バーチャルVtuver豆猫さんの与太話

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【#MTG】ジョークセット解禁!Unfinityマジック・リーグ その4

 

そろそろジョークセットのあるマジック・リーグにも慣れてきたころだよね?

今日ご紹介するデッキは【ステッカー・チンパン

ステッカーをぺたぺた貼りながら脳死で殴ってくるチンパンジーデッキだ。

 

 

この《_____ ゴブリン/_____ Goblin》に「Unsanctioned」の名前ステッカー(母音5文字!)を貼ることでマナ加速しながらクリーチャーを展開したり、

 

 

《ゴブリンのエアブラシ師》で宝物トークンを出してマナを伸ばしていく。

 

出したマナでぞくぞくクリーチャーを展開してガンガン攻撃していくことで相手のライフを責め立てるデッキだ。

 

 

本来は盤面に直接影響しない名前やアートと言ったステッカーは、カード性能を変化させる能力ステッカーやパワー/タフネスステッカーと違って貼るためのコストが安く済み、チケットも必要ない!

 

これらをテンポよくぺたぺたと貼りながら本来ならステータスに介在しないアート・ステッカーを打点へと変えていける《ちっちゃな勇者》を1ターン目に出して育てていく。

(コモンなので複数手に入ることもあるらしい)

 

 

これが【ステッカー・チンパン】デッキの戦い方だ!

 

最初にテンポよくデッキが回ったことで使用者はすっかり【ステッカー・チンパンの魅力にとりつかれていたが、実際のところ勝率は芳しくない。

とはいえ、ステッカーをペタペタと貼るのは楽しいらしく試合に満足しているようだ。

 

「ところでステッカーって『貼って剥がせる』とうたわれてた割にはあんまり使い回し効かないよね?」

「物理的なステッカーの性能が要求される水準に達していない」

 

ジョークセットでしか使えないドングリカードだけでなく、通常の黒枠にもステッカーを刷るのならもう少しだけステッカーの性能をあげて欲しかったなあ……。

 

 

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【#TRPG】ソード・ワールド2.5ノベル+シナリオ ストーリーフラグメンツ、おすすめです。

ソード・ワールド2.5シリーズの最近の展開って興味深いですよね。

今回は新しく展開された形式の文庫本「ストーリーフラグメンツ」の布教です。

[北沢慶/グループSNE, 河端ジュン一/グループSNE, あおあそ]のソード・ワールド2.5ノベル+シナリオ ストーリーフラグメンツ (富士見ドラゴンブック)

 

この本は今までの「リプレイ」や「データブック」とは一味違う新しいスタイルの本です。

一冊の構成は4パートに分かれていて…

ソード・ワールド2.5の世界を舞台にしたビターエンド・バットエンドの小説「過去からの来訪者」と「砂礫の命」の2本。

それらの物語に自分たちで挑むことのできるシナリオパート2本が掲載されています。

 

総じてこれまでのTRPG関連商品で言うなら「シナリオ集」に近い感じかもしれません。

ただ、この本は小説パートがついていることでGM向けのシナリオ集としてだけでなく世界観を味わいたいタイプのプレイヤーにもオススメできる点や、

シナリオパートがソロプレイ対応になっていることからプレイヤー専の人にもお勧めしやすい本になっています。

 

ソード・ワールド2.5の商品展開として非常に興味深い作品であり、

これからもソード・ワールド2.5ノベルは、こういうノベル+シナリオ形式で出してほしいなあ……と感じる作品でした。

 

 

 

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【#MTG】本物パイオニア/True Pioneerで遊ぶ。UBRGCジャンクVS青白コン

さて、君はマジックの公式データベース「GATHERER」を使ったことはあるだろうか?

2022/10/19現在、このデータベースには大きなバグがあるのをご存じだろうか?

 

一部のパイオニアで使用できないはずのカード群が「GATHERER」上ではパイオニアリーガルカードとして表示されてしまうというバグである。

 

 

あの《太陽の指輪》がパイオニアLegalってマジ?

