バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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超次元MTG対戦TYPE/Zeroかじゅある 第二話『後手の逆襲!0ターンキル再び』

超次元対戦TYPE/Zeroかじゅある

第二話『後手の逆襲!0ターンキル再び』

 

 前回↓

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前回までのあらすじ

マジックのゲーム中に効果処理としてマジックのゲームをやる中で、マジックのゲームをすることになった。

 

「さあ、開始ライフ5点でのサブ・サブゲームを始めるよ!」

「あっ! ちなみにその場合は別の机の下に移動するルールだから、あっちのテーブルに行こうか」

 

「一応、公式もサブゲーム中のサブゲームの想定があるんだね…」

 

「この机の下のサブ・サブゲームにはメイン及びあっちの机の下のサブゲームから《権力行使》は持ち込めない」

「でも私はサイドデッキから3枚目の《権力行使》を持ち込んで先手をもらうよ」

 

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「マリガンチェック…キープ!」

 

「マリガンチェック…マリガンを1回して…」

「まだだ…マリガン…」

「もう一度…マリガンして…」

「よし、キープ」

 

「何か探してるみたいだけど、その少ない手札で勝てるかな…?」

「ゲーム開始時に!《神の導き》を公開してライフを26点に!」

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「あれは長田(おさだ)の《ドロスの大長》デッキを倒したレイの切り札のひとつ!」 

 

「そんな…ライフ5点とライフ26点でのゲームだなんて!」

 

「ライフ20と26の差ならともかく5点と26点では…」

 

「自分はライフ5点でゲームが行われると知っているからこそのカードというわけか」

 

 

「さすがに…アオイの負けだな…26点をマリガンした少ない手札で削れるわけがない…」

 

「確かに、この手札じゃ26点ものライフを削ることはできない…」 

「でも、私の勝ちだよ」

 

「…!?」

 

「私もゲーム開始時に手札からカードを公開!」

 

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「ドロスの大長を2枚公開して効果を発動!」
「レイちゃんから合計6点のライフを吸収!」

 

「あれは…! 長田の切り札…!《ドロスの大長》!」

 

「確かにライフ5点の相手から6点奪えば勝てる…だがライフ26点の相手には…」

 

「そうよ、以前《ドロスの大長》は《神の導き》には勝てなかった…!」

*TYPE/Zero本編第二話「驚異の0ターンキル!黒単の恐怖」のこと

 

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「いいえ…!わたくしがアオイさんに託した《ドロスの大長》は勝ちますわ…!」

 

「え? でも、あの時は先攻をとっても勝てなかったのに…?」

 

「《ドロスの大長》と《神の導き》は効果のタイミングが同じ」

「故に先行後攻が大事になりますの…!」

 

 

「あの時、《神の導き》を使うレイちゃんは後攻を選んだ」

「それが長田さんにヒントをくれたんだ…!」

 

「そうか! APNAPルール!」

 

「知っているのか、ミンメイ!」

 

「APNAP…APとはアクティブ・プレイヤー、つまり行動順が回ってきているプレイヤー」

「NAPとはノン・アクティブ・プレイヤー、行動順がきていないプレイヤーのことアル」

「APNAPルールは『同時に何かが起きる時』の処理順を定義するルール!」

「まずAPが次にNAPが選び…処理は逆にNAPの側から解決していく…!」

 

「つまり、この場合は…?」

 

「ゲーム開始時の効果は『先手から先に誘発し、効果処理は後手から行う』」

「後攻が《神の導き》を使うと先攻は《ドロスの大長》では勝てない…」

「ですが逆に《ドロスの大長》側が後攻の場合、処理順が逆転する!」

「ライフが26になるより早く、《大長》のライフドレインが解決され、後攻の勝ちになるのです!」

 

「必ず先攻が取れる《権力行使》が逆に不利を生んだってことか…!」


「対応なしだよ…」

 

「私のライフがなくなって、ダンジョン内ダンジョンでのサブ・サブゲームはアオイちゃんの勝ちだね」

「さすが、アオイちゃん…!」

私のゲームについてこれる相手…!」

 

「勝ち負けがなければ勝負じゃない…そうでしょ?」

 

「私、今ほんとうにマジックが楽しい!」

「それじゃあサブ・サブゲーム終了時にサブ・サブゲームで使ったカードをサブゲームのデッキに戻すよ」

 

「さっき机の上のメインゲームから持ってきた《ダンジョン突入》は…」

 

「サブゲームのデッキに加えてシャッフル。効果は引き続き解決されるよ」

 

「つまりサブゲームの中で《燃え立つ願い》を唱え続ける限り、デッキへサブゲームカードが無限に再装填され続ける…!」

 

「それどころかメインゲームの墓地にあるサブゲームカードだってゲームの外部だから回収できる…」

 

「これじゃあ永遠にゲームが終わらないよ!」

 

「エターナル・サブゲーム…!」

 

「終わりなき【千夜一夜物語】…!」

 

「それでも私は諦めない!最後までゲームを続けるんだ!」

「サブ・サブゲームに勝利したボーナスによって、私はデッキからカード2枚探し、サブゲームの手札に加える!」

 「勝負は…ここからだよ、レイちゃん!」

 

次回、超次元MTG対戦TYPE/Zeroかじゅある

第三話「青の反撃!嵐を呼ぶ呪文」

 

 

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