
3マナでインスタントという使い勝手のいい性能に、
デッキの指針になる「パワー4以上がいればライフ回復」という能力もある。
青系の呪禁デッキへのメタとしてのこのカードの台頭や、
青系ほど強くないのでやや下に甘んじていたが布告に強いマーフォーク系青緑呪禁が強くなるかもしれない。
MTGアリーナのスタンダードPauperは今週末2月9日から!
一足早くデッキを作って友達とダイレクトマッチで腕を磨いてもいいかもしれない。