そろそろジョークセットのあるマジック・リーグにも慣れてきたころだよね?
今日ご紹介するデッキは【ステッカー・チンパン】。
ステッカーをぺたぺた貼りながら脳死で殴ってくるチンパンジーデッキだ。
この《_____ ゴブリン/_____ Goblin》に「Unsanctioned」の名前ステッカー(母音5文字!)を貼ることでマナ加速しながらクリーチャーを展開したり、
《ゴブリンのエアブラシ師》で宝物トークンを出してマナを伸ばしていく。
出したマナでぞくぞくクリーチャーを展開してガンガン攻撃していくことで相手のライフを責め立てるデッキだ。
本来は盤面に直接影響しない名前やアートと言ったステッカーは、カード性能を変化させる能力ステッカーやパワー/タフネスステッカーと違って貼るためのコストが安く済み、チケットも必要ない!
これらをテンポよくぺたぺたと貼りながら本来ならステータスに介在しないアート・ステッカーを打点へと変えていける《ちっちゃな勇者》を1ターン目に出して育てていく。
(コモンなので複数手に入ることもあるらしい)
これが【ステッカー・チンパン】デッキの戦い方だ!
最初にテンポよくデッキが回ったことで使用者はすっかり【ステッカー・チンパン】の魅力にとりつかれていたが、実際のところ勝率は芳しくない。
とはいえ、ステッカーをペタペタと貼るのは楽しいらしく試合に満足しているようだ。
「ところでステッカーって『貼って剥がせる』とうたわれてた割にはあんまり使い回し効かないよね?」
「物理的なステッカーの性能が要求される水準に達していない」
ジョークセットでしか使えないドングリカードだけでなく、通常の黒枠にもステッカーを刷るのならもう少しだけステッカーの性能をあげて欲しかったなあ……。
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