やあ、久しぶりの胡乱フォーマットの話題だよ。
今日、紹介するのは『Multiplayer Lands』だ。
このゲームでは以下のデッキを組んで3~4人程度のプレイヤーが卓を囲む。
5《平地》
5《島》
5《沼》
5《山》
5《森》
計25枚
基本土地をそれぞれ5枚ずつ、合わせて25枚の土地カードのみでデッキを構築する。
それぞれのプレイヤーは毎ターン、土地を並べることができ…最初に5種類の土地を揃えたプレイヤーが勝利する。
ただし、各土地には以下の特殊な能力が備わっている。
森のカードは場に出たときにカードを1枚引けるキャントリップ。
山のカードは土地1つを破壊するランデス。
沼のカードはすべての対戦相手に手札を1枚捨てさせるハンデス。
平地は墓地からのサルベージ。
島のみ、他のカードと違い戦場に出しても何も起きない。
ただし、「手札の島と、追加の手札1枚あわせて2枚を捨てる」ことで
他人が出そうとしている土地を打ち消せる。
注意点としてこのゲームでは土地を出す際に、まず裏向きで出し、打消しの有無を確認してから表にして戦場に出し、能力を処理する。
例えば、あるプレイヤーの場に平地以外の4種類が出そろっている状態で、そのプレイヤーが土地を出すなら…
それが平地なのか明かされるより先に打ち消すかをきめなくてはならない。
そのプレイヤーは打ち消しをつり出すために敢えてすでに出ている土地を出してもいいのだ。
さっそく胡乱カードゲームDiscord鯖でプレイヤーを集めて遊んでみることに…
「あっ、待って。まだスリーブに入れ終えてない」
「別に基本土地はスリーブに入れなくてよくないですか?」
「…それはそう」
というわけでいざ、遊んでみるとこれがなかなかシンプルながらも奥深い。
「山で何を割るか」論とかプレイヤーごとに持論が違ってプレイングの違いが出る。
4種そろえてリーチのかかったプレイヤーが出してくる裏向きのカードは「上がり」なのか「ブラフ」なのか?
感想戦が結構もりあがる、見た目と裏腹にかなりシビアなゲーム性をしている。
これまで紹介した胡乱フォーマットの中でも格段に安く始められるので、みんなもぜひ遊んでみてほしい。
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