今回はクロコンの話じゃなくてMTGの話です。
MTGの高額パック『ダブルマスターズ2022』がワンピースカードゲームと同時発売したので、剥きながら遊んでいきたいと思います。
MTGにはワンピカードにはないシールド戦という剝いたパックで即席デッキ構築をして戦う遊び方があります。
高額パックからハズレアが出てきても、遊ぶことによってカード代ではなく呑みに行ったりレジャーに行ったりする「娯楽費」として扱うことで傷を慰める一種のイニシエーションです。
あるいは、自分の場合だとそもそも買う気がない高額パックでも「娯楽費」としてなら買ってしまおうという一歩踏み出す勇気にもなります。
こうして買ったパックでシールド戦を楽しむことを自分のプレイグループでは「減価償却」と呼んでいます。
では約1万円したパック代を「減価償却」していく過程をレポートしようと思います。
今回私が引いた神話レアはこちら!
……はい。
こちらを100円のハズレアとしてではなく、シールドの切札に据えて遊ぶことで、かけがえのないゲーム体験に昇華して娯楽費の「減価償却」をしていきたいと思います。
こいつをフィニッシャーに据えるためには墓地にカードを貯めていく行程が必要となります。
コモンカードゆえに複数枚取れたこれらの切削カード群で自分の山札からカードを墓地に送り、墓地の枚数を増やしていきます。
また落とした墓地は《絶滅の王》以外でも利用できるようにフラッシュパック呪文や活用カードを入れていきます。
こちらも複数集められたのが嬉しいですね。
デッキを大幅に削れる可能性のある《欄干のスパイ》を自分対象に売って墓地を肥やしたら…
いよいよ切札の《絶滅の王》を投下!
実戦ではパワー/タフネスが最大で21/21にまでふくれあがりました!
とはいえ、トランプルのない《絶滅の王》の攻撃は1/1のブロッカーにいともたやすく防がれてしまいます。
これを解決してくれる秘密兵器が《怨恨》です!
《怨恨》によってトランプルがついた絶滅の王はブロッカーを貫通してプレイヤーにダメージを与えられるようになります。
うーん、いいデッキに仕上がったぞ。
それでは実際に回してみましょう!
1ターン目に尖塔群をタップインし色マナを確保。
2ターン目に森を置いて《光胞子のシャーマン》
3ターン目に沼を置きつつ《屑肉刻み獣》で速攻!
合計6点パンチ!!
次のターンにも《屑肉刻み獣》の2枚目を投入し、こいつに《怨恨》をエンチャント!
5ターン目に《絶滅の王》をだして! そのまま押し切って勝ち!
いや~強いなあ~! 怨恨!
……ってこれじゃあランカーデッキじゃねえか!
対戦相手の皆さんからは散々「《絶滅の王》じゃなくて《怨恨》が強いだけ」とのお言葉を頂きました。
うるさい、勝ったものが正義だ。
勝利の美酒はうまい。 とりあえず、このデッキで仲間内のシールドを楽しみたいと思います。減価償却、減価償却っと。
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