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【スタンダードPauper】アブザン宿根【白黒緑墓地肥やし】

 

今日もスタンダードパウパーのデッキ作成、はっじまるよー。

 

…と、その前にMTG(マジック:ザ・ギャザリング)の開発元WoC(ウィザーズ・オブ・ザ・コースト)の名言にこんな言葉がある。

「どのセットにも、そのセットから始める人がいる」

 

そう、もう6回目の連載となる記事だが、

この記事から読み始める人もいるかもしれない。

 

というわけで、おさらいだ。

・この記事は?

Twitterで募集した、みんなが希望した色のスタンダートPauperのデッキを組む企画連載だ。

その色のデッキを組むのが目的なので極力その色で組む意味がある構築にするが

ファンデッキ寄りの構築になることもある。

 

・スタンダードPauperって?

格安でMTGを始められるルールだ。

「イクサラン」ブロック

「基本セット2019」

「ドミナリア」

「ラヴニカのギルド」

これらの比較的新しいパックの「コモンカード」(一番レアリティの低いカード)のみが使える。

 

OK,企画は理解してもらえたかな?

それじゃあ第六弾のお題、行ってみよう!

 

うん。名前に「アブザン家」と堂々と名乗っているね。

リクエストも当然アブザン()だ。

 

なぜこの色をアブザンと呼ぶかというとMTGの背景世界の物語で、

この色の氏族である「アブザン家」という集団がいた。

非常に防御的で忍耐強く、相手の攻撃を耐え抜き逆転する。

生き残ることは力である。長く生きれば経験がヒトを鍛える。

そんな氏族だ。

 

当時、この色を使ったデッキは当然アブザン家の人間(あるいは鷹とか犬人間とかサイ)を使ったデッキだった。

 

今ではアブザン家のカードがスタンダードで使われることはないが、それでもの三色で組まれたデッキは「アブザン」の名前で呼ばれ続けている。

 

ちなみにこのアブザンカラーのデッキはカジュアルに使って楽しく、

ガチで組んでも強い、という氏族だった。

アブザンが初登場したタルキールブロックでの小噺をひとつ。

タルキールからマジックを始めた3人のプレイヤーがいた。

1人はデッキを、2人目はを、3人目はでデッキを作った。

1か月後、全員がアブザンのデッキを持っていた。

(2人目と3人目は3色目を入れて包囲サイを入れるために、1人目は余った使わない色の3色からカジュアルデッキを組んだため)

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さて、ではスタンダードのコモンでの3色デッキは組めるだろうか?

もちろん!

 

さあ、スタンダードPauperの時間だ!

 

まずは土地から

さて、この企画ではいつだって土地からデッキを組んできた。

この色のデッキはタップインではあるが大量の多色土地が選べる。

≪放棄された聖域≫

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≪穢れた果樹園≫

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≪平穏なる広野≫

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それから≪セレズニアのギルド門≫と≪ゴルガリのギルド門≫

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合計で5種類の2色土地があるが、

全て4枚詰むとタップインの土地が20枚。

これはかなりデッキがもっさりしてしまう。

 

僕は過去にそういうデッキも組んだことがあるし、

見掛け倒しでなくフライデーで2位になったこともある。

(ちょうどアブザンの出たタルキールの頃の話だ)

 

だがそんな自慢話は置いておいて、さすがにスタンダードPauperでその動きは遅すぎる。

スタンダードPauperだと速度がそんなに速くないから大丈夫だと思ってはいないだろうか?

実はスタンダードPauperには「全体除去」の層が薄いため、

悠長なことをしているコントロールデッキは終盤の巻き返しができずに負けていく。

 

なのでタップイン20枚は流石にやめておこう。

とはいえこのシリーズでも最も土地の選択肢が広いカラーだとわかった。

 

今回は土地より先にデッキに入れるカードから固めていこう。

 

多色のカードパワー!…?

さて、3色のデッキ、しかもコモンにそれぞれ多色カードのある白緑と緑黒の組み合わせだ。

これはかなりパワーカードを詰め込める…と思いきや、

実は黒緑の組み合わせは少しカードパワーが足りない。

 

緑黒の強力なカードはレアリティが高いためコモンではイマイチなのだ。

例を挙げよう。

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難しいことが書いてあるように見えるが

「場に出ている、あなたの最弱のカードと相手の最強のカードを破壊する」という意味だ。

もちろんそうは書いてないので応用により違う使い方はできるが基本はそうやって使うカードだ。

4マナ…?

