いよいよ、輝ける世界の全カードリストが公開されようとしている。
ほとんどのマジックプレイヤーにとって「めぼしいカードはもう出尽くしたよ」という段階なんだけれど、
この記事を書いている私や読んでいる君にとっては違うだろう?
そう、コモンカードの公開だ!
人々が熱心に見ない3マナ以下のコモンカードこそ、NEO-KBPTL民にとっての楽しみなのだから!
そこで今回はフルスポイラーに先駆け、旧神河ブロックで使用可能なカードの中で大きく立ち位置を変えてきそうなカードをチェックしていこうじゃないか!
エンチャント除去
輝ける世界では「エンチャント・クリーチャー」や、オーラを参照する「改善」そして、統率者に指定できる「英雄譚」などの強力なエンチャントが存在する!
KBPTLに比べて「エンチャント除去」の持つ重みは遥かに大きくなっている!
白や緑のエンチャント除去はNEO-KBPTLでは複数枚デッキに入れても腐りにくいものになっているかもしれない。
アーティファクト除去
こちらも同様に除去対象に困りづらくなった効果だ。
輝ける世界には「機体」「換装」、「装備品」による改善。
そしてアーティファクト ・クリーチャーたちがいる。
それらに対して強くできるアーティファクト除去もエンチャント除去同様に立ち位置の上方修正が大きく取られているだろう。
連繫(秘儀)
一見、連繫(秘儀)が輝ける世界で得たものは何もない。
新しい秘儀も新しい連繫もない。
では、それらの相対的な立ち位置は悪くなっただろうか?
…逆だ! 大いに上がっているのだ!
固有色が2色以上ある統率者の登場はひとつのデッキが搭載できる秘儀の枚数を爆発的に増やしたのだ!
秘儀呪文が多くなれば連繫を活用できる機会も多くなる。
KBPTLよりも連繫(秘儀)デッキの構築はずっと楽しいものになるだろう!
色マナ関連
単色の統率者ばかりだったKBPTLと違い、NEO-KBPTLでは多色デッキが登場する。
これは実質的に使い所のなかった「マナの色を変える能力」などに存在価値を生み出した。
単色デッキ相手には効果の浅かった土地破壊カードも、NEO-KBPTLでは深い傷を負わせることができるようになるだろう!
期待しているもの
黒に3枚ある「デーモンをコントロールしていない時にデメリットのあるクリーチャー」は、KBPTLではデーモンがいないことから単なるデメリットクリーチャーだった。
(それでも多くの黒いデッキがこれらを採用していたことを思い出そう!)
もし輝ける世界でデーモンが追加されれば…NEO-KBPTLでもデーモンデメリットサイクルは再び、いや前以上の活躍を見せることだろう!
いかがだっただろうか?
KBPTLとNEO-KBPTLとでは環境が大きく変わり、それに伴いカードの評価も大きく変化する。
今夜のフルスポでここに書かれた内容がより強固になったり、
あるいは裏切られるかもしれない。
君も古い神河ブロックのカードに目を通してNEO-KBPTLで活躍しそうなカードを探して見ないか?
↓旧神河、使用可能カードリスト↓