太陽の指輪

 

というわけで私の所属するDiscordサーバーでこんな誘いが立つのも時間の問題だった。

 

・対戦募集

20時ごろmtgのパイオニア対戦募集 構築ルールはマジックイベント規定及び「GATHERER」に従うものとします

 

そう本来イリーガルなパイオニアLegalバグカード群を解禁した本物パイオニア/True Pioneerの対戦募集である。

 

この「真のパイオニア」を見に多くのマジックプレイヤーが集まり試合の行く末を見守った。

 

全員が注目するデッキがこちらの【UBRGCジャンク】だ。

強力無比なパワーカード群を搭載し、《太陽の指輪》からの早期着地を目指すなんともパワフルなデッキだ。

 

迎え撃つのは伝統的な【青白コントロール

果たして勝負を制するのはどちらか?

見学者全員が固唾をのんで見守る中、ゲームは進行する。

 

1ターン目。

《太陽の指輪》から2枚目の《太陽の指輪》という盤石のスタートを切った【UBRGCジャンク】。

2ターン目には《検閲》をケアしながら《難題の予見者》を強引に着地させホットスタートを切るかと思えば、

《難題の予見者/Thought-Knot Seer》[OGW] 無R

 

手札を減らすことなく《悪意の大梟》を2体展開するなど、とてもパイオニアとは思えない盤面を広げていく。

《悪意の大梟/Baleful Strix》[DMC] 金R

 

もはや我々の知るパイオニアではないゲームがそこにはあった。

ゲーム最終盤面、【UBRGCジャンク】の残りライフは5点。

【青白コントロールの盤面には飛行を持つ5/5の鮫トークン。

鮫の攻撃が通れば【青白コントロールが勝利できるところまでゲームは詰められている。

 

しかし、【UBRGCジャンク】側のブロッカーには《長老ガーガロス》と《悪意の大梟》の2面対空戦力が立っている。

《長老ガーガロス/Elder Gargaroth》[M21] 緑R

 

9マナまで土地を伸ばした【青白コントロールがここで少し考えこむ。

【UBRGCジャンク】がタップアウトして妨害の飛んでこない状況。

相手盤面を2体処理できれば勝ちが確定するが、パイオニアのカードでこの状況を打破できる除去は《冥途灯りの行進》くらいだろう。

軽減コストによって1マナで大梟を処理できるとして、残り8マナ。

墓地には《記憶の氾濫》が置かれている。

もしデッキ上から7枚見た中に1マナでガーガロスを除去できる奇跡のようなカードがあれば勝ちが確定する。

 

フラッシュバックで唱え、7マナ。

果たして上から7枚の中に回答は……

 

存在した。

 

 

本来、パイオニアに存在しない1マナの除去呪文《流刑への道》!

True Pioneerの山札の上7枚の中にそれらはあった。

 

見学者は歓声に包まれ、この名勝負を称えた。

 

イオニアすごい!

本当にすごいんだ!!

 

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【#MTG】ジョークセット解禁!Unfinityマジック・リーグ その3

 

「Unfinity」のある胡乱鯖マジック・リーグの世界。

今回もジョークセットのUnfinityらしい光景を皆さんに伝えるよ。

今回注目のデッキは【アトラクション・タワー】

 

Unfinityが使える対戦では最低3枚のアトラクション・カードをデッキの横に用意して使うことができる。

そして理屈の上ではデッキにアトラクションを開くカードが1枚しか入っていなければアトラクション・デッキの枚数は少ない方が良い。

 

レアリティの高い派手なアトラクションを開く可能性が高まるからだ。

 

だが逆にアトラクションを開くカードがデッキに4枚入っている場合は?

もし4枚目のカードを使っても開くべきアトラクションが無ければ単に不発に終わってしまい損をすることになる。

 

デッキに10枚以上のアトラクションを開くカードを入れて、アトラクションの束を高く積んだ浪漫デッキ、それが【アトラクション・タワー】だ!

 

このデッキの要となるのはこちらのカード!

 

5文字以上の単語を指定することでカードを引ける伝説のクリーチャーだ!

指定する言葉は当然「Attraction」

 

これによりデッキの10枚以上のカードにドローのオマケを付けられる。

さらにアトラクションを開くカードだけでなく、対戦相手のアトラクションを破壊するカードなどもドローのオマケを得られるようになる。

 

次のアトラクションを開くことのできる「賞品獲得アトラクション」を採用することでアトラクション・デッキの枚数は10枚を超えて積み上げられる!

 

 

「……うーん。ポチっ!」

「あー?《経験豊富なボタン押し》か? ボタン!」

「っしゃあ!せいかーい!」

 

 

「Tで始まるエキスパンションは?」

「T,T,T……テンペスト!」

 

こうした賞品獲得のためのミニゲームが毎ターンのように行われ、そのたびにワイワイガヤガヤと騒ぐのは楽しい…楽しいが…疲れる!!

 

 

「そのアトラクション、弱いって。まだ入れてるんですか?」

「そのミニゲーム絶対クリアできないから入れない方が良いよ!」

 

「ええい、うるさい! 開けるアトラクションは多いほどいいんだよ!」

 

あなたはアトラクションカードは少ない方が良い?

それとも多い方が良い?

 

それではまた次回、それまでにあなたがすべてのアトラクションを訪れられますように!

【#MTG】ジョークセット解禁!Unfinityマジック・リーグ その2

今回は胡乱鯖マジック・リーグUnfinity環境で現在猛威を振るっているデッキ、【縦並びビートダウン】を紹介しよう。

 

【縦並びビートダウン】の主な動きはクリーチャーやトークンを複数だして並べていく戦略である。

 

特に強力なのがこちらの機体カードだ。

トークン並べ能力が光るので膠着状態に一気に頭数を増やすことができる。

他にもトークンを並べる効果を使い以下のトークンを複数盤面に並べていく。//

 

こうして盤面に頭文字が「B」や「C」であるクリーチャーを横ならべしたら……

 

全体パワー強化+アルファストライクを付与!

ABC順で早ければ先制攻撃できるアルファストライクをBaloonやClownに付与して一気に圧をかけて突破する!

 

そんないわゆる「横ならべデッキ」のことをなぜこの記事では「縦ならべデッキ」と表現しているのか?

 

その答えがこのデッキのもうひとつの切札である、このカードに込められている!

 

飛び越える…?

 

飛び越えさせ方のお手本はこちらの動画で見れるぞ↓

www.youtube.com

 

このように縦に並べたクリーチャー・カードを一気に飛び越えさせることで3マナとは思えない圧倒的なステータスを持った速攻クリーチャーで高い打撃力を叩き出すことができるのだ!

 

横ならべ展開したクリーチャー軍団を縦に並べて飛び越える!

縦並べビートダウンが、今もっとも胡乱鯖で高い勝率を上げている!

このデッキを超えられる他のおかしなジョークデッキが登場するのか?

 

それとも期間終了までデビル・K・ネビルが飛び越えていくのか?

今回の胡乱鯖Unfinityリーグのプレイレポートはここまで!

 

それではまた次回!

それまであなたのカードの頭上をデビル・K・ネビルが完全に飛び越せますように!

 

 

【#MTG】ジョークセット解禁!Unfinityマジック・リーグ その1

この週末にMTGの最新のジョークセット「Unfinity」が発売された。

それを祝して私たちのプレイグループ胡乱鯖マジック・リーグでは「Unfinity」の使用を解禁し、週末を楽しく過ごした。

この記事シリーズではそんな胡乱鯖マジックリーグの様子をみなさんにも少しだけ知ってもらおう。

 

【アトラクション・コントロールVS【チケット・ミッドレンジ】

 

まずデッキの動きを紹介する前に「Unfinity」のアトラクション・メカニズムについて説明した方が良さそうだ。

 

アトラクション・カードはデッキの外に置いておくカードで胡乱鯖マジックリーグでは3枚以上のアトラクションを含むアトラクション・デッキを作るようになっている。

(アトラクション・デッキの枚数は対戦ルールによって違うので自分で使う場合は何枚のアトラクションが必要か要チェックだ)

 

「アトラクションを開く」という指示のあるカードを使った場合、ランダムに1枚アトラクションを戦場に出し、各ターンの第1メイン・フェイズの開始時に、1個の6面体サイコロを振ります。

 

アトラクション・カードの右下には1~6の数字が書かれていて、対応する数字の目が出た場合、そのアトラクションに書かれた観覧能力が誘発します。

 

 

長期戦になればなるほど、アトラクションを訪れる回数は増えエキサイティングなことが起きます!

 

【アトラクション・コントロールはそんなアトラクションカードをアドバンテージ源にして立ち回るために様々なジョークカードで妨害を飛ばしてくるデッキだ!

 

 

「今、打ち消された『コスプレした2人がプロレスしてる除去呪文』って危険だと思う?」

「うーん。コスプレだし、プロレスならそれほど危険じゃないんじゃない?」

 

 

 

もう一方のプレイヤーが使う【チケット・ミッドレンジ】はどんなデッキだろう?

 

 

このカードを使うためには「Unfinity」のパックに同封されるステッカー(シール)が必要になる。

 

 en_GuckXrXyPA.png

 

ステッカー・カードにはご覧のように上部に3つの「名前ステッカー」と、

装飾品などをイラストに付け加える3つの「アートステッカー」、

そしてチケットを支払うことで貼ることができる「能力ステッカー」と、

「パワー/タフネス ステッカー」2枚ずつがシールとしてくっついている。

 

これをペリッっと剥がしてカードに張り付けることで名前を変えたり、武器を持たせたり、あるいは性能を強化することができるのだ!

 

【チケット・ミッドレンジ】はチケットを貯めて強力な能力ステッカーやパワー/タフネスのステッカーを貼った改造クリーチャーで戦闘を有利に進めようとするデッキだ!

 

特に強力なのがこちらの切札!    

 

チケット7枚分を一気に獲得し、強力なクリーチャーを作成できる。

 

//

 

例えば。この2枚のステッカー・カードなら

「7/2で破壊不能」である何かを作ることができる。

実際の試合では手元にあったリモコンにステッカーを貼ってクリーチャー化した【チケット・ミッドレンジ】側のプレイヤーがゲームに勝利していた。

 

実にクレイジーでエキサイティングなひと時だった。

 

だがしかし、これはマジック・リーグ。

負ければ新たなパックを追加できる!

 

このゲームが週末の間に、そしてこの10月の間にどんな風に変化していくのか……

シリーズ記事として書いていこうと思うので是非プレイレポートに期待していてほしい!

 

それまで、あなたのゲームにどんぐりの加護がありますように!

 

 

omamesensei2.hatenadiary.jp

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【#MTG】ルール指摘警察になる前に自分が文脈を読めてるか確認した方がいい。

 

ある時、あなたがTwitterをしていてこんなツイートを見つけたとします。

これを読んであなたはどう思ったでしょうか?

「はは〜ん。このツイートをした人物はUnearth/蘇生のルールを勘違いしてるな」と思った方。

あなたは比較的素直でUnearthのルールに詳しいプレイヤーなのでしょう。

 

しかし、もしあなたがその事をツイート主を調べてリプライで教えて指導してやらねば!という義憤に駆られたとしたら……

残念ですが、あなたはあまりマナーの良いMTGプレイヤーではないかもしれません。

 

ルールに関するツイートへ何かリプライを飛ばすときには、まず一旦落ち着いて以下のことを実践するべきです。

・ツイートを読み直す。

・自分の把握しているルールが最新のものか確認する。

・ツイートを読み直す。

・ジャッジの知り合いに自分のルール解釈が適正であるか聞いてみる。

・ツイートを読み直す。

 

特に気をつける必要があるのはあなたがジャッジ見習いであったり、あるいはlevelを持つ優秀なジャッジである場合です。

 

何か間違っているものを見つけた時に即座に直させようとリプライや引用リツイートをして、

あなた自身が誤ったルールを拡散してしまわないか気をつけるべきだと私は思います。

 

TwitterMTGのルール絡みの指摘をする時に一度Twitterを閉じて、

自分がするリプライや引用リツイートが正しく場にそぐうものであるかを考えてツイートできる人ばかりであったら。

 

TwitterMTGルールクラスタは楽しくやりとりをできるのにな、と思いました。

 

あなたがするべきは日本語版のテキストを示してこうリツイートすることです。

 

「おっしゃる通りです。《蘇生》によって戦場に戻した《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》は召喚酔いをするので、そのターンには攻撃できないことにも注意が必要ですね」