そんなに重いコストはいらない。

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2マナの≪切断された糸≫はほぼ同じ用途に使えて、ライフも回復できる。

 

緑黒の多色コモンのパワーはそれほど高くないんだ。

でも面白いクリーチャーもちゃんといるぞ。

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《よろめく根茎》は大きなクリーチャーになれる可能性を秘めている。

…あー。でもトランプルのようなダメージを通す能力はないし除去耐性もない。

それでも一応終盤には大きなカードになれるかもしれない。

 

《よろめく根茎》を有効に使うには早い段階から墓地にクリーチャーカードを貯める必要がある。

クリーチャーを出してそれが死ぬのを待っているような、そんな暢気に構えているようではいけない。

「盤面にクリーチャーを並べながら」「墓地にクリーチャーをため込む」

両方をやることが求められている。

 

スタンダードのレアも使うデッキはそのために「探検」と「諜報」を使う。

スタンダードPauperでも、これらのシナジーは活かせるだろう。

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またキーワードになっていなくても自分のデッキを大きく削るクリーチャーはいる。

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《ウインドグレイスの見習い》は飛行のパワー3でデッキのカードを一気に3枚送れる。

《よろめく根茎》のような「宿根」能力は墓地にクリーチャーが溜まるほど強くなる。

これらのカードでデッキからカードを墓地に送って強化しよう。

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《感情化粧師》《活胞子ワーム》のように宿根でパワーを上げるカードが反撃の起点になる。

耐えて墓地にクリーチャーを蓄えて、これらでパワーを上げたクリーチャーでハードパンチを食らわせてやろう。

 

 

白緑ではどうだろう?

アブザンの忍耐にぴったりの奴がいる。

ケンタウルスの仲裁者》だ。

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こいつは(少なくと口では)平和的なことを言う奴だ。

互いのプレイヤーにライフを与える平等さがある。

 

だがこいつには3/3の本体がついてくるのを忘れてはいけない。

1回でもこいつの攻撃が通れば、与えた回復は帳消しだ。

 

 

相手の攻撃を受け止める壁であり、パワーがあるのでブロッカーがいても攻撃してくる間抜けなゴブリンどもを殺して次のターンに殴ってくる数を減らせる。

そしてライフ回復でさらに速攻デッキ相手に耐性がある。

 

終盤に自分が有意な時に「オーバーキル」めいたダメージを出すデッキでは

序盤の相手の攻撃を耐えるのに、こういうクリーチャーを検討できる。

20点での勝負には勝てないが30点勝負なら勝てたのになあ…という

終盤に強いデッキではこういうクリーチャーを4枚積めるだろう。

 

「オーバーキル」めいたダメージはどうやって出せばいいんだろうか?

大抵は大型クリーチャーを並べた後に1ターンのあいだ全体強化する呪文でそれを実現する。

だが「宿根」デッキではやはりデッキの呪文はクリーチャーで固めておきたい。

となればそういった効果を内蔵したクリーチャーカードが欲しい。

そんな都合のいいクリーチャーはいるものだろうか?

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いるとも! 宿営地の守り手にお任せあれ!

こいつは全体強化する8マナの呪文の感覚でデッキに忍ばせても

1マナのクリーチャーとして使えて腐らないし、

中盤に邪魔だと思えば墓地に落として宿根の数を稼げる。

 

他にも除去呪文の代用として接死クリーチャーを入れることでもクリーチャーの数を増やせるだろう。

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あー。それからコモンじゃどうしてもクリーチャーで代替できないカードとして

《復活》を採用しよう。

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墓地に落ちてしまった宿根クリーチャーを回収できる。

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《魂回収》とどちらをとるかは趣味にもよるが、

墓地からあまりたくさん回収すると今度は宿根が弱くなるので、1枚回収とドローの《復活》をおススメする。

 

 さらに、墓地発動の効果を持つカードを入れよう。

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《野生林の鉤爪》はとても弱い《怨恨》だが

《怨恨》と違い、山札から墓地に送られた場合でも回収できる。

クリーチャーではないがこれもデッキと相性が良いので採用したい。

 

 

 さて、ではデッキの形にしよう。

土地は《進化する未開地》も追加の特殊地形として入れている。

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ダブルシンボルカードが少なく、各色1マナ出ればいいため

やや弱いタップイン土地である未開地をあえて採用しデッキを掘り進めるようにした。

1枚では大して変わらないかもしれないがその一寸の差が効いてきたり、

白黒のタップイン土地からは逆立ちしても出ない緑マナを引っ張ってこれるところを3色デッキでは評価したい。

 

ほぼ同じスペックの土地の枚数が変に散ってるのは趣味だ。

僕は土地の絵柄はできるだけバラバラにしたい派なので

絵柄違いが少ない土地は少なめに、絵柄の豊富な土地は多めに配分してみた。

 

 

【アブザン宿根】デッキレシピ

 

土地24枚

3 《放棄された聖域》

2 《穢れた果樹園》

2 《平穏なる広野》

3 《ゴルガリのギルド門》

2 《セレズニアのギルド門》

2 《進化する未開地》

4 《森》

4 《沼》

2 《平地》

 

クリーチャー 30枚

2 《ラノワールのエルフ》

2 《宿営地の守り手》

4 《イクサーリの卜占師》

4 《ティシャーナの道探し》

4 《冷酷なゴルゴン》

4 《ケンタウルスの仲裁者》

4 《よろめく根茎》

2 《感情化粧師》

2 《ウインドグレイスの見習い》

2 《活胞子ワーム》

 

その他呪文 6

2 《切断された糸》

2 《復活》

2 《野生林の鉤爪》

 

それでは君もこのデッキで耐えてから巻き返すアブザンの流儀を感じてみよう!

 

お値段 約500円 (基本土地代別)