バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【#MTG】かんたん!統率者のみ銀枠EDHデッキのすゝめ【#EDH】

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MTGには様々なカジュアルフォーマットがあり、いくつかの「使えないカード」がある。

 

そう、今日するのはカジュアルなEDH(統率者戦)と銀枠の話だ。

その名も「統率者のみ銀枠EDH」のすゝめだ!

 

名前のまんまで特に説明することはない気がする。

でもまあ一応説明しようか。

統率者のみ銀枠EDHとは文字通り、統率者のみ銀枠にしたEDHのことだ。

この説明でわかる人、気になる人はまあそのまんまなので遊んでほしい。

 

この記事では「EDH」「銀枠」も分からない人向けに続きを書こうと思う。

 

EDH(統率者戦)はデッキのリーダーとなる伝説のクリーチャーを選び、残り99枚のカードを足した100枚デッキを作る。

基本土地以外は同名カードは1枚までなので非常にたくさんの種類のカードが入った楽しいデッキができあがる。

リーダーに選んだカードによってデッキに入れられるカードの色には制限がかかる。

例えば緑のクリーチャーを選んだら基本土地タイプは森しか入れられないし、デッキに黒いカードを入れることもできない。

 

ただし、サワギバのように「黒マナが能力の起動に必要なクリーチャー」のデッキで沼や黒いカードを使えないとするともったいないよね。

そこで、統率者のデッキ構築制限はルール上の色だけでなくテキスト全体を見渡した色マナ・シンボルによって決定される。

この概念を「固有色」と呼ぶ。

統率者の固有色が黒と緑であればデッキに入れられるのは、

「森」と「沼」と、固有色が「黒」「緑」「黒と緑」「無色」のカードだけとなる。

 

さてデッキの枚数が100枚もあるとリーダーを決めたのに手札に引けるか分からない。

そこで、統率者は山札に混ぜずに脇に置いておく。

そして、「第二の手札」として召喚できる。

この第二の手札を統率領域と言う。

 

リーダーである統率者が戦場を離れる場合、例えば破壊されたりして墓地に置かれたとき、それを「第二の手札」統率領域へ逃がすことができる。

 

そして再び、そこから召喚することができる。

ただし、マナコストは(2)重くなる。

サワギバなら(2)(緑)が(4)(緑)になる。

その後、また破壊されたなら更に2マナずつ召喚コストは重くなっていく。

 

こうしたルールによって統率者に選んだカードを軸にした戦法を組み立てるのが統率者戦の楽しみだ。

 

さて、話を銀枠に移そう。

銀枠とはマジックのカードの種類で「ジョーク用に作られた大会使用禁止カード」だ。

効果も笑いを誘うようなものや既存のカードのパロディ、あるいは非常に強力なオリカであったりする。

 

こうしたジョークカードは大会以外の場であれば相手の了承があればデッキに加えて楽しむことができる。

 

…ただ日本人には少しばかり壁がある。

銀枠カードはすべて英語なのだ。

 

大量の銀枠を使用したマジックはとても面白いのでぜひ体験してほしいものであるが…

一方で日本人のコミュニティでは仲間内でも気軽に遊ぶことができないのが実情である。

 

さて、ここまで説明すれば勘のいい人はもう気づいただろう。

「統率者のみ銀枠EDH」のすゝめとはつまり、

1枚の英語版ジョークカードと99枚の普通のカードで遊ぶマジックなのだ。

統率者であればその存在はゲーム中に常に目立ち、その中心となる。

 

たった1枚のカードでも存在感を示すことができるわけだ。

そして対戦相手も複雑な英語テキストを何枚も見せられることなく、

ゲーム開始前に公示されるたった1枚についてだけ覚えればいい。

(おっと、統率者戦は4人くらいで遊ぶバトルロイヤル形式だから3枚か。まあ2枚くらい誤差だろう?)

 

なんなら、普通の統率者戦デッキの持ち主でも気心の知れた相手であれば「1枚くらいなら…」と許してくれることも決して珍しくないだろう。

カジュアルなEDHをのびのびと楽しめる環境であればぜひ一度組んでみてほしい。

 

 

…とはいえ、統率者戦初心者が銀枠のカードを組み合わせたデッキを組むのは難しいかもしれない。

 

そこでこの記事では「構築済みデッキ1つ」と「銀枠カード1枚」で作れる「統率者のみ銀枠EDH」を紹介して終わろう。

 

まず使う構築済みデッキはこちら…

MTG  統率者デッキクアンドリクスの量子 日本語版

 

青緑のトークンを主体にしたデッキだ。

このデッキに銀枠のトークン生成能力を持つカードを1枚加えて味付けしよう。

 

私が選んだ銀枠ジョークカードは…こいつだ!

《ダイスの公女、ピッパ》

 

「6面体サイコロを振る。それは出目に等しいパワーとタフネスを持つサイコロ・クリーチャー・トークンとなる。」

「サイコロを1つ振りなおす。」

という2つの能力を持つジョークカードだ。

 

例えば1つ目の能力でサイコロを振って2の出目が出ればそれは2/2のトークンとなる。

もし、2/2のトークンが後々になって3/3と戦闘になればチャンスだ!

「サイコロを1つ振りなおす」能力を使い、サイコロ・トークンを振りなおすのだ!

2分の1の確率で相打ち以上の成果が得られる!

 

 

構築済みデッキトークン戦略をサポートするようにできているのでこのデッキはシンプルながらも複雑な楽しみにとんだ体験を与えてくれるだろう。

 

さらに!

このデッキには高い拡張性が秘められていることも伝えておくべきセールスポイントだろう。

 

好評発売中のブースターパック『フォーゴトンレルム探訪』

このパックには20面体サイコロを振るカードがたくさん入っている!

赤、黒、白のカードは使えないが緑と青とアーティファクトはこのデッキに足すことができる。

Pippaの能力では「何面体」のサイコロを振りなおせるかの指定はないため、それらの20面体を振りなおすこともできる!

 

《ピクシーの案内人》のような『フォーゴトンレルム探訪』の20面体サイコロ支援カードもまた何面体のサイコロをサポートするかは明言されてない。

Pippaの6面体サイコロも恩恵にあずかることができるぞ!

 

 

サイコロを振って振って振りまくるマジックを楽しみたいなら、

ぜひこのデッキを作って友達を誘ってみてほしい。

きっとエキサイティングなひと時を共に過ごせるだろう!

 